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福島県立美術館ブログ

2014年11月15日

千甕展ギャラリートーク2回目開催&明日は友の会バザー!

本日、現在開催中の「小川千甕展」のギャラリートークを行いました。
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おかげさまでたくさんの方にお越しいただき、担当学芸員も力が入ります。
見どころ、千甕の生涯について、あつく語りました。

この展覧会は、この後、東京、京都へも巡回しますが、作品のなかには福島展のみ展示のものもあります。

こちらの漫画絵巻は、福島県の檜原湖・猪苗代湖の旅の様子を描いたもの。

千甕さんの愉快な人柄が伝わってきて、ついくすくすと笑ってしまいます。

福島展のみの展示ですのでお見逃しなく!





明日は友の会によるバザーも開催されます。
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美術に関する書籍や図録、グッズ、骨董まで、興味引かれるさまざまなものが並びます。
ぜひ皆様お誘いあわせのうえ、ご来館ください!

K.T.

常設展の版画の展示替を行いました。

すっかり寒くなった今日この頃、美術館まわりの紅葉も見頃を迎えています。

昨日閉館後、常設展の版画の展示替えを行いました。

まずは常設展示室Cのドーミエ
今度は『当世代議士鑑』の立法議会シリーズです。
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また、常設展示室Dの斎藤清は外国シリーズになりました。
メキシコ、フランス、アメリカと、一緒に旅する気分です。
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反対側の壁は、日和崎尊夫と柄澤齊の木口木版です。
木口木版による緻密な表現に魅了されます。
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企画展「小川千甕展」も今月24日までとなりました。
ぜひ美術館にお出かけください。

K.T.

2014年11月02日

千甕展グッズ、入荷しました

千甕展グッズがかわいいのでご紹介します。

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入荷が遅れていたグッズが出そろいました。お待たせしました。
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マグネット、エコバッグ、一筆せん、クリアファイルに絵はがき
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おしゃれなはずです、千甕は若い頃、陶磁器デザイナーだったのです。
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ひそかに私は千甕作品の魅力の一端は「女子力の高さ」だと思っています。
(千甕自身はクールな紳士だったのですけれども)

グッズ売り場だけでもご利用いただけます。

図録も絶賛販売中です。今回は求龍堂から書籍として出版しましたので、
遠方の方は書店でも入手できます。


M.K

小川千甕展は11月7日まで、高校生以下無料です!

ふくしま教育週間(11/1-7)は、高校生以下が無料となります。

それ以降も小川千甕展会期中は、授業などで利用する場合は、高校生以下無料になります。
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紅葉の美しい県立美術館、散歩がてらお越しください。

M.K

小川千甕展記念トークイベント

去る10月26日、記念イベント、「小川千甕の魅力を語る」が開催されました。

豪華ゲストは前川公秀氏、山田敦雄氏、野地耕一郎氏。

前川氏は千甕と師・浅井忠とのかかわりを、
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山田氏はヨーロッパ遊学中の千甕を、
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野地氏は日本画家としての千甕を、
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それぞれ熱を込めてお話くださいました。

その後は千甕についての自由トーク。
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お3人によって多彩な活動が色々な角度から照射され、
千甕という一人の画家の姿がおぼろげながら、
像を結んできました。

千甕とはどういう画家だったのか。

まだまだ謎は尽きません。

どうぞ皆さんも、実際にその目で作品をご覧になって、
考えてみてください。

M.K

2014年10月18日

千甕展ギャラリートーク開催

本日、千甕展のギャラリートークを行いました。
仏画、洋画、漫画、日本画、南画と、さまざまなことに手を染めた、
まさしく縦横無尽な画家・小川千甕。
その幅広い画業を、今回の展覧会を企画した担当学芸員がわかりやすく説明します。
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千甕の絵の雰囲気そのままに、ほのぼのと、時にはお客様と対話しながら進みました。

ギャラリートークは来月にももう一度、11/15(土)14時から行います。

また、そのほかにもイベントとしては、今月10/26(日)14時から講演会があります。
前川公秀氏(DIC川村記念美術館顧問)、山田敦雄氏(目黒区美術館学芸員)、
野地耕一郎氏(泉屋博古館分館長)らが千甕についてさまざまな視点からお話しくださいます。

観れば観るほどその魅力に引き込まれる千甕の絵。
とてもよかった、と監視員に声をかけてお帰りになられるお客様がとても多いです。
ぜひ足をお運びください。

K.T.

2014年10月16日

小川千甕展はじまりました!

画家・小川千甕のほぼはじめての回顧展です。
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こんな実力者が紹介されずにいたのが不思議です。
作品がたくさん残っているのはありがたいことでした。

浅井忠の弟子だっただけあり、こんなに上手いのです。
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そしてこんなふうに面白いのです。
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ヨーロッパ遊学中、安井曾太郎ルノワールに会いに行ったりしました。

旅を愛し、ほのぼのとした田園風景を描きました。
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描かれる人や自然はいつも優しくて、
こちらを歓迎してくれます。
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なぜ当館でご紹介するかというと、福島を何度も何度も訪れた
ゆかりの画家だからです。
福島、坂下、喜多方、白河、須賀川、棚倉、国見
とくに大正期の美術愛好団体「喜多方美術倶楽部」の人たちが
千甕を支援しました。

おすすめはユーモアたっぷりの絵巻《二人旅の巻》。
喜多方の岩田圭一郎と桧原、猪苗代へのスケッチ旅行を描いたものです。
千甕は漫画家でもありました。(福島限定展示)
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晩年になればなるほど縦横無尽。
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千甕は「せんよう」と読むのが正式ですが、
若い頃に挿絵を描いた本に「ちかめ」とルビを振られ、
そのほうが人気があったので、まあいいか、
と自分でも「ちかめ」とサインしたりしています。


初日には、千甕のご遺族がかけつけてくださいました。
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10月26日(日)には、前川公秀氏、山田敦雄氏、野地耕一郎氏という
豪華ゲストをお招きし、「小川千甕の魅力を語る」トークイベントを
開催します。

この展覧会は、東京六本木の泉屋博古館分館(2015年3月7日〜5月10日)、
京都市の京都文化博物館(2015年12月8日〜2016年1月31日)に巡回します。

M.K

コレクション展兄呂泙辰討い泙后

すっかり秋めいてきた今日この頃、美術館のまわりでも紅葉が始まりました。
芸術の秋、散策がてら、ぜひ美術館にいらしてみませんか。

美術館では現在、企画展『小川千甕展〜縦横無尽に生きる。
彼は仏画師・洋画家・漫画家・日本画家だった。』(近々こちらブログで紹介予定)が、
また、2階常設展示室ではコレクション展靴始まっています。
今日はコレクション展靴瞭睛討砲弔い討款匆陲靴泙后

まず、第1室は、コレクション・クッキング(C.C.)展企画の高校生キュレーターによる展示です。
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なんだかいつもとは雰囲気の異なる、おもしろそうな空間になっています。
こちらについてはC.C.展フェイスブックで詳しくご紹介していますので、
ぜひこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/collectioncooking

第2室も盛りだくさんです。
まずは、大正期を中心とした洋画・日本画
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河野保雄氏によるコレクションをご寄贈いただき、厚みのある作品群となりました。
岸田劉生の作品が、洋画のほか、日本画、版画(第1室)も展示されていることに注目です。

奥の壁は、小川千甕展関連展示「喜多方美術倶楽部小特集」。
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大正7年、福島県喜多方に美術愛好団体「喜多方美術倶楽部」が結成されました。
小川千甕ほか、小川芋銭などがたびたび福島にやってきて制作活動を行いましたが、それらの作品の一部を展示しています。



第2室には、ほかにも、創作人形、抽象絵画・彫刻などを展示しています。
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第3室は、海外の作品。
アメリカ美術はワイエスを中心に、ジョン・スローンや国吉康雄などの作品も展示しています。
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フランス美術は、印象派のほか、今回はドーミエの風刺版画が出ています。
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最後の第4室は版画。
斎藤清は、今回は古都シリーズを中心に展示しています。
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反対側の壁は清宮質文。版画を11点、またガラス絵も2点展示しています。
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版画は11月半ばに展示替えを行います。
後期は、斎藤清は外国シリーズ、
また、清宮に代わって、日和崎尊夫や柄澤齊の小口木版が展示される予定です。

こちらもどうぞお楽しみに。

K.T.

2014年08月09日

版画の展示替えをしました!

現在常設展にて好評開催中の『コレクション展供ヽ館30周年記念 コレクション名作選』。
昨日閉館後に版画の展示替えを行いました。

常設展は年に4回の展示を行っていますが、
版画は作品保護のため、半期で展示替え、つまり年8回の展示を行っています。

今回は、前期の創作版画にかわり銅版画が展示されています。
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長谷川潔、駒井哲郎、浜口陽三らの、モノクロームによる静謐な夢見る世界が展開されます。

また、斎藤清は前期に引き続き代表作を展示しています。
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夏の暑いなか《会津の冬》シリーズをみるのもいいものです。

美術館内は、作品保護のため一定の温湿度に保たれています。
残暑厳しい頃、ぜひ美術館に涼みにいらしてみませんか。

K.T.