ファントム・メナスその4 ―魔法先生ネギま!233時間目感想―

 明日にはラストレムナントが発売、明後日からは学祭が始まる……が、どちらも厳しそうな大学4回生の麻茶です。
 この1ヶ月、1週1ダンジョンを目標にしてきたヴェスペリアはやっとラストダンジョン。←まだやってたのかよw 今日、数時間をなんとかひねり出して(逃避するとも言う)クリアしたいと思う。2週目はする気力が残ってないなあ……。


 では、今週のネギま
 以下、単行本派の方にはネタバレ。


 
 今回は過去編最後に相応しく、不明点がかなり多い。


 先週ラストに現れた黒幕は仲間からは「造物主」「始まりの魔法使い」と呼ばれているようだ。

 今回の考察は必然的にこいつ中心になっていく。


 ラカン、詠春は先週の攻撃で戦闘不能。アルもナギの傷を全力で癒したため戦えず、ナギと、その師匠であるゼクトが黒幕と戦うことになる。

 

 ナギは絶対勝つと言っていたが、アルの考えでは「あの化け物を倒すことは、この世界の誰にも不可能」とのこと。

 だったが……

 勝っちゃったwww
 簡単に流されたが、アルの考えは本当に間違っていたのだろうか? 「始まりの魔法使い」という呼称が正しいのならば、世界の根幹をなし、法則を体現するような存在であるだろうから、確かにこの世の者で勝つことは不可能だと思う。あと、ネギまで首が吹っ飛んでる描写も気になるかな。こいつは現象みたいなもので実体はないのかも。


 さて、黒幕を倒した(?)ナギから報告。

 「姫子ちゃんが・・」が気になる。何があったんだ!?
 ともかく、黒幕はすでに儀式を完了させてた模様。それによって広域魔力減衰現象が起こります。
 アルはこの現象に絶望するが……そこへアリカ姫とヘラス第三皇女(未だに名前がない)が駆けつける。

 アリカ姫側、メガロメセンブリアの艦隊の艦長は、オスティア祭開幕のときに登場した主席外交官のヒゲダンディで名前はリカード。ってことは、オスティア祭に来てる3国のトップって20年前からの付き合いじゃんw プライベートでは酒を飲み交わしてたりして。


 駆けつけた2国の艦隊によって広域魔力減衰現象は押さえ込まれる。

 規模を考えるに、オスティア崩落とは別物。
 アリカ姫は「魔導兵団 大規模反転封印術式展開」と命令している。術式で封じ込めたということは、広域魔力減衰現象はマジックキャンセルではないということになる。
 また、「封印」という言葉と、ガトウの「よろしいのですね・・? 女王陛下」という台詞が気になる。


 封印しただけで、消えてはおらず、フェイトたちの狙いは封印解除かもしれない。それならば、当初フェイトが明日菜に拘ってなかった理由も分かる。すでに世界を崩壊させる現象は発生していて、後は封印を解けばいいだけなのだから。……でも、そうするとオスティア祭を待つ理由が分からないな。22年に一度の世界樹発光に呼応して、封印が弱まるとか?


 ガトウの「よろしいのですね?」は何だろうか。黒幕がまだ死んでおらず、アリカの父、または現オスティア創始者だとか妄想してみる。
 江戸前ネギ巻き寿司さんの黒幕=明日菜説が面白かったのですが、黒幕がマジックキャンセルを使用してるのは大いに賛同できる。特にパキャァン音とかそれっぽい。

 黒幕は「始まりの魔法使い」で、広域魔力減衰現象は「世界の始まりと終わりの魔法」。ならば「終わりの魔法使い」がいるはず。それが明日菜なんだろうか。数百年前から存在していることを匂わせている完全なる世界。そんな組織が20年前まで大きなアクション(=世界崩壊)を起こさなかったことを考えると、明日菜のような「終わりの魔法使い」の誕生を待っていたのかもしれない。


 「みんなの力で」世界は救われた。これはチャオ編の復習ですかね。
 そして、式典。ナギ、ラカン、詠春にメダルが賞与されます。だが、アルとゼクトが居ない。アルは麻帆良で休息(それほどの傷には見えなかったが)、ゼクトは黒幕との戦闘で戦死でしょうか? もしくは一緒に封印されたのかも。
 印刷所のミスか、ガトウの頭が消えていてフイタw

 

 それにしても、時系列が分からないな。ナギの「姫子ちゃん」発言から、19巻冒頭の回想よりも前の話だと思ってたら、戦争終わってるし……。もしかして「姫子ちゃん」≠明日菜か?
 追記:ラカンが台詞を編集しただけかも。


 さて、過去編は終わり、フェイト組の動向。
 アーニャは捕まっちゃってます。

 そして、明日菜も。

 やっぱ、栞がすり替わっているのかな。しかし、マジックキャンセルと咸卦法を持つ明日菜をどうやって倒したんだろうか?


 来週は武闘会本格開催だろうか。またいいところで休載に入りそうだw



 これ書いてたら、ヴェスペリアやる時間が本当にあるのか疑わしくなってきたw