ドッサリあると思っていた“寒干し北海塩ラーメン”も残り少なくなってしまった。まだヨユーだぜ…などといい気になっているとすっかりソコが見えていて青くなってしまうのは貯金と一緒である。
先日はモヤシやニンニクの芽に鶏肉を細切りにしたモノを炒めてトッピングした塩ラーメンを食したが、やはり塩味のラーメンと言えば王道の海老タンメンがどうしても食べたくなり、スーパーの鮮魚コーナーでタイ産バナメイ海老を購入してくるのであった。
この海老はブラックタイガーに比べると若干身は柔らかくプリプリ感は劣るものの、香りの良さと甘みはヒケをとらないので近年輸入量が増加しているクルマエビ属の海老である。ヨーロッパでも人気があるという食べ方は茹でて氷で急冷したもので、一段と甘みと香りが強くなり美味しくなってくれるのだな。
セオリー通りに塩茹でし皮を剥いておく。この海老を入れたトロミつきのあんをかけてもよいだろうが、この北海塩ラーメンのよさを引き出すにはストレートな使い方でそのスープを殺さないようにしたい。いくつかの香草類を細切りにして添えるにとどめておいた。
う〜む、パクチーがあればもっと東南アジアっぽくなるのだが、まあ北海道のラーメンだしね…と言い訳して逃げてしまうのだ。
あぁ、やっぱり美味しい♪ たっぷり入れたからなぁ海老を、旨みが溶け出てサイコーなのである。プリン体が多いことで知られる海老は主治医から控えるように言い渡されているが、こんなに美味いモンをスルーなど出来るハズもない。知ったこっちゃね〜よ！なのである。
北海道の友人はコレをホタテ貝柱でキメたらしい。おぉ〜ソレも素晴らしいではないか！ あと二つ残ったこの袋麺、ラストはホタテもいいなぁと思うし県内・浜名湖産アサリってテもあるし…とジックリ悩むお楽しみなのである。
◆株式会社 菊 水
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☆ 塩を卒業したら今度は味噌だにゃ〜(笑)
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