寺坂武甲と雲の帯 国神の大公孫樹(イチョウ)


久しぶりに、横瀬の寺坂棚田に立ち寄った。
夕方6時を過ぎて夕日が最後の輝きに焼ける頃、
被っていた厚い灰雲から、【頭を雲の上に出し・・】
武甲山の顔が現れた。

脱ごうとする帯のように、雲がゆっくりと動き始める。
しばらく暮れるまで佇んで、やはり思う・・
あなたには中央の黄色い人口物と機械音は似合わない。

[昨日の断片]160511