昨日は金曜ロードショーでやっていた、「海がきこえる」を観ましたので、その事について書きます。



ストーリー
高知県で日々平凡に暮らしている高校生・杜崎拓は、東京から転校してきて周囲にまるで馴染もうとしない武藤里伽子のことがつい気になってしまう。美少女にして文武両道なだけに拓の親友・松野は彼女へ恋しているようだが、なぜか里伽子は拓と縁があるようで、東京へ二人旅をすることになってしまう。そこで拓は里伽子の家庭が抱えている問題に触れることになり、それをきっかけにして彼らの距離は縮まったかに思えたが……。



解説&感想
同名の小説をアニメ化したもの。
後の「耳をすませば」と同様、青春物ではありますが、「耳をすませば」は割とスッキリと完結したのに対して、本作は「えっ?これで終わり?」と言いたくなる程、何だか途中でぶちっと切って終わってしまった感じが否めません。まぁ「耳をすませば」に比べれば、そんなにダメージを受ける事はないと思いますが(笑)。
ただ絵が非常に綺麗で見応えがあり、これを観るだけでも十分価値があると思います。
また前回放送した「魔女の宅急便」と同様、声優が非常に豪華ですが、本作を最後にプロの声優が主演する事がなくなったのは、非常に残念です。
まぁ別に声優じゃなくても、上手ければ全然問題ないのですが、はっきり成功例は殆どありませんからね…。最近こんな事語ったようですが、俳優を使うなら変に有名な人を使うよりは、無名の俳優や大部屋俳優など、一般の知名度が低い影の存在の役者でも良いと思うのですが…。


スタッフ
監督:望月智充
脚本:中村香
音楽:永田茂
キャラクターデザイン・作画監督近藤勝也
美術監督田中直哉
音響監督:浦上靖夫
主題歌「海になれたら」(歌:坂本洋子、作詞:望月智充、作・編曲:永田茂)
企画:鈴木敏夫奥田誠治
制作プロデューサー:高橋望
制作:スタジオジブリ若手制作集団
方言指導:渡部猛島本須美


キャスト
杜崎拓:飛田展男
武藤里伽子:坂本洋子
松野豊:関俊彦
小浜裕実:荒木香恵
山尾忠志:緑川光
清水明子:天野由梨
校長:渡部猛
川村:徳丸完
里伽子の父:有本欽隆
岡田:金丸淳一
杜崎拓の母:さとうあい
おかみさん:鈴木れい子
見習い:関智一
美香:島本須美
男子生徒:桜井敏治
女子生徒:水原リン(現・真山亜子
その他:植村喜八郎山崎たくみ、三谷幸子、まるたまり、久川綾


予告編です↓

1枚目は中央フリーウェイ海がきこえるからで、2枚目はスタジオジブリの隠れた名作!! - 己 −ONORE− - Yahoo!ブログから。

参考:海がきこえる - WikipediaTVM アニメ 海がきこえる - allcinema