豚バラ肉の蒲焼ごはんプレート

某大手食品メーカーのワナに陥った気もしないでもないが、結果良ければオッケーなのである。

 狂乱の鰻蒲焼き実演販売の一昨日は精肉コーナー担当者にとってはさぞかし辛い一日だったのではないか。いつもなら7:3くらいの割合で来客がある精肉スペースには人影も少なく誰もが蒲焼きに群がっているのだから。
しかしソコは商売人の意地もあり、なんと特設ワゴンを設け“豚バラ肉の蒲焼き”なるものをサンプル展示してあったのだ。ウ〜ム、ナルホド!そーゆーテがあったか…と感心していると、ヌケ目なくそしてさりげなく某大手食品メーカー製の専用タレのボトルがワキに置いてあるではないか。
「へへ、引っかかるもんか〜」
と思ったが、やっぱりウマソーなモンはウマソーなのである。既製品タレを買うのがなんとなくハズかしいボクは、周囲にヒトがいないコトを瞬間テキに確認してカゴに入れ、その上に“国産豚バラ肉お買い得パック・204g入り/¥342”を乗せてカバーしてしまうのね。
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 フライパンには油をひかずに豚バラを並べ、さっと火が通ったトコロに例のタレをジュウ〜と入れ絡めるだけの簡単クッキングだが、その味は侮りがたい旨さだ。
二日続けてドンブリを使うのもいかがなものかと云うコトで洋皿に盛ってみたのよ。見た目はデミグラスソースかバーベキューソースで調味したみたいな風ではあるが、食べてみるとミゴトに和風醤油味。
山椒や七味唐辛子をたっぷり振ってビールにもグーな一品となるワケなのである。



KILKENNY
アイルランドのビールだがギネスよりさらりとつくられていて爽快。
一日アセを流して血が濃くなってしまった労働者が、シゴト帰りにパブでノドを潤すにはもってこいの濃度か。
じっくり味わうギネスとは対照テキだが、ソコはアイルランドの民族独立運動のように深い根が濃密に執着する味わいがなんとも魅力のビールなのである。
コイツを飲りながら聞くロリー・ギャラガ
最高のブルースだぜ…


ロリーとギネスビールに関する日記↓
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070707

(41)浪速名物「牛すじカレー」


 神戸の友人に昨年頂いた“神戸長田・牛スジぼっかけ”は甘辛い味の印象テキな食べ物で、ぜひ一度現地で食してみたいというようなコトを以前に記述した憶えがる。
コイツをカレーに入れてしまうという阪神地区のたくましさみたいなモノを感じるレトルトなのだが、トロリと煮込まれた牛スジとプリッとしたコンニャクの食感がジツに楽しい味わいのカレーに仕上がっている。
甘辛い醤油味にシンクロさせているのか、カレーのソースもダークブラウンで、小麦粉を炒めて作るような香ばしさが前面に出ていて大変マッチングはよろしい。
 静岡の清水では豚モツのカレーが戦後の庶民食を起点に長く続いているようであるが、近年マスコミなどに取り上げられてクローズアップされている。
もしかしたらその豚モツカレーもそのうちレトルトで登場するかも知れないな…と牛すじカレーを食しながらふと考えてしまったのよ。


NiKO(株式会社 二幸) ご当地カレーのサイト
http://www.niko.co.jp/shopping/curry.html

(22)一平ちゃん『夜店の焼そば』


 からしマヨネーズを添付したのはこのカップ焼きそばが最初ではなかろうか。初めて食べたトキはなかなかに衝撃を受けた記憶がある。ただしこの製品の初期のCMタレントは、確かにモノマネは上手いが芸を披露したアトに
「どーだ!オレは上手いだろー!」
みたいなものが感じられてあまりスキになれなかったし、今でもその方が旅番組などにゲスト出演などすると、家族の意向は無視してさっさとチャンネルを切り替えてしまうボクなのである。
いや、焼そばの味とはカンケーないですね〜この件は。


明星食品株式会社
http://www.myojofoods.co.jp/index2.html