海鮮丼と北海道つぶ貝の塩茹で

アテにして行った訳ではなく運よくスーパーの特売に遭遇した。

お刺身の盛り合わせ各種¥500はもちろんそのままお造りとしてもよいが“海鮮丼”の材料としても都合がよい。
盛り合わせのアイテムとしてはマグロ・イカ・鯛・ハマチ・タコ・サーモン・甘えび…などがあり様々な組み合わせがあって吟味のし甲斐がある。
中にはマグロとイカのみという紅白丼の素みたいなのもあって一瞬キモチもグラつくが、今回は生タコが入ったパックを選んだ。
生のタコが入った盛り合わせは珍しく、隣に並んだ主婦に先を越されぬように慌ててカゴへキープする。案の定、そのオバちゃんは必死になって他のパーッケージを持ち上げては探すが、コレが最後の一つだったのね〜♪
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ふと別のシマを廻ると北海道産の活つぶ貝もあるではないか、しかもたくさん盛られて¥410というのも安い。
へっへっへ〜、塩茹でにして一杯飲れるじゃん…とココロはすでにビールタイムに突入だ。
ちょっと強めの塩加減でそっとゆでてやると、まるでカニミソのようなすばらしい香りが立ち上る。ちょっと冷ましてからにすればよいものをガマンできずにツマヨウジを突っ込みクリクリすると、現れるのはプリプリの身に続いてグリーンとイエローの縞模様も美しいワタだ。
あんぐり口を開けてチュウと吸えば、それはもうサイコー♪ビール♪ビール♪

丼のネタをつまみにメインのお酒は神戸の友人が送ってくれた鹿児島の芋焼酎「もぐら」。
ビシリと通る香りと甘みは同じフレッシュさであっても重みが違う。若い焼酎らしいが、何年かして熟成を迎えたトキにどんな味わいを見せてくれるのだろうか。
気がつけばボトルの残量も心細くなってきて、そろそろ保存モードにしなければ…と気を引き締めた昨晩であった。