ベル小児科の院長日誌

前橋市の小児科診療所です。

もう12月・・・

いやはや、更新をサボっているうちに、もう12月になってしまいました。

なんだか、秋を通り越して、冬になってしまったような日が続いていましたが、今日は少し暖かいようですね。

では最近の診療から・・・

嘔吐下痢症が流行しています。3タイプくらい、ありそうです。

発熱まで伴って、嘔吐と下痢が全て揃うパターン。下痢だけで比較的軽症のパターン。嘔吐が数回で、下痢はあってもごく軽度のパターン。

治療方針は少しずつ違いますが、いずれもあまり長引きはしないようです。

でも、ご家族内で、お父さんやお母さんにもうつってしまう場合があります。

手洗いなどの感染予防が大切です。

それから、RSウイルスによる気管支炎。まだ、だいぶ多いです。

ちいさい赤ちゃんが感染してしまうと、症状は重たくなってしまうので要注意なのですが、ここ最近は、入院が必要な程度になってしまうお子さんは、少ないようです。
ただ、やや年齢の大きい、といっても2〜4歳くらいのお子さんですが、高熱と咳で受診され、まさかと思って調べてみると、RSウイルス検査が陽性だったりします。
大きいお子さんの場合は、あまり重たくなることはない「はず」なのですが、何か混合感染などがあるのか?
こういった場合では特に慎重に診察しています。

最後に、インフルエンザ

当院周辺では、ほとんど出ていません。

ワクチンがうまく効いてくれていると良いのですが・・・。