Hatena::ブログ(Diary)

「回復」とは回復し続けていくこと。

2011-03-05

身体嫌悪と女性性。


「自分の体が嫌いということと、性のことは関係があると思いますか?」


この間の個人カウンセリングで聞いた。


「それは当然あると思いますよ。

 私たちは女性ですから、 

 自分の体というものを考えた時、そこには女性性というものは切り離せないわけで、

 そういうところから、フェミニズムだとかウーマンリブだとかも始まったわけで。」


そうか・・・・・


私はこれまで、フェミニズムとか、本当に興味なくて、

自分には全く関係ない世界で繰り広げられていることだと思ってきた。


自分の体を愛せるようになる、ということは、自分の女性性も受け入れられるようになる、ということなのだろうか。


あー、なんだか面倒くさい。

本当に面倒くさいなあ。それは。

女性性ということを考えるのは私に取っては本当に骨が折れることだ。



私は13歳で拒食症になってから、長年の間、「痩せ」」ということにこだわってきたが、

それは、「ダイエットして痩せて綺麗になりたい」という思いとは、少し違うような気がしていた。

だから、よく、

摂食障害ダイエットの行き過ぎでなる」

と言われると、なんとも言えない違和感を感じていた。

(もちろんそういう人はいるかもしれないけれども、私の場合は違うような気がしていた)



私は、男に気に入られるために痩せたい、と思ったことは、これまで一度もないように思う。

私が好きな体型は、ツイッギーみたいな体型だ。

そう、この人が誕生してから拒食症が増えたと悪名高い(?)ツイッギー。

f:id:asa0904:20110305093444j:image



逆に、ビヨンセのような、セクシーでグラマラスな体型になりたいと思ったことは、一度もない。



男の人はツイッギーみたいな体型は好まないということもよく知っている。

ある程度肉感的な体型の方が男ウケがいいことも知っている。

でも、私にはそんなこと、どうでもいいのだ。

だって、男のために痩せたいわけじゃあ、なかったから。


じゃあ、なんのため?

痩せて綺麗になりたいから?

それも、自分ではよくわからなくて。


私はオシャレは好きだけれども、そのオシャレも決して男ウケするようなオシャレではなくて。

モテ服だとかモテ髪とかも一回もやったことがないし。

(今も前髪パッツンのレトロなボブだし←男ウケ絶対悪い)

スキンケアとかもまめにできないし。

シャンプーやリンスも、100円とかのを使っている。(これは単にケチなだけかもしれないけどw)

ましてやネイルに1万円をかけるなんてことも私には考えられない。


痩せに対する異常な執着と、そのわりには、綺麗になるための努力が全くかみ合っていなくて、

私が「痩せ」にこだわるのは、果たして一体なんのためなのだろうか、

ということは、これまでずっと自分自身、謎としてあった。


私は鏡を見るのが大っきらいだ。

街でうっかりショーウィンドウに自分の姿が写っちゃったりした時にはぎょっとする。

ましてや自分の裸を見ることなんて・・・・

だから、お風呂にはいるときも、自分の体を見ないようにしている。


生理も憎んでいる。

私は子どもを産むつもりは無いので、

私にとって生理は単にPMSの辛さをもたらす憎い存在に過ぎないから。

早く上がってしまえばいいのに・・・と思う。



や、ここまで書いてきて、なんか重症なような気がしてきたぞ。(笑。



私が痩せにこだわってきたのは、

綺麗になりたいとか、そういう理由からではなく、

自分の体から「性」というものをひたすらそぎ落としたかったからなのだろうか・・・・・・。

自分でもよくわからない。



ここのところの体調不良が続く中でつくづく思わされるのは、

私は自分の身体に本当に寄り添えない、ということ。

ままならない自分の身体に憎悪に近い思いが湧いてきてしまう。


私が過食嘔吐で消したかったのは、心の痛みだけじゃなくて、

この体の存在感そのものだったことを、今、痛切に感じている。


シラフで生きていくということは、生身の体で生きていく、ということだ、と、

ダルクの小冊子に書いてあった意味が、

今になってようやくわかるようになってきた。

(ダルクの女性たちはそういう自分のことを『ナマミーズ』と呼んでいる。)


私は自分の生身のからだを、自分の女性性を、受け入れられるようになれるのだろうか・・・・

なんか、気が遠くなってきた。


▼クリックをしていただけると、励みになります。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ プロテスタントへ
にほんブログ村

ayuayu 2011/03/05 10:37 確かに女性性の拒否はありますね。
男性に好かれたくてダイエットしてるわけでも決して、ない。
むしろ女性に「あの人細い」って言われる方がずっと嬉しい。

でも、asaさんも私も結婚しているというところがまた、面白いというか不思議です。

あと、生理ですが、わたしもあったりなかったりを20年以上つづけてきてますが、この先を考えるとやはり、(いまは要らないと思っても)あったほうが体のためなのだと思って、受け入れてます。
(骨や老化など)

sakusaku 2011/03/05 20:17 私もそうそう、ツイッギーのような体になぜかこだわってしまい、そこから離れられない自分がいます。
ふくよかな女性が素敵だなあと思いつつ、自分がそうなる事はとてもとても受け入れられません。
よく、成熟拒否とかって言いますが、まだ自分の心は女性になっておらず少女のままなのか?と思ったり・・・。
過食嘔吐は自殺行為とも言いますし、吐く時に完全に痛めつけて消えてしまえとも思うし、すごくよく分かります。
asaさんの自分の身体に寄り添えないっていう表現がとてもわかりやすくって、さすがだなと思いましたが、悲しくもなりました。

究極のところ、どんな自分の姿も受け入れられないのはすごく辛い気がして・・・

自分が生きるのにしゃーなしで許せる姿というのか、そんな気持ちというか、上手く言えずごめんなさい。


私もネイルのところで頷いてしまいました。
爪を剥ぐ自傷行為が治まらず、手が荒れてもハンドクリームさえ塗らなくて・・・
悲しい反面、これも後遺症のひとつなのかなと思いました。

モナコモナコ 2011/03/08 00:09 名前を失念しましたが、先天的に半陰陽である4コマ漫画家がいるのですが、彼(彼女)曰く、人間はずぼらにありのままに生きていると、たいていはオッサン化する、女の人でも手入れしてないと、ヒゲ(産毛)が生えていたりして、もっさい感じになっている人も多いし、おじさんとおばさんの区別はつきにくいんだから、ようするに女という概念は人口のそれを差しているのであり、手をかけた若い女性のみなんてことにもなりかねない、なんてことをネタにしていたのですが、これがジェンダーに鋭く切り込んだ含蓄のある言葉として、何かの思想雑誌に転載されていました。

ビヨンセだって、ツィッギーになるのと同じくらいには努力して手をかけないと、普通はなれないと思いますし、方向性は正反対でも女特有という意味では、女らしさの究極の体現のような気もしてしまいます。
そして、どちらも本人が楽しんで、ほどほどのところを目指せるのならいいとは思うのですが、かくあらねば、と強迫的になったり、女としての義務みたいに押付けられたり、何らかの逃避行動になってしまったりするとマズイのですよね……。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証