旭亭だより

2018-07-15 ジム・ジャームッシュ

今月はNHK・BSでジム・ジャームッシュの映画が二作放映されました。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』と『ダウン・バイ・ロー』です。

映画はほとんど見てこなかった私ですが『ストレンジャー・ザン・パラダイス』のタイトルは知っていました。映画好きの友人たちが高く評価していたからです。私は、難解な芸術映画だろうと勝手に決めつけ、敬遠しました。

ストレンジャー・ザン・パラダイス』は録画し、数日後に見ました。もともとそうなのか粗い粒子のモノクロ画面と、場面が切り替わる毎に暗くなる技法に、不快感を抱きながら見ていましたがだんだんと引き込まれていきました。

そこで『ダウン・バイ・ロー』を見ることにしたのですが、こちらはニューオーリンズの風景を描いたオープニングから圧倒されました。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に出ていたジョン・ルーリーはポン引きのようです。トム・ウェイツ(!)はさえないDJ。二人ともはめられて逮捕され同房となりますが、そこに後から入ってきたのが、なんとロベルト・ベニーニではありませんか。

二作とも、眼で「見る」映画でした。