続・秋のラーメン祭り(8-4)

  • カンフーといえば『ドラゴン』

前日の昼食ラーメンがあまりにもハズレだったのでどうしても美味いそれを喰わなければ気が済まなくなっていた。出先の近くでナニかいいお店がないものかと知人に訊けば一軒あると言う。

それは今年の九月で開店25週年だったという「漢風」さん、やはり富士市沼津市の境にある。マルに「う」というシンボルデザインと紅いラーメンマークに囲まれた“漢風”のロゴタイプ、なかなかにシンプルで印象的な看板が道路沿いに建っている。「う」はここのご主人のネームトップ文字で二十余年の歳月がそれに重みのようなものを加えているよね。
お店のメインは中華そばだけれどもメニューを見るとごく一般的な中華料理も並んでいる。★印がついているものが人気商品か、あるいは店主オススメといったものかな…やはり初めて食してみるのだからその中から選ぶのが常道でしょ…ってことで改めてメニューを眺める。
「漢風」という店名を冠したラーメンにもググッとココロ惹かれるものがあったけれど、やっぱりカンフーといえば『ドラゴン』だよね、こいつでキマリさ!
注文をすると店主殿は「アチョ〜ッ!!」と叫んでヌンチャクを厨房で振り回した…ってのは真っ赤なウソだけど、なかなかに男前の店主殿はタタッとその調理を開始してくれたのだな。そしてアッというまに提供された『ドラゴン』ラーメン、金塗りの丼とも相まってちょっと衝撃テキなヴィジュアルではないか。

ナチュラルな甘味を感じる醤油味のスープ、真っ赤にトッピングされたパウダーは唐辛子だけでなくパプリカもミックスされているのかな、思ったよりバカみたいに辛くないからちゃんとラーメンとしてのアイデンティティーが保たれているのである。美味い!

たっぷりネギに細切りチャーシュー、ここまではよくあるハナシだけどそこに加担しているあるモノがこの『ドラゴン』ラーメンのイノチなのではなかろうか。最初見た時には(なんだい、インゲンかよ)と思ったのだけれど、他の具材と一緒にザクッとクチに運べばビックリの食感とお味がエロおやぢのボケた脳ミソを覚醒した。
なんとそれは「山クラゲ」だったのである。よく中華料理系の肴とかゴハンのオカズ惣菜で売ってるアレ(たいていラー油みたいなものでピリ辛に味付けされてるけど)、そいつがラーメンの具なんだよ、スゴいアイデアじゃないか。
細切りチャーシューの弾力感・笹切りネギのジャキジャキ感・山クラゲのコリコリ感…これらが三位一体となって食す者の味覚中枢を直接アタックしてくる。そしていかにも中華料理屋さんらしい麺とスープにレッドパウダーが織りなす世界が、まるで香港映画の映像バックを構成するセットのように混沌としていながらもアジアの歴史と文化を明確に表現具体化した食エンターティメント。素晴らしい!
こーゆーお店は絶対に再訪して、少なくとも★印のお料理だけでもいただくべきだろうなあ…ってその後ジッコーできてないのよね。悔しいってよりムラムラしてしょうがないんだけどさ。


中華そば 漢風
https://www.facebook.com/kanfu.fuji.city
静岡県富士市西船津322-11
TEL=0545-34-3600
ACT=11:00-14:00 / 17:00-20:50 月曜定休




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昨日メガーヌ君の後輪タイヤがパンクしていた。昼めしを済ませて職場のヒトたちと一緒にソトで話をしていたら、その中のひとりが「あれ?パンクしてない?」なのである。あちゃ〜、その通りでやんすね…マジっすか。オカゲで昼休みの残り時間がパー、しかもアセダラになっちまって泣きっ面にハチさ。

パンクの原因はどこかで拾ったクギ状の金属、チクショーっ!なのである。でもメガーヌ君のスペアタイヤは近年主流になっているテンパータイヤではなく、ちゃんと標準サイズのタイヤ、しかもMICHELIN/PilotPrimacyが装備されているのよね。サスガ欧州製ロングツアラーなのだな。
黒の鉄チンホイールってカッコ悪いけど、まあシカタないか。早く元のタイヤを補修しよう。






元ルーさん
おはようございます!
そうらしいですね、いくら軽量化やコストダウンが目的でも(そりゃないでしょ!)ってカンジ。ジャッキやレンチも装備しなくて済むから相当な違いが出るんでしょうな。
メガーヌにはレンチとトリッキーなジャッキ、そして鉄チンホイル専用のナットがセットされています。あ〜あと取り外し式牽引フックも(´▽`*)アハハ