プロレスラー対NINJYA!

ほったらかしにしてから、帰ってきましたよ!
で、こんだけ放置した挙句に日記を書こうと思った理由は、とある映画を見たから。
それがこの映画。
映画【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|300 <スリーハンドレッド>
田中天先生も天日録で紹介されてますね。

内容は

  • 虎眼流*1を学んだレオニダス王と、同門のスパルタ人シグルイ300人が
  • アジア(中東)人なのかどうか以前に、人間かどうかすら怪しいペルシャ兵100万を相手に
  • 名誉の戦死をすればヴァルハラにいけるZE! と言いながら
  • 空が暗くなるほど降ってくるアホみたいな数の矢の下で、「飛び道具に頼るとは臆病者よ喃」「全くにござるな」「全く喃」「「はっはっは」」と笑ったり
  • 敵の死体で壁を築いたり
  • 敵の死体で作った壁を崩して、敵を押しつぶしたり
  • 投槍で犀をぶち殺したり
  • 敵の血のりで象をがけから落としたり
  • どう見てもNINJYA! なペルシャ王クセルクスの親衛隊「不死隊」をちぎっては投げしたり

するお話です。



裸マントで



言っておきますが、嘘は殆どついてないですよ?
話そのものは実に日本人的なお話ですよ。
原作書いたのも、製作したのもアメリカ人ですがね!
「戦闘映像がプロレスラー対NINJYA!」
だとか
「取り合えずレオニダスとその部下どもは鎧を着ろ。いや、その前に服を着ろ」
とかは突っ込んじゃいけません。
鋼のような肉体の男達の戦い。
それが『300』ですよ。
面白いです。
是非ご覧になってください。

*1:シグルイを読もう

最近買った本

ここ一年のラノベ新人作家さんの中では、多分トップクラスの作家さんです。
まず、ストーリーが良い。
何処か切なくて、でも綺麗なお話です。
お話の流れに女性的*1な優しさを感じます。
あと、所謂召還系の魔法使い達のお話なんですが、召還のためにはその生物の色に属する触媒が要る、とか設定が結構凝ってます。
描写も色に関する物が多く、また秀逸です。
色に溢れた世界が、頭の中に広がります。
お勧めの一作ですよ。



ヒャッコ 1巻 Flex Comix

ヒャッコ 1巻 Flex Comix

たまに書店で頭の中に声が響くことがあります。
「これを買え!」と。
そう言う本は大概面白いんですよ。
で、数ヶ月ぶりに頭の中で声が響いた作品がこれです。
うん。
面白い。
自由奔放な少女、「上下山 虎子*2」と、その親友の「早乙女 雀*3」、ちょっと気の弱い「能乃村 歩巳*4」、生真面目で口うるさい「伊井塚 龍姫*5」。
この四人の学園生活がコミカルに描かれています。
絵は少し荒いですが、ストーリーがそれを補ってます。
また、キャラが良い。
一人一人個性的なキャラクターばかりです。
個人的に一番好きなキャラはクラス委員長の「杏藤 子々*6」ですね。
こんな委員長が欲しかった(笑)。
いや、本気で。
こんなエキセントリックな委員長なら、きっと学生生活は楽しかったでしょう。
ただ、同じクラスになるのは絶対にごめんですが。

*1:作者の性別は知らんがね

*2:かげやま とらこ

*3:さおとめ すずめ

*4:ののむら あゆみ

*5:いいづか たつき

*6:あんどう ねね