区分を区分する

昨日のエントリについてさらに考えていたのだが、次の三つの切り口で整理できるのではないだろうかと思いはじめた。

  • 内的な性質 or 外的な性質
  • 静的な情報 or 動的な情報
  • 区分の内容が排他的か否か(組み合わせが発生するか否か)

まずひとつ目の内的な性質か外的な性質かだが、これによってエンティティ間に依存性を持たせるかが決まる。次に静的か動的かによってその項目に履歴が必要かいなかが決まる。そして三つ目、区分の組み合わせがあるか否かによって単項目にできるか交差エンティティを用意しなければならないかが決まる(本当は配列がいいけど……)。

で、それぞれの場合でどのようなテーブル構成にするかだが……疲れたのでまた明日(w

資産−(負債+資本)=利益ではない

某会計パッケージにて貸借対照表の利益計算に資本と負債+資本の貸借差額を使っていないので、どうしてなのかと聞いたら、全社で見たらきちんと利益が計算できるが部署別だと資本がないなどの理由で不適切な利益額になってしまうので、利益は損益計算書の結果を使うようにしてあるとのこと。

なるほど、納得。会計パッケージの世界は簿記の世界とは微妙に異なる知識が得られて面白い。