イタリアン・ビールと『北海つぶ貝』

今までいろいろな国のビールを楽しんできたけれどイタリアのものは初めてかも知れない。横綱ドイツを筆頭に人気のベルギー、堅実なオランダ、ライトなアメリカ、そして近年注目度アップの東南アジア各国産…とキリがないけれど、考えてみればラテン系ってビールのイメージが希薄だよなあ。

そうだよ、イタリア・フランス・スペイン・ポルトガルにビールの有名ブランドって聞かないな。まあ知ってるヒトは知ってるんだろうし、在る所には在るんだろうけど、まあとにかくこうして見つけてしまったんだから楽しんでみようじゃないか。
こんなビールを見つけたイキサツってのはね、静岡駅ビルにある成城石井さん(おっと、よく正常位恣意って誤変換しなかったなあ)に行くと、よくこうしてプレミアムビールとオリジナルグラスがハコ入りでセット販売されているのよ。
何年も前のハナシになるけれどベルギー産CHIMAYとそのユニークなグラスのセットがありましてね、ところが当時はボンビでして…結局買えなかったんですな。もう悔しくてね、以来トラウマみたいに…ってのは大袈裟だけど、件のお店に行くと必ずビールコーナーを覗いてはそうした気の利いたセットがないかチェックするようになってしまったのね。
さてそのイタリアン・ビールのお味は悪い言い方をすれば「可もなく不可もない」ものだけど、個性的なイタリアの嗜好品事情を鑑みると気が抜けそうな程にフツーに美味しいのである。


MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

そしてそんなイタリアン・ビールに対峙するのが『北海つぶ貝』、もしかしたら磯つぶ貝だっかかも知れないけれど北海道産というのは間違いないからオッケーとしましょうか。これも同じ駅ビルにある魚屋さんで見つけたもので、もう瞬間テキに「へへっ、こいつを塩茹でしてビール!で決まり」と判断したのよ。
やっぱり美味いねえ、ニッポン全国各地のつぶ貝を食してみたけれど、北海道産が一番ハズレが少ない。柔らかくかつ海の滋味に満ちていて素晴らしいのよ。クルクル回して取り出しワタのねっとりまったり食感と濃縮された旨味を堪能し、ラストはメイン部分のニクの弾力と磯の香り甘みを楽しむのだ。
ここにビールがまたいいカンジの相棒になるのよね。冷やした日本酒もまた別のステージなんだけど、夏らしさという点に於いてはビールに敵うものはない。ん〜なら別にイタリアン・ビールじゃなくたっていいじゃない…なんてツッコミは無しにしてよね。




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こっちは食べられない巻貝
ってねえ、きっと食べられるんでしょうけど
食べた話って聞かないよなあ
キャプチャー君の祖国・おフランスでは名物ですが
当家の庭では見るだけにしてます



Nikon  Ai Micro-NIKKOR 3.5/55  @ SONY α7