桂屋孫一のニューヨーク・アートダイアリー

2017-05-23

「ライヴァル」が必要。

19:45

重要なプライヴェート・セールの為に来再日したが、残念ながら不発(涙)…また頑張るさ!と、気合いを入れ直す僕は、仕事同様アート活動にも粉骨砕身する(笑)。

展覧会では、三井記念美術館で開催中の「奈良 西大寺叡尊と一門の名宝」で、重文「愛染明王坐像」や国宝十二天の内の「帝釈天像」の「白象」にキュンとしたり、都美の「ブリューゲル バベルの塔」展を観ながら、「『バビル2世』は此処に住んで居るんだよなぁ…」とか思い乍ら、主題歌を口遊んだり。そして関西出張中は、超熱心に観て居た仏像数寄で有名なコピーライターI氏に負けない様に、奈良博で待望の「快慶展」を、また再度訪れた藤田美術館の「ザ・コレクション」では「紫式部絵日記絵詞」や「春日明神影向図」を堪能する。

で、現代美術の方はと云うと、寺田アートコンプレックスのオープニングに向かい、SCAIの白石さん達ギャラリストと久し振りにお話しするが、最も印象的だったのはKosaku Kanechikaで始まった「佐藤允 求愛/Q1」展だ!

佐藤の素晴らしいセルフ・ポートレイト作品群は、激しく、センシィティブで、 観る者の心を引っ掻き回して傷を同調させるが、その波動に強く撃たれた僕は、無性に佐藤作品が欲しく為り、切ない気持ちに為る。展覧会後は皆で金近氏主催のディナーへ行き、佐藤氏を始めとするアーティストや美術誌編集長、コレクター達と歓談し鋭気を養った。

観劇活動の方も相変わらず…歌舞伎座の「團菊祭五月大歌舞伎」夜の部では、菊之助の政岡に感動したり、初舞台の亀三郎の可愛さにニヤニヤしたり。また母の日記念に母親と連れだった、世界的建築家I氏も来られた、多武峰談山神社で開催された「談山能」では、美しい自然の中での幽玄に身を任す。片山九郎右衛門師の「神歌」の謡が、今迄僕が聴いた師の謡の中でも最高に素晴らしく、大感動で有った。

さて、ここからが本題…トランプ政権誕生後の、初のニューヨーク・メイン・セールズが先週開催された。そして政権同様不安一杯の下馬評を覆し、セールはそんな噂はどこ吹く風の素晴らしい結果で終わったのだった!

先ずはサザビーズ…僕のイチオシだったシーレが、何と出品取り消しに為って仕舞うと云う(何故だ?)大波乱の有った、印象派・近代絵画セールの週間売り上げは、2億2309万6125ドル(約245億4000万ドル)で、トップ・ロットはマレーヴィッチの「SUPREMATIST COMPOSITION WITH PLANE IN PROJECTION」で、1200万-1800万ドルのエスティメイトに対して、2116万2500ドル(約23億2760万円)。

そして現代美術の方は、4億1202万9375ドル(約453億2330万円)を売り上げ、トップ・ロットはアーティスト・レコードプライスを記録した、ゾゾタウン・オーナーの前澤氏が購入したバスキア「UNTITLED」の、何と1億1048万7500ドル(約115億2000万円)!…と云う事で、サザビーズの今週の売り上げは、計6億3512万5500ドル(約698億7000万円)と為った。

対するクリスティーズはと云うと、印象派・近代絵画の総売り上げは3億1858万1500ドル(約350億5000万円)で、トップロットは、ブランクーシの「眠る女神」の5736万7500ドル(約63億円)、次点はピカソがドラ・マールを描いた「座る女、青のドレス」の4504万7500ドル(約49億6000万円)。

また現代美術の方は総額5億1901万9000ドル(約571億円)を売り上げ、トップロットはトゥンブリの大名品「レダ白鳥」の5288万7500ドル(約58億2000万円)、大好きだったベーコンの「ジョージ・ダイヤーの肖像の3つの習作」は次点の5176万7500ドル(約57億円)だった。個人的にはこの2点がこの春のニューヨークのベスト・ペインティングズだと思うので、納得に価格で有った。

結局今回の一週間のメインセールズは、8億3760万500ドル(約921億3600万円)を売り上げたクリスティーズが、「ライヴァル」サザビーズに220億円の差を付け、圧勝したのだった!

で、此処からが本題の本題(笑)。それは機内で観た、非常に興味深いドキュメンタリーの事…「ヴィスコンティ VS フェリーニ」で有る。この映画好きに取っては堪らないドキュメンタリーは、2014年フランス制作作品で、イタリア映画黄金時代を築いた14歳差の2人の天才監督の関係を描く。

然し、これ程何から何まで異なる2人も珍しい。片やルノワールに師事したミラノ伯爵家出身のバイ・セクシャルで、オペラを愛する徹底的なリアリズム追求主義者、片やロッセリーニに学んだ田舎の港町出身の無類の女好きで、サーカス好きな夢想者。またヴィスコンティの撮影現場は学校の様に規律正しく、フェリーニのそれはサーカスの様に混沌…そして、この2人は20年以上お互いに反目し、口を利かなかったと云うから深刻な関係だった。

が、この天才達には共通点も多く、例えば彼らはミケランジェロラファエロの様に、同じ職場「チネチッタ」で同時に撮影をし、(このドキュメンタリーでは往年の美貌の見る影もない)クラウディア・カルディナーレや僕の一番好きな映画音楽家ニーノ・ロータも、両監督共通のフェイヴァリット・アーティストだった。

そんなヴィスコンティフェリーニに、1954年に各々が制作した「夏の嵐」と「道」映画監督としての評価に差が生まれ、例えばヴィスコンティが「甘い生活」中の貴族のパーティー・シーンを観て、「あれは『監督の眼』で見た物では無い…『使用人の眼』で見た物だ」と云う様な対立状況が生まれるが、僕の生まれた1963年に制作された大名作「山猫」と「8 1/2」(両作共音楽はニーノ・ロータ)で、2人は各々カンヌアカデミーを制し、この辺から両者の関係性が変わって行く。

その後1970年イタリア芸術祭で、2人は滔々和解し、ヴィスコンティはインタビュアーからの「ご自身ではどんな映画を観られるのですか?」との問いに、「フェリーニの映画だよ」と応える程、実は相手を尊敬して居た事が語られ、「地獄に堕ちた勇者たち」の撮影後病に倒れたヴィスコンティに、フェリーニは心暖かな手紙を出し、その手紙にヴィスコンティが感動した、と云ったエピソードが綴られる。

そしてこのドキュメンタリーの最後には、これだけ異なった2人が生涯に渡って愛した共通の「2つのモノ」がナレーションで挙げられる…それは「マフラー」と「映画」。ライヴァルの存在とは、何と美しいのだろう!

良き「ライヴァル」とは、正にこう云う関係性を云うのだろうし、芸術家に限らずスポーツ選手でもオークション・ハウスでも、コレクターでも政治家でも、腕を競い、意見を戦わせ、その上で尊敬し合える「良きライヴァル」の居ない者には、自分を良い方向に伸ばす術等無いに違いない…どこかの首相を見れば一目瞭然では無いだろうか…(嘆)。

今、政治家が当てにならない日本に必要なのは、総理官房長官に対する「メディア」と云う名の「ライヴァル」…日本の大メディアよ、もし我が国を愛しているなら、好い加減立ち上がって闘え!


ーお知らせー

*山口桂三郎著「浮世絵の歴史:美人画・役者絵の世界」(→http://comingbook.honzuki.jp/?detail=9784062924337)が、来たる6月9日に「講談社学術文庫」の一冊として復刊されます。

ymichisymichis 2017/05/24 14:08 談山能、昨年行きました。五月晴れのいい日でした。

孫一孫一 2017/05/24 14:42 ymichis様、そうでしたか!多武峰は緑深く、鳥の囀りも美しく、能の原点を感じました。

nekonikonekoniko 2017/05/25 13:12 私も数日前に藤田美術館に行ってきました。「プロフェッショナル」と孫一様のブログを見ることがなければ有り得なかった貴重な体験ができたと思っております!この場をお借りして、深くお礼申し上げます。

孫一孫一 2017/05/25 14:13 nekoniko様、「ザ・コレクション」展、素晴らしいですよね!曜変天目始め、数々の名品を「あの空間」で観れるのが最後かと思うと少し寂しいですが、安全且つ長期保存の為なので、仕方ありません...新装藤田美術館に期待しましょう!

2017-05-11

「狂人走不狂人走」。

11:44

春が訪れた所為か、街中にはTシャツ・短パンの人の姿も多いこの頃のニューヨーク…と思って居たら、5月にしては異例の寒さがカムバックし、コートをもう一回出す始末。

そんな寒さの中、ニューヨークアート界には春のメイン・シーズンがやって来た。

今春のアート・フェアは、例えば「Frieze」等でも「コンテンポラリー・マスター」の作品が多く、何方かと云うとカッティング・エッジの作家作品が少なかったとの評判…そしてクリスティーズサザビーズに代表されるオークション・ハウスには、印象派・近代絵画現代美術共に物凄い作品量が出品されて居るが、然し僕の眼を強く惹く作品は決して多くは無い、と云わざるを得ない。

先ずクリスティーズでは、ベーコンが自身の展覧会初日の朝自殺した恋人を描いた3連作の大名品(嘗て英国小説家ロアルド・ダールが所蔵した)「Three Studies for a Portrait od George Dyer」(Estimate on request: 多分下値が5000万ドル位)や、トゥオンブリーが宗教的テーマに挑んだ素晴らしい「Leda and the Swan」(3500万〜5500万ドル)、またピカソがドラ・マールを描いた「Femme Assise, Robe Bleue」(3500万〜5000万ドル)や、ゴーギャンの美しい「Bretonne et Oie au Bord de L'eau」(300万〜500万ドル)、そしてロートレックの「L'Enfant au Chien」(150万〜200万ドル)が秀逸。

対するサザビーズでは、何と言ってもエゴン・シーレの大名品「Danaë」(3000万〜4000万ドル)と、マレーヴィッチの「Suprematist Composition with Plane in Projection」(1200万〜1800万ドル)が白眉で、山口長男「Yellow Eyes」(20万〜30万ドル)もかなり良い作品で有った。

トランプ政権が100日を超え(然し日本のメディアは、他国の大統領の「100日」を特集する暇が有る癖に、何故自国の総理夫妻の疑惑の追求をキチンとしないのだろう?)、アート界にもその経済政策効果が見えるや否や… 来週のセールに注目したい。

で、僕の方はと云うと、相変わらずプライヴェート・セールに精を出したり、僕が審査員をして居る、勝てばNYでの「アーティスト・イン・レジデンス」の権利を獲得出来るRonin Gallery主催の現代日本美術のコンペの審査会に出たり(今年の優勝者は僕も1位に推した女性作家で、僕に「欲しいっ!」と思わせた素晴らしい作家…展覧会も乞うご期待だ!)。

が、最近の僕に取ってのアート的メイン・イヴェントは、メトロポリタン美術館で始まった川久保玲の展覧会、「Rei Kawakubo/Comme des Garçon: Art of the in-Between」で有る!

METが生きて居るファッション・デザイナーをフィーチャーした展覧会としては、サン・ローランに続き史上2人目の快挙と為った本展では、凝ったディスプレイに映える川久保の「スカルプチュアル」なドレスが堪能出来る。

僕はファッションの知識が全然無く、普段着る物にも全く興味の無い人間なのだが、偶々今着て居るコートも、使って居る可愛い小銭入れも「ギャルソン」(然し、何故関西では「ギャルソン」を「コムデ」と呼ぶのだろう?これは「マック」と「マクド」位悩ましい問題だ:笑)…そしてMETでの展覧会と云えばアレキサンダー・マックイーンを思い出すが、個人的にアート感の強い「彫刻的ファッション」が好きなので、本展も非常に興味深く観覧した。

そんな観覧後思ったのは、何故日本から三宅一生高田賢三川久保玲山本耀司以降の世界的デザイナーが出て来ないのか、で有る…一体何故なのだろう?

では此処からが今日の本題で、アートとは関係ない。と云うか、関係無さ過ぎてガッカリする話でも有るので、ご覚悟を。

僕は最近の寒さで全く憂鬱な気分…そしてそんな気分をより悪くして呉れて居るのが、日本から聞こえて来る政治絡みの最悪ニュース群だ。

その元凶で有る安倍政権は、云う迄も無く末期症状だと思うが、首相とその妻を始め各アホ大臣達や自民党から伝わる、例えば高校無償化等の「転向変節」や「読売新聞熟読発言」に代表される特定メディアの私物化、延いては「そもそも」=「基本的に」発言等、その根拠には枚挙に暇が無くもう笑うしか無いが、中でも大笑したのが、「日本会議」と共に安倍首相支持のバックボーンで有る「神社本庁」が嘗て出した、「私 日本人で良かった」広告ポスター事件で有る。

そのポスターの美しき女性モデルが、何と「中国人」だった事には流石に驚いたが、実はこの事件の顛末は神社本庁日本会議安倍晋三共通する「上っ面感」を象徴して居て、それは(首相の口癖で有る)「まさに」上っ面な愛国心や、上っ面な教養を振り翳しての傲慢さ、全て放ったらかしの上っ面だけの政治、その場凌ぎの上っ面な嘘と誤魔化しの成れの果てとしか思えない。

さて最近、僕が生前より尊敬して止まない政治革命思想家Y先生が良く仰有って居た、大徳寺清巌和尚の警句「狂人走れば不狂人も走る」を良く思い出す。

これは確か鎌倉時代説話集で有る「沙石集」に出典が有って、世阿弥も能「関寺小町」に引いて来て居る金言だが、「リーダーが狂うと、狂って居ない筈の国民も狂い始め、狂気の長い帯に巻かれて仕舞う」と云う意味…そして「黒塗り文書」しか出さない、イエスマンと成り果てた官僚を見てもお分かりの様に、今の日本はこの危機的状況に有ると云っても過言では無い。

聞く所に拠ると、安倍首相谷中全生庵で時折座って居るらしいが、全生庵は嘗てY先生が師事した三島龍澤寺の山本玄峰老師と坐禅を組み、中曽根首相や細川首相を呼びアドバイスをしたとも云われる、国政に由緒有る場所で有る。が、こんな体たらくでは、坐禅の効果も全く出て居ないとしか思えない。

そんな中僕は、最近2冊の本を続けて読了した…即ち大須賀瑞夫著「評伝 田中清玄」(勉誠出版)と、保坂政康・鈴木邦男著「昭和維新史との対話」(現代書館)で有る。

僕は特に田中清玄には昔から興味が有って、それは田中が極左政治犯として収監されて居た時に、極右政治犯として同じ時期に収監されて居たY先生と出逢い、Y先生に拠って玄峰老師を紹介された末、出獄した時には右翼に転向、玄峰老師を頼って龍澤寺で修行をし、その後は天皇制護持の政財界フィクサーとして昭和を生きたからだった。

またこの田中清玄と云う人は「法螺吹き」等とも呼ばれ、色々と毀誉褒貶の人では有るが、写真を見るとスラッとしてオシャレで、英語も出来て、ヨーロッパの貴族や中東のシェイク、中国国家主席迄を含めた外国人とも対等に付き合い、思想が違っても人間に惚れれば深く付き合うと云う、今では中々居ないタイプの男で、僕は田中のそう云った所に強く人間的魅力を感じる。

今では政治家フィクサー(居るのか?:笑)も小物ばかりで、「上っ面」の愛国者ばかり…その上その政治家の「長」は、深い文化的教養も思想も全く感じられず、自信満々におかしな日本語を使い、議会答弁で質問者を嘲笑したりする癖に、自分は「立法府の長だ」と自信満々に誤発言したりする、恥ずかしい「狂人」なのだから、我が国が亡国の危機に面して居る事に疑問の余地は無い。

こんな国に近い内に永久帰国するのかと思うと気が遠く為るが、我が国の文化と芸術を護る為にも、皆で立ち上がらねば!…然し何故政治家と云う職業には、文化芸術教養の有る人間がこれ程迄に少ないのだろうか?

「不狂人」は決して「狂人」と共に走っては為らない。

ファッションおたくファッションおたく 2017/05/13 23:26 KENZO、イッセイ、ヨージ&ギャルソンに続くのは、なんといってもSACAI(サカイ)ですね。ギャルソン”卒業生”デザイナーですが。今パリコレで最も人気のショーのひとつ。あと海外ではみんなギャルソンのことは「コム」っていいますね。閑話休題

孫一孫一 2017/05/14 00:41 ファッションおたく様、ファッション無知の僕はSACAIを知りませんでした…お恥ずかしい限りです。海外ではギャルソンを「コム」と呼びますか⁉…これも聞いた事が有りませんでした。教えて頂き有難うございました!勉強します!

2017-04-26

速報!北斎「神奈川沖浪裏」が、日本版画のオークション世界新記録達成!

22:03

昨日クリスティーズニューヨークで行われた「日本・韓国美術セール」に出品された、北斎富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」(通称「大浪」)が94万3500ドル(約1億380万円)で売却され、一枚の日本版画としての世界新記録を樹立した(→http://www.christies.com/lotfinder/lot/katsushika-hokusai-kanagawa-oki-nami-ura-6067669-details.aspx?from=salesummery&intobjectid=6067669&sid=3f05658c-94e5-4192-af6e-46201e8da0e6)!

今までの記録は昨年6月に同クリスティーズ・パリで売却された、歌麿の大首絵「歌撰戀之部・深く忍恋」(→拙ダイアリー:「『縁深き』浮世絵版画が作った、オークション世界新記録」参照)の74万5800ユーロ(当時約8900万円)。

世界の人々に「知って居る日本の画家は?」と聞けば「北斎」、「絵画は?」と聞けばこの通称「大浪」と云う答えが最も多い事からも分かる様に、この「大浪」が日本美術のアイコンと為って居る事、そして来月から大英博物館で始まる「北斎展」、また来年パリで開催される「ジャポニスム2018」等の情報も、今回のこの結果を後押ししたかも知れない。

昨日の日本美術セールも、セールが年一回に為ったとは云え、デコラティヴな物を中心に650万ドルを売り全体的に堅調だった…日本美術はこれから値上がりが予想されるので、皆さん買うなら「今」ですよ!(笑)

2017-04-24

銀座に戻った「観世流」の始動。

08:56

未だ涼しいニューヨークに戻って来た。

出発直前には歌舞伎座で、「四月大歌舞伎」夜の部を観劇。今月の演目は「傾城反魂香」、「桂川連理柵」と「奴道成寺」…吉右衛門が演じた「反魂香」で演じた浮世又兵衛は、先日MOAで観た「山中常盤」を描いた岩佐又兵衛とは似ても似つかなかったが、吉右衛門の名演が胸を打つ。

また「桂川」は良い話なのだが、如何せん藤十郎の台詞が全く聴こえず、残念。山城屋はそろそろ役者としての潮時かも知れない。それに引き換え「道成寺」での猿之助の踊りは流石で、此の所益々円熟度を増して居る様に感じられる。

帰りの機内では、観たかった「ライオンー25年目のただいま」を観る。成長した「スラムドック・ミリオネア」のデヴ・パテールが主演だが、何よりもこの話が「実話」だと云う事に感動頻り。映画の最後には登場人物のご本人達も出て来て更なる感動を呼ぶが、本作のタイトルが何故「ライオン」なのかが、エンド・クレジット直前に判るのも一興。

さてこの作品で25年前に迷子になり、過酷な人生を送って来た主人公の青年が家族を見つけ出す事が出来た訳には、グーグル・アースを使った事等幾つか有るが、母親が何時か息子が帰って来ると信じて、遠くへ引っ越さなかった事も大きかったのでは無いか。

この母親だけが持つ、息子への祈りとか直感とかが実際馬鹿に出来ない事を、僕は最近体験した…それは前日にオープンした「Ginza Six」の開業を伝える、21日の朝日新聞朝刊の記事に関する事だ。

その日の午後、僕は母と会う事に為って居たのだが、その待ち合わせに母が極小の新聞の切り抜きを持って来た。其処には「GINZA SIX 開業に殺到」と云う見出しが出て居て、その下に6 x 4cm.程の、来場者で大混雑して居る風景のカラー写真が出て居るのだが、その写真中の奥の奥の方に、一際背の高い黒のスーツ姿の男性が立って居るのが見える。

そして母親はこの写真を僕に見せ、「これ貴方じゃないの?」と聞くのだが、確かに僕は開業の20日に後で述べる理由でGINZA SiXに行って居たし、写真をよく見るとオデコの広さや黒縁眼鏡からして、実際僕の様に見えるでは無いか!然し老眼の79歳の老母が、写真の中の2mm.位の息子を見つけるなんて、奇跡的では無いか?

母に言わせると「思わず目が行って、あれっ?と思った」らしいのだが、「小さい時に離れ離れに為った中国残留孤児の親子だって、何十年振りに会っても直ぐ分かるんだから、こんな事はお茶の子さいさいよ」との事…母親恐るべし、で有る(笑)。

さて今日の本題は、上に記した様に僕が20日にGINZA SIXに行った理由に深く関わる…それはGINZA SIXの開業と共に、その地下に誕生した「二十五世観世左近記念 観世能楽堂」の開場記念公演で有った。

僕が行った初日は招待日だったので、松濤の時よりも少なく為った480席は当然満員。新能楽堂の席はゆったりとして居て、前の列と席が互い違いに為って居るので、前の席の人の頭が余り気に為らず、観やすい。時に多目的ホールとしても使われるとの事で、柱は取り外し可能らしいが、難を云えば脇正面の席が少なく、橋掛りも短い事か…この橋掛りの短さは、特に能終了後の役者や囃子方の退場時に幽玄さ(の名残)を欠くかも知れず、その意味で少々残念では有る。

そしてこの日は招待日らしく有名演出家や女優、学者、古典芸能関係者、政治家らしき面々も見えたが、堂内は緊張と期待に溢れ、そして清めの切火の音が聞こえると、粛々と「祝賀能」初日が始まった。

初日の演目と演者は、観世宗家の「翁」、藤波重和師の独吟「羽衣」、続いて金剛宗家の「難波」と宝生宗家の「草薙」の仕舞、梅若玄祥師の舞囃子「鶴亀」と続き、再び観世芳伸師の「老松」、木月孚行師の「東北」、観世淳夫師の「岩舟」の仕舞三番、そして最後が観世銕之丞師の能「高砂」と云う、目出度くも重厚なモノ。

そんな宗家の「翁」は神聖さと力に溢れ、当に開場の祝言に相応しい出来だったが、それと共に今回驚かされたのが、山本東次郎師の三番三(叟)だった!

僕が山本東次郎師の三番三を観たのは実は初めて(だと思う)で、三番三でこれだけ感動したのは、今は亡き五世野村万之丞師のを観て以来。勿論東次郎師の三番三は万之丞師のそれとは全く異なるが、この日の東次郎師の古式豊かで力強い三番三を観た僕には、最近目にする三番三の殆どが「西洋的リズム」で舞う、謂わば「バレエ」の様に思えて仕舞った程だった。

またこの日もう一点僕が大変驚いた事は、「翁」が始まってから「高砂」が終る迄、公演中唯の一回も、唯の一拍も客席から拍手が起きなかった事だ!

これは僕の少年時代からの「能人生」でも初めての事で、これだけの曲が舞われたのにも関わらず、誰も拍手をしなかったのは、それだけ「能に拍手は要らない」と云う事を知って居る人が多かった事(能が終わった後に拍手を聞くと、折角の幽玄さが損なわれる)と、何よりも全演目が極めて緊張感の有る、素晴らしい舞台だったからに相違ない。

寛永10(1633)年、十世観世宗家重成は幕府より今の銀座二丁目近辺に、約500坪の土地を拝領したと聞く。以来明治時代迄の236年間、観世家は銀座を本拠とし、それを証拠に数年前までは「観世通り」と云う名前も残って居た(今の「ガス灯通り」)。

そして昨年、リンカーン・センターで世界の喝采を浴びた700年の歴史を持つ能楽観世流は、銀座で新たな1ページを開いた…この慶事を「鶴亀」の謡で心から言祝ぎ、新たなる歴史に一歩を踏み出す観世宗家に絶大なる期待と応援をしながら、今日は是迄。


月宮殿の白衣の袂 月宮殿の白衣の袂の色々妙なる花の袖

秋の時雨の紅葉の葉袖 冬は冴えゆく雪の袂を ひるがへす衣も薄紫の

雪の上人の舞楽の声々に 霓裳羽衣の曲をなせば

山河草木国土ゆたかに千代万代と 悦びたまへば官人駑輿丁御輿を早め

君の齢も長生殿に 君の齢も長生殿に 還御なるこそ めでたけれ


追伸:東京オリンピックの開会式には、下らない子供染みたグループや歌手なんかより、矢張り「天下泰平 国土安穏」と謡う「翁」が最適だと思う…最近特にキナ臭く為って来た世界と、そもそも「復興五輪」とか云って居た癖に、今では「勝手に帰れ」等と放っぽらかしの福島熊本復興祈願の為にも。

たまたま 2017/05/16 22:19 お久しぶりです。
先日は僕の質問に丁寧にお答え下さり有難うございます。
僕は日本の伝統芸能には詳しくないのですが、美術の理解の為には芸能への理解も欠かせないと思うので、
勉強していこうと思います。
勝手なお願いですが、今後ともたくさんのことをご教授頂きたいです。
何卒よろしくお願いします。

孫一孫一 2017/05/24 18:30 たまさん、僕も古典芸能の専門家では有りませんが、何しろ好きモンですので、一緒に学びましょう!

2017-04-18

お疲れ動向。

01:49

4月11日(火)

10:00 京橋古美術商を訪ね、某作品のプライヴェート・セールの打ち合わせ。今週末は骨董フェアも有るらしい…骨董屋さんも新規顧客獲得の為に、あの手この手で大変そう。

11:00 先週末は土日共に働いて疲労も溜まったので、一日の残りはお休みとし、先ずは愛宕本郷でアパートを見る。僕の場合、本棚の多さが部屋選びの鍵なのだが、日本の部屋は広さの割には細かく部屋が分けられて居て、其処が不便。

15:00 麻布のTake Ninagawaに行き、絵画・木彫・ソフビ等の作品が並ぶ、加藤泉の展覧会を観る。加藤作品は僕の購入欲を何時も誘う…が、ニューヨークのペロタンで展示されて居た「白」の絵画が、未だ忘れられず。

16:30 本年度アカデミー作品賞を受賞した、バリー・ジェンキンス監督の「ムーンライト」を観る。前半は流石作品賞、と云う感じの重厚且つタッチーな内容で、特に主人公を演じたアレックス・ヒバートとアシュトンサンダースの演技が素晴らしい。が、第3章に為ると何故か全てがトーンダウンし、結末も「なんだかなぁ…」な感じで、個人的には残念賞


4月12日(水)

11:00 都内某ホテルにて古美術商と打ち合わせ。京都骨董市場や動向の聞き取りをする。最近の古美術界では、研究者業者世代交代が進んで居て、大御所が亡くなった、或いは現在お具合が悪い等の話を良く聞く。これから何処の誰が「大御所」に為って行くのだろう…これも長年業界に居る楽しみ。

12:30 大学時代の親友Iと久し振りに会い、弟の店で食事。Iは僕の20代の全プライヴェート時間の、恐らくは8割方を一緒に過ごして居る人物で、優しく男らしい男。お互い年は取ったが、未だ未だ(笑)。

14:30 九段のアパートを内覧。九段は幼稚園から高校まで14年間学校通った場所なので、何と無く心安い。青山や広尾程フラッシーでも無いし、何と無く品も有る場所な事もヨロシイ。住み慣れた神保町にも近いし、春は桜も満開…此処にしようかな?と熟考。

19:00 銀座の小料理屋「K」で現代美術家S氏、ギャラリストK女史と食事。S氏は「NHKの番組を機に政界へ!」と僕を嗾けるが、機は未だ熟さず(笑)。旬菜を用いた「K」の料理に舌鼓を打ちながら、今年秋にオープンする氏の財団施設や公演の話をした後は、K女史のギャラリーを訪ね、Kさんお薦めのアーティスト、熊谷亜莉沙の強烈なポートレイトを観る…彼女の作品は、体験絵画化の権化だ。


4月13日(木)

9:00 かいちやうと六本木「L」で、桜下朝食…これ程美しく、長く狂い咲いた桜も珍しい。平日の朝しか無いと云うフレンチ・トーストにも可なり惹かれたが、結局フワフワ・オムレツと「永遠のクロワッサン」を頂く。「永遠の…」は、ネーミングに納得する程美味かった。

10:30 かいちやうの茶室に招かれ、「初鰹」(お菓子ですから)を頂きながら、「一人『茶の湯展』」(笑)的高麗+和物の名碗ニ碗で二服頂く…至福、至福。

12:00 乃木坂「L」でランチ…久々のドリアを頂くが、何と新メニューが出来て居て吃驚。次回挑戦しよう。

13:30 今回お世話になって居る大手不動産会社「K」のYさんが、男性新入社員を研修目的で連れて来て、皆で六本木銀座でアパート内見…中々良いが、ちょっと高い。「K」の新入社員は4:1の比率で女性が多いそうだ…負けるな、新入社員君!(笑)

18:00 天王洲の寺田アートコンプレックスに向かい、山本現代やURANO等の展覧会を観た後、KOSAKU KANECHIKAで先ずはグループ展を観、佐藤允の作品に心惹かれる。その後舘鼻則孝氏と落ち合い、氏の展覧会「Camellia Fields」を説明を受けながら鑑賞。ブロンズ鋳造された720個・6種類の「椿」は作家自身に拠って手彩色されたが故に、一つ一つが「趣」を持ち、嘗て武士の世界で死を意味した椿は、改めて現代日本人の死生観を問う…強烈に印象的な作品だった。


4月14日(金)

8:30 松戸ベトナム人女児殺人事件の続報を聞き、吐きそうに為る…保護者会の人物被疑者なんて、こんな酷い事件はない。

12:00 キュレーターと、都内ホテル内和食店「K」でランチ。最近外国の現代美術ギャラリー東京での開店が続くが、原宿のブラム&ポー、六本木のペロタンに続き、ニューヨークの友人でも有るファーガス・マカフリーも表参道に…そしてガゴシアンが寺田倉庫に来る、との噂も。

14:30 都内某私立美術館に向かい、学芸員と面談。学会の話や、最近調印したコレクション・セールに関する話をする。日本の美術館は、財政面でも人事面でも絶対的に改革が必要だ。

18:30 盟友でも有る、最近日経でも紹介されたIT企業のCEO氏が企画した、赤坂での食事会に招待される。出席者は官僚政治家秘書、ジャーナリスト、大手企業戦士や金融マン達で、話が合うか不安だったが、元首相秘書官骨董誌編集長氏も来て居たので、一安心。然し日本の文化行政は全くなっちょらん…何故なら、政治家にも官僚にも真の意味での「インテリ」が全く居ないから。今、そして将来の日本を救う唯一の策は、自民党が割れて新党が出来、二大政党制に近い状態を作る事だと思うが、そんな気概の有る政治家自民には居ないだろうし、保身ばかりの政治家にはさっさと退場して欲しいと幾ら云っても、無理だろうなぁ。


4月15日(土)

10:00 読んで居た、葉室麟著「墨龍賦」を読了。海北友松が主人公の時代小説だが、丁度京博で展覧会が始まったばかりなので、グッタイミン。海北友松展が5/21迄で、奈良博の快慶展と大阪市美の「木 x 仏像」展が6/4迄…次回来日時、関西に絶対に行かねば!

12:00 骨董市目白コレクション」に行く。物凄い人で熱気ムンムン…骨董ブーム復活か?某店に出展されて居た、李朝白磁の鎬の明器瓶が美しかった。

13:00 六本木「L」で作家とランチ。今回はスタンダードなパンケーキに挑戦するが、相方のバーガーも超旨い。厚切りジェイソン似の典型的アメリカ人ルックな店員が居たので、「そういえば何故『厚切り』なんだっけ?」と不思議に思い調べてみるが、何て事ぁ無い、厚木に住んで居た事と胸板が厚いのが理由だそう…謎が解けた序でに、彼に何人かと聞くと、何とフランス人でこっちの答えの方に吃驚する。アンシャンテ。

14:30 先日スーツのズボンが破れてしまったので、ランチ後有楽町に行きスーツを買おうとするが、何時もの「洋服買えない病」が出て仕舞い、早々に退散。この「洋服買えない病」とは、どんな服を着ても「店員に『似合わねぇなぁ』と思われて居るのでは?」と考えて仕舞い、汗が吹き出て試着も儘為らなく為ると云う、僕の大きな弱点なのだ。然し早く買わねば…。

17:00 最近東大博士課程を満期退学した、能と庭園の研究者R君とオペラ演出家のHさんカップル、ペインターYさん等の若い人達と、ワタリウムで開催中の「坂本龍一 | 設置音楽展」を観る。先ずは和多利姉弟さん達とお茶をして、展覧会の説明を聞く。そして観覧後一番印象的だったのは、矢張りアピチャッポンとのコラボ・ヴィディオインスタレーションの「First Light」。相変わらず「眠い」アピチャッポンだが、多面化し続ける教授の音楽は、眠りをも包含して体内に入り込む。

19:00 上記4人でディナー@広尾和食店「A」。渡辺守章ピーター・ブルックバルトや観世寿夫迄、話題豊富…若いアーティストや研究者達との話は、何時も楽しい。然し今から思えば、その昔セゾン劇場でブルックの「真夏の夜の夢」を観たのは、代え難い経験…あんなにミニマルで能っぽい演劇を観たのは初めてだったのと、其れが西洋演劇、然もシェイクスピアで有った事に衝撃を受けた事を思い出す。


4月16日(日)

終日温泉にて休養。ワタリウムで求めた美術手帖は、坂本龍一特集号…拾い読むが、「芸術手帖」に名前を変えた方が良いのでは無いか(笑)。夜は「しくじり先生」を観て、森脇健児の面白さに吃驚。


4月17日(月)

9:00 ニュースで山本地方創生相の「一番のガンは学芸員」発言を知り、改めて現内閣の程度の低さに辟易する。この山本、今村復興相、金田法相、稲田防衛相、そして首相…余りに子供じみた発言と態度の連続にウンザリして居るのは、僕だけなのだろうか?

11:00 MOA美術館に向かい、「奇想の絵師 岩佐又兵衛 山中常盤物語絵巻」を観る。今回は全12巻を一挙公開して居るので、見逃せない展覧会だ。レイプ、体真っ二つや足首切断の殺人の物凄いスプラッター・シーン、状態の極めて良い極彩色、切られた屏風や着物の柄迄、リアリズムと細部に異常な執着を見せる見所満載の12巻だが、嘗てこの絵巻が発見された時に呈された贋作疑義が出たのも宜なるかな…異時同図法を用いて居るにも関わらず、直ぐ前のシーンと着物の色が違ったり、死体の足の位置が全く変わって仕舞ったりして居るからだ。然し何度観ても、物凄いクオリティの絵巻には違いない。

19:00 某大コレクターのご子息と、天麩羅店で食事。何故かアポの時間を間違えて仕舞って居て、30分もお待たせして仕舞い、平身低頭。お詫び後は、3月のオークションや茶の湯展の話等…日本文化に興味を持つ若い世代は、僕に取っても日本に取っても本当に重要な存在だ。お茶とお能の世界に、是非彼を招き入れたい。


4月18日(火)

10:00 香港と電話会議。何ともやり切れない…。

14:00 藝大美術館で開催中の「雪村 奇想の誕生」を観る。眼を惹いたのは、矢張り文化庁蔵の「四季山水図屏風」、ミネアポリスの「花鳥図屏風」等々。今回の展示は雪村影響下の絵師や、雪村が参考にしたと思われる中国朝鮮絵画迄を含んで居るので、美術史上の雪村前後を確認出来る良い展覧会だった。

15:30 出光美術館に向かい、「茶の湯のうつわー和漢の世界」展を観覧。此方も流石のラインナップで、例えば巨大な宗入の黒楽「鬼の頭」や個人蔵萩筆洗茶碗「雪獅子」、奥高麗茶碗「さざれ石」と「秋夜」や熊川茶碗迄、茶碗好きには堪らない。個人的には、特に「秋夜」を含めた三碗の奥高麗茶碗で一服ずつ頂きたい(笑)…と垂涎。

18:00 某ブランドに招待され、銀座中央通り新築された「Ginza Six」でのレセプション・パーティーへ。然しいざ行ってみると、開場15分前にも関わらず大乃国軽部アナ等を含めて(笑)、もう信じられない位の人、人、人。一度は入場待ちの列に並んだ物の、人気ラーメン屋に5分も並べない僕が待てる筈も無く、早々にギヴ・アップ。招待状には「特別なお客様だけの…」と書いて有ったが、良く考えれば二百数十店が100人に招待状を出せば、其れだけで2万人以上が来場する事に為るのだから、「特別なお客様」で超コミに為るに決まって居る。

19:00 人の多さに疲れ果てたので、銀座を脱出し、赤坂の老舗洋食店「T」で食事…ステーキ丼とカニ・クリームコロッケで自分を癒す。


日本滞在もあと数日…嗚呼、疲れが取れない。全てを忘れて、何処か南の島に行きたい。

タメタメ 2017/04/21 21:29 「余りに子供じみた発言と態度の連続にウンザリして居るのは、僕だけなのだろうか?」って思っている人は数千万単位の人数で存在すると思うよ。ただ「子供政治家」を支持する声の方が大きいんだよね、日本ではなぜか・・・(一応その理由は不明ということにしておこう)。まあ、このような煙たがられる政治談義は心の内に秘め、自宅の壁にかかっているロスコでも愛でるか・・・(ウソ)。

孫一孫一 2017/04/21 23:28 矢張り大統領制を取らない迄も、比例代表の廃止や定数是正、総理選出は直接選挙制を取る等も選挙改革が早急に必要だと思う。自民は割れなければいけない。