秩父神社の乳銀杏


冬の陽が、このイチョウの樹を包む。
秩父宮妃殿下が昭和8年に植栽された苗木が
こうした「乳銀杏」となったとされている。
ふくよかな女性のやわらかい乳房の印象。
たくさん垂れている姿を下から見て、
幼児の頃のように 口に含むのに見ていた面影を感じた。


社会は、こうして子供を安心して産んで育てるのに
不安を感じさせるようであってはならない。
原発にしても、よけいな海外の治安進出にしても
貧困な政治をすると、国も委縮してしまう。
そんなことを思いめぐらしていた。
この樹が訴えたメッセージだったのかもしえない。

●乳銀杏で有名なのは、新潟県五泉市にあるようです。
「切畑の乳銀杏」として知られ、国指定天然記念物となっています。
参考web 珍しいイチョウについて
http://www.agano.net/shinchaku/061104icho/061104icho.html

[昨日の断片]150131