Hatena::ブログ(Diary)

月よお前が悪いから このページをアンテナに追加 RSSフィード



東京都知事選は、表現規制反対・石原都政の検証を明言した宇都宮けんじ氏
衆院選は、憲法改悪の自民党にも民主主義を破壊した民主党にも投票しないで「オリーブの木国民連合」各党共産党に。

宇都宮氏は、表現規制問題にせよ、福祉や医療問題にせよ景気問題にせよ、大半の人のためにキチンとやろうとする、今までの石原イズム・松沢イズムに対してキチンと対立軸を出す候補だと思います。「第三極」と言うマスコミの言葉に惑わされないように。

2009-02-03 この世の病かき消してくれる、罪な街。

この間少し動いていましたが別の方法で公開できるかも。

[][]新自由主義ダメな理由-ロシア現代史に学べ。 20:03 新自由主義がダメな理由-ロシア現代史に学べ。を含むブックマーク 新自由主義がダメな理由-ロシア現代史に学べ。のブックマークコメント

非常に刺激的なお題ですが…

d:id:ageha0:20090128 より。

かんぽの宿2


(中略)

 族議員はジモトを好む。それは彼らが貧しいからだ。

 族議員カバンを好む。ジミンのジバンが潤うからだ。

 族議員はジバンを好む。票が集めやすいからだ。

族議員が悪とは思わない。これは構造の問題だ。

族議員は地方の自立を望まない。地方経済が自立的な発展を遂げる時、ジミンのジバンが毀損する。「そんな苦しい思いをしなくても、オカネならトーキョーから取ってきてあげるから!」

彼らはそれで喰っている。カンバン、ジバンを引き継いで、何十年も喰っている。

日本の地方経済は、この「モンスター家父長」に、自立心を奪われている。だが、角栄さんが言ったのは、そんな積もりぢゃないだろう。この先ずっとトーキョーに、喰わせてもらえぢゃ、ないだろう。

同時に、そのカネの流れの中で職を得ていた人々のくらしぶりも劣化した事だろう。腐敗とは常に無自覚なものだ。と切って捨てるのは簡単だが、郵政の手は国鉄の線路より長く、道路公団の高速よりきめ細かい。どこで誰が恩恵に預かってるやら、知れたものではない。

(中略)

したがって、09Q1鳩山問題の焦点は、次の問いに集約できると考える。

土建利権と改革利権。どちらがよりマシか?

この命題テーゼ)自体がミスリードに誘発されたきらいを感じなくはないですが、それは後にして*1、この文章というのは新自由主義経済を支持してきた人の多くの心情的な部分に忠実に書かれていると思うので、触発して書いています。

新自由主義経済思想とは何であるか?

・表層的には、経済活動の自由と古き因習からの解放

・実態は、新たなパワーエリートによる社会経済の独占、私物化

であると位置付けることが出来るとと考えています。

ここで何度も書いてるようにこれは露骨な前例1990年代ロシアで行われて、その結果として社会全体が破綻寸前まで行った故事と日本1980年代以降の社会変化をリンクして考えた時には必然的な帰結となるからでありまして、その部分から見て新自由主義経済思想と言うのは、0.01%の人間の強欲さを政治的に保証する代償に、99.99%の人間を不幸にする・経済的自由のみならず基本的人権に対して足かせを嵌める政治経済思想であり、その経済思想自体が政治の半ば不正を含んだ支援がなければ社会的に生存できない*2物である。と言えると思います。

このルートとなるのはチリピノチェト政権であり、さらに大本を辿るとカール・マルクスが「資本論」「共産党宣言」を記述した背後にあった1800年代のイギリス資本主義社会であったのですが手元に資料がないのと70年代当時の南米に対する関心が薄かった*3事もあって、専ら1990年代ロシア政治経済オリガルヒが政治経済を独占していた時代にその範を取っていきます。

以下に引用する講演サマリーは全文がテキストでありますが本論向けの要点をかいつまんで引用します。

http://www.jetro.go.jp/world/russia_cis/ru/others/p2003122501.html

1.「ユコス」事件とロシア政治状況

1)ユコス事件の政治意味

急変した政治状況

今年の夏辺りまで、プーチンは再選され、議会大統領クレムリンの言うがまま、経済石油次第で、当面は政治も安定、かつて議会内で大きな力を持ち、大衆動員力をもった共産党も勢いがない。したがって、ロシア政治はどちらかと言えば退屈というに近い状況だった。ところがユコスをめぐる事件で状況は一変した。

(中略)

残っている内部応力

このようなジレンマが生じた原因は、1995年ころに行われた大規模な私有化、払い下げが違法な行為であることである。「革命」後の新秩序(革命後の新憲法の制定)が制度的に確立した後になって、こうした大規模な犯罪行為が行われたことにある。

そのため、これは革命と新憲法制定によって清算されない。「革命」は91年のソ連解体ソ連共産党支配の解体であり、革命後に成立した政権が新しい民主的な法と秩序を制度的に樹立したのは、93年末の新憲法制定であった。ところが、新憲法に定める民主主義と法治の原理とに著しく反する私有化をめぐる政府ぐるみ汚職横領の爆発的な連鎖がピークに達したのは、95 年以後のことであった。しかもそれらの事件の主たる関与者(かつ受益者)は、まさに新ロシア民主体制づくりにたずさわった民主派の陣営に属する人々であった。

その中の一部の人間が大きな受益者となり、他の人間はその受益者の下で部分的な利益を享受する立場にあり、あるいは、政治的、社会的にそのプロセスを支持してきた。これに対する国民各層の怒りは当面発揮する場が閉ざされているとはいえ、冷え切ったわけではない。この大規模な犯罪的な私有化は、ロシア社会で今のところ表面化していないが、内部に大きな応力を作り出していた。プーチン時代を通じて、この内部応力が解消されなかった。

(後略)

1990年代末期、大不況戦争の嵐が吹きすさぶロシア社会の分析で同様の論調は見られましたが、この2003年7月ユコス事件を契機に、日本でもこの認識は一般化していたと思います。

それはさておき、これを日本現代史に当てはめると根っこは中曽根臨調であり*4、それを爆発的に発展させたのが森-小泉政権下での新自由主義を信奉する一部官僚政治家やそれと結託した経済界の意向であった事を踏まえる必要があると思います。

ここでも、主に中曽根政権下での国鉄労働者バッシングに始まり小泉政権下での「抵抗勢力」で一つの究極の姿を曝け出した、意図的に社会の仮想敵を作る事で自己の政策の矛盾に気づかせない・気づいたものを合法的に抹殺する「見えない恐怖政治」が貫徹されるためにこの仮想敵がわざわざデッチ上げられてきた事を今こそ直視する必要があると思います。

要は、我々は自滅のために二度騙されてきた。その結果として今の格差社会がある訳です。

この状況で、あくまでも仮想敵を設定し、それから富を奪い・独占するためだけのために戦う者の示すビジョンにある種の仮想自由を見てそこに全ての自由と富が約束されてると思うのは良く言えばお人好し、悪く言えば知的怠惰甚だしいとは思います。

 とはいえ日々の過酷な労働搾取にさらされている間に集団ヒステリーに対する根本的な危機センサー破壊されてしまった少なからぬ人々の事は非難できないとも、思うのです。

 彼らすら、実は新自由主義が持つ政治経済的な暴力性と搾取によって人間として壊されてしまった犠牲者であるのだから

その意味で、新自由主義経済を推し進めるために恐怖政治すら厭わなかった小泉純一郎と言う政治家ファシストは断固として断罪されるべきだし、それと同時に、中曽根康弘という大日本帝国青年将校から政治家になり上がった人物はより強く断罪するべきではないかと思います。

(つづく)

[]最初の命題に戻る-「かんぽの宿」問題 20:26 最初の命題に戻る-「かんぽの宿」問題を含むブックマーク 最初の命題に戻る-「かんぽの宿」問題のブックマークコメント

もう一度、命題引用し直します。

d:id:ageha0:20090128

したがって、09Q1鳩山問題の焦点は、次の問いに集約できると考える。

土建利権と改革利権。どちらがよりマシか?

これは、非常に正統的な「小泉政治的」命題でもあります。

つまりは、二つの体制・二つの政治勢力の間での富の奪り合いのどちらを支持するか。と言う一種不毛な論争でもあります。が、

富を独占するが、下々への配分はある程度真面目に行う*5旧来の強欲な政治勢力

と、

富を独占するが、自分たちの仲間の間で富を循環させて手放さない、下々への配分を無駄と切り捨てる新興政治勢力

との間でどちらがマシかと訊かれたら、個人的にはどう考えても前者でしょう。となりますよ。

後者の新興勢力=新自由主義経済思想に基づく「改革」を提示する人々が何らかの解放をもたらすかといえばそれが全くの幻想で、実は古くからの道徳を利用するなどして下々への締め付けを強化したり下々に思考停止押し付けるために危機を演出する*6人間が、我々を僅かでも解放するとは私には見えない。

中曽根康弘が臨教審の中で国家主義教育を重視し、それは小泉-安倍政権まで国家の最重要課題として推進された事一つ取っても*7、そこには何ら自由は、ない。正確に言えば、最強の者が最強でありつづける自由だけがあって、それ以外の自由は本来的には存在しない。その他の自由は共同幻想でしかない

と思っています。

そう考えると、

かんぽの宿」問題というのは、新興勢力が旧勢力の「お宝」を奪取・独占しようとしてしくじった*8に過ぎない訳です。

その「お宝」が旧勢力だけが大昔から独占して・その中で営々と保管されてきただけの物であったら、私が知ったことではない。所詮泥棒同士の物の交換に過ぎないのだから勝手にやればいい。しかし、それは、苟しくも公共財産を投入し我々が比較的安価かつ平等に利用可能である建前を纏って存在し続けた物であり、そこには多くの労働者や農漁民の血と汗が刻みつけられてきた。

だからこそ、郵政民営化問題でのオリックス-日本郵政-三井住友FG*9の挙動とそれをバックアップし、政治的に十分利用し続けてきた「改革」派の行状は許すことができません。

[]Artane.は… 21:21 Artane.は…を含むブックマーク Artane.は…のブックマークコメント

80%の下々としてボコボコにされてきた四十年間のルサンチマンと20%の水分と蛋白質脂肪から出来ています。南無南無。

*1:と言って書かないこと数知れず

*2:他の経済思想が全てそうであるように

*3:ここはなんとかしなきゃいかん罠

*4:これは日本新自由主義経済思想に基づく政治体制を定着するために行われた確信犯的な猿芝居であった事は気がついていない人が多いようですが、当時を生々しく生きた者としては無視できない

*5:ここではその政治的動機は無視します

*6:所謂、ショック・ドクトリン

*7:これは、神奈川県の松沢知事横浜市中田市長杉並区山田区長も、その政治手法経済思想を彼らと同じくするように教育についても国家主義的な傾向を重視する部分でも共通していると言う意味で、私が彼らを唾棄する大きな理由の一つなのですが

*8:その背後には、多分多くの労働者良心と少数の資本家の欲望に基づくサボタージュが控えていそうですが

*9郵政公社経営権を押さえてるのが三井住友FG出身者であることは注視の必要がある

Powered byブログランキング・にほんブログ村へ
人気blogランキングへ行きます。
↓を読まれてよかったと思う方はクリックしてください。


BlogPet