新蕎麦・手打ち蕎麦「いち」  

 いくつかの目的を抱えて向かった清里。革工房メリーマックの石原夫妻に教えて頂いたお蕎麦屋さんを初めて訪れてみた。



 実は新蕎麦の時期であるコトは忘れていた。運ばれてきた蕎麦を見て「あっ!」と思ったのだ。
そう、やや緑がかった艶を放つコレは新蕎麦なのね〜♪
意気込んで行ったのとは違い何故かヒジョーに得をした気分になったのは、思考能力を失ったメタボおやじのアサハカさかもしれない。
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 先ずは蕎麦を口にしてみる。ムム、っと唸ってしまう新蕎麦ならではの香りと甘み…。
「参りました、ホントーに」
石臼挽き100%蕎麦粉の実力とはこーゆーモノなのか。天ぷらはもちろんツユさえ不要なのではないかと思える旨さが口中に拡がり、程良い硬さが噛むヨロコビを増進させる。
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 しかし先日の有井館もそうだったが“つゆ”の味に信州の個性を感じる。
いわゆる関東風な甘辛さを持ったものではなく、鰹や昆布のだしは控えめな辛口のツユなのだ。
 蕎麦の風味や旨味を生かす文化がしっかりと育まれているのだろう、フィニッシュの“蕎麦湯”を猪口に注いだトキにその違いが明確になってくる。



蕎麦以外の献立はない
アルコールさえ置いていない昼のみの営業
野菜の天ぷらは地元の農家からの新鮮な恵み
この時期ならではのキノコも



古い病院の家屋を使用している
落ち着いた佇まいと庭が素敵
石碑などもあり歴史の重みも



「明治医院」の看板
そのまま掲げられており
建築に対する敬意を感ずる



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「いち」の店内にあった絵
こんなに楽しそうなカエル君たち
子供のピュアな心の力
ボクらが失ったものを
ズバリと見せつけられた気がする

メリーマックからカンティー・フェアへ

 8時すぎには清里に到着した。メリーマックさんにクルマを停めさせて頂き自転車で清泉寮に向かう。
目的其の2は「打倒メタボ」で健康なカラダを取り戻すコトにある。



サイクリング2度目
気温10℃はボクにとって最高
いざ出発じゃ!



キツいアップダウン
息は絶え絶えだがなぜか心地よい
途中で見つけた「檀(まゆみ)の樹」



清泉寮カンティーフェア会場入り口
正式には…
ポール・ラッシュ祭
八ヶ岳カンティー・フェア2007



様々な特産名産品の出店がある
生鮮品はもちろんクラフトや飲食店…
こうしたパフォーマンスは特に人気



チビッ子たちのお絵かき大会も
ウッド・クラフトのブースもあった
オトナになってもいい思い出だろう



スイーツの名店・清里マティスも出店していた
あ〜ぁ、つい買ってしまったのね…
「アップルパイ」と「チーズケーキ」お祭り価格でゲットしたのはいーんだけど
なんのために自転車乗って来たんだか、って



で、別のリンゴ農家のやってる店で
「リンゴのタルト」
めちゃくちゃ美味い♪
もう知らないから…


トドメの一撃
本日限定、って
買わないワケないじゃん



でもサスガ清泉寮のスイーツ
ホンモノのバナナ&チョコ
こんなに美味しいバナチョコソフト
初めてだよ〜♪
メタボ?
ナニそれ…



紅葉はまだこれからが本番
サワリだけちょっとねっ…って感じだったけど
「近いうちにまた来なよ」と誘うようなイントロを奏でている

革工房メリーマック・3  

目的其の3
サイクリングのアトはいよいよオーダーしたカメラケースとのご対面だ。
愛用のCONTAX i4R専用にとお願いしたのは9月2日。
良質なレザーが丁寧に加工され見事な出来栄え…満足なのである。



もしかしてカメラ本体より長持ちしちゃうかも。
左はパーツのトーンを変えたバッグで奥サマ用に。
店内には魅力的な作品ばかりで、アレもコレもとみんな欲しくなる。
今回はまた「手帳カバー」の制作をお願いしてきた。
病みつきのオーダーメイドなのである。


前回の日記=9月3日「革工房メリーマック・2」
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070903#1188777893




革工房 Merrimackメリーマック
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~merimack/
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1
TEL : 0551-48-5455
定休日 : 毎週 火・水曜
E-mail : merimack@eps4.comlink.ne.jp


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ストーブにはすでに火が入っている
室内には素晴しい香り
薪の発する森の成分



コーヒーを御馳走さまでした
インテリアにも秋の装いが



ストーブには鍋
なにやらコトコト
なんだろーなんだろー



数日前に手に入れたという
戦前のレコード・プレーヤ
もちろん管球式
きちんと楽器の音がする



工房の裏手に案内して頂いた
私有地なので明らかには出来ないが
清流に遊歩道…


そしてベンチやテーブル
プライベートな場所だが
自然は守られている



歩道に妙なキノコ
シーズンもそろそろ終わりらしい
来年の実りに期待