徒然CURIOSISM このページをアンテナに追加

【当ブログにおけるポリシー的な何か】
・当ブログ「徒然CURIOSISM」は、サイト「CURIOSIST」の運営者、朝森久弥による雑文の集合体であり、不定期に更新されるはずです。リアルタイムな日々のつぶやきを見たい人は、Twitterをご覧ください。アカウントは「asamorihisaya」です。
・同人ゲーム制作サークル「CURIOSIST」に関する重要な告知もだいたいここで行います。
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・Web拍手で送って頂いたコメントには、基本的に返事しません。稀にしか見ないので……。返事を要する場合は、メールやTwitterなどでお願いします。

【次回同人イベントサークル参加情報】
COMITIA119(2017/2/12) (当選、配置待ち)

2017-01-09 CURIOSISTとして生きるということ

私の生い立ちについて。その2

この記事は、2年半前に書いた「私の生い立ちについて。その1」の続きです。よろしければ先にその1をご覧ください。


高校を卒業した私は、地元から離れたところにある某国立大学の理学部に進学した。理学部を志望した理由は、高校生の時にこの世の根本原理を探求することに興味を持ったこともあるが、それ以上に親への対抗心の方が強かったかもしれない。というのも、父が高専卒のエンジニア実学志向だったから、それなら私は虚学をやろうと思っていたのだ。もし工学部に進もうものなら、「初めから高専に行けばよかったのでは」と言われていただろう*1。その上で、高校の時は化学得意科目だったので、化学科に入ることにした。

一方、私は大学に入学した当初から「世界一周をしたい」と念願していた。そのきっかけは、高橋歩という旅人が書いた「WORLD JOURNEY」という本である。高3のとき高校の図書室で手にしたこの本には、高橋歩をはじめ何人もの世界一周経験者の体験談が載っていた。その中に、4か月かけて100万円で世界一周した人が紹介されていて、これなら自分でもできるんじゃないかと思ったのだ。何より、好奇心旺盛な人=CURIOSISTとして生きると決めた私にとって、これほど分かりやすくエキサイティングな経験は他に思いつかなかった。


世界一周といえば、普通は最低でも半年、多くの人は1年以上かけてするのが相場だが、私にはそれだけの時間をかけられない事情があった。大学に進学するにあたり日本学生支援機構の「奨学金」*2を借りていたし、実家の家計を考えても留年・休学は困難だったからだ。そこで、学部2年の約2か月間の夏休みで世界一周することとし、そこに向けてあらゆる準備を遂行した。

“わずか”2か月で世界一周するには世界一周航空券*3を使うのがベターだが、当時未成年の私が航空券を買うには親権者の同意が必要だった。そうでなくても、2か月“も”日本から離れるなら親に話を通すべきである。とはいえ、いきなり「世界一周してくるわ」と言っても反対されるのがオチなので、実績を作るため学部1年の夏休みに日本一周を行った。青春18きっぷを使った1か月弱の短い旅*4だったが、「この前ちょっと日本一周行ってきてさ。ところで、今度は世界一周したいんだけど」と言うことで、親の承諾を得ることに成功した。あとは、世界一周する直前までバイトに勤しみ、世界一周にかかる費用約80万円の大部分を自力で稼いだ。この間、学業もそれなりに頑張って某財団の奨学生に選ばれたり*5生協学生委員会なる激務サークルで活動したりして充実した学生生活を送った。


当初のもくろみ通り、学部2年の夏休みに世界一周を達成した私は、「世界一周ができたのだから、自分にできないことはそうそうない」という万能感に満ちていた。にもかかわらず、帰国後およそ半年間は、ネットの世界、具体的には2ちゃんねるに没頭することになる。オタク活動に目覚めたのもこの時期。友人に「ひだまりスケッチ」という萌えマンガを紹介されたことをきっかけに、学部2年の冬にコミケに一般参加するまでになった。コミケの熱気にあてられ、奥底に眠っていた創作意欲が沸々と湧いてきた私は、世界一周経験をネタにした同人ゲームを作ってコミケで出そうと思い至った。もともと子供の頃から遊びを作るのが好きで、高1のときにクイズゲームを作ったことがある私は、クイズゲームであればオリジナリティのある作品が作れると考えたのだ。それからというもの、大学の学業はそこそこにゲーム制作に没頭し、学部3年の夏コミで「クイズトラベラー -around the world-」を頒布することに成功した。

同人活動にすっかり夢中になった私は、コミケ以外の同人誌即売会にも顔を出すようになり、東京に頻繁に*6訪れるようになった。このころ、化学を一生の職業とすることに違和感を持ったこともあり、東京の大学院に進学して、新しいことを学びたいと考えるようになった。結果、学部4年の夏に、東京にある某国立大学の大学院の入試に合格し、大学院進学をもって化学から認知科学に専攻を大きく変えることにした。


2010年4月、田舎県の郡部生まれの私はついに東京都民となった。見るものすべてが新鮮で、慣れないなりに刺激的な毎日を送っていたが、やがて、日本の中にあるさまざまな格差を意識するようになる。

私が通っていた大学院は、誤解を恐れず言えば、格差社会の最上位の人々が集積するコミュニティだ。とくに、その下の学部学生や、その学部から内部進学した大学院生たちの多くは、都会の有名高校の出身で、私のような出自の人間に比べて、ずっと「恵まれた」環境で育ってきている。それは単なる生活様式の違いに過ぎないのかもしれないし、少なくとも学力面では全員同程度の水準以上だろう。けれども、この大学院に至るまでの道のり、すなわち教育機会の質と量では、都会と田舎で圧倒的な差があると感じた。

私の地元ではそもそも中学受験する人がまれであるのに対し、東京では5人に1人が中学受験する。私が通っていた大学院の下にある学部学生は、過半数が中学受験経験者だ。良質な教育環境を得るためなら多少の経済的負担はいとわない*7。大学院生になったし家庭教師でもしてみようかと業者にエントリーしてみたら、中学受験案件ばかりで公立高校出身の私はお呼びでなかった。「御三家」をはじめとする都内の有名中高一貫校出身であれば、時給3000円以上はザラらしい。そりゃあ彼らは私より賢いだろうが、一体どんな価値を売り買いしているのかと思うと、ゾッとした。結局、私は大学院生時代、教育産業のバイトには縁がなく、代わりに大学のTAや公立高校のチューター、教育系NPOボランティア講師などを経験した。


同人活動や大学院での研究活動のほかに、上京したらやりたいと思っていたことに、「湯浅誠に会うこと」があった。湯浅誠とは、年越し派遣村の村長として知られる社会活動家で、私が大学院入試に臨んでいた2009年当時の時の人である。そのころの日本は、2008年に起きたリーマン・ショックの巻き添えを食らって景気が後退し、「派遣切り」が連日ニュースを賑わせていた。その少し前の日本はちょっとした好景気で、小泉純一郎政権が築いた新自由主義が日本を覆っていた。そうした背景もあってか、2ちゃんねるやそのまとめサイトでは生活保護バッシングを日常的に見ることができたし、社会的弱者=怠け者という自己責任論が幅を利かせていた。前述の通り、私はこの時期に2ちゃんねるに没頭していたものの、こうした言説にはどうしてもシンパシーを感じることができなかった。

私の下の妹*8は身体障碍を持っている。肢体不自由、つまり手足を自力で動かせない。しかも言葉も話せない。一生、車椅子と寝たきりの生活だ。生まれつきのものではなく、下の妹が幼いころにかかった病気が原因だった。それからというもの、どうして身内が、と嘆いている暇はなく、私たち家族はその時その時でやれることをやってきた。その中で、こうした境遇にならなければ知りもしなかっただろう福祉制度に幾度となく助けられた*9。誰もが「弱者」になり得るのだから、そうしたものを簡単に切り捨ててはいけない―原体験から来る素朴な発想だった。

年越し派遣村のニュースを聞いて湯浅誠に興味を持ち、彼の著作を読むと、私が漠然と抱いていた問題意識を共有し、もっと深く考察していることを知った。「貧困」を主なイシューとし、自己責任論はびこる世論に立ち向かう活動家。その姿が私には新鮮に映ったし、上京すれば会えるかもしれないとワクワクした。その願望は、大学院入学後わずか3か月で果たされることになる。と言っても、彼の小さな講演会を聞きに行ったに過ぎないのだが。その直後、私はめぼしい伝手をたどって、路上生活者支援のNPOに参加し、新宿の路上や公園で生活している人たちの話を聞いて回った。上京し、東京は豊かで恵まれていると実感する一方で、ホームレス状態の人が大勢いるといった問題を抱えているという現実を認識した。


やがて、大学院修士2年の後半に差し掛かり、同級生は次々と就職を決めていく中、私は博士課程進学を決心する。学振DC*10には落ちたものの、初めて恋人ができた*11こともあって、そこそこやる気に満ちた研究生活を送っていた。もとより、学ぶことが好きで、学んだことを人に教えることが好きだった私は、単に研究するだけでなく、教育にも携わりたいと思い描いてた。大学教員になれば、研究も教育もフリーハンドで取り組むことができる。それでいて社会的ステータスも良いしお給料も悪くないし。そんな甘ったれた魂胆を持っていたからか、博士課程に入ってからはこれといった研究成果を出せなくなり、次第に研究への興味が冷めていった。正直なところ、同人ゲームを作ったり、進学校Mapを作ってTwitterに公開しているときの方がずっと楽しかったし、本気で取り組めた。

極めつけは、博士課程1年の終わりごろ、修士課程の時の研究をまとめた学術論文を出版した時のこと。「この論文、結局同業者の何十人しか読まないんだろうな」と気づいたとき、「なんだ、自分のゲームや進学校Mapのほうが、たくさんの人に見てもらえるじゃん」と思ってしまったのだ。確かに、私の研究テーマはよっぽどニッチだった。けれども、ほとんどの研究論文は、同業者向けに書かれるものだ。うまくいけば人類の歴史を変えることもあるだろうが、第一に問われるのは、その研究分野の進歩にどれだけ貢献できるか。そこに喜びを見いだせる、つまりその研究分野を極めたいと思える人でないと、研究者は務まらないのだ。私にはその素質が決定的に欠けていた。


同じ時期、ある学会にポスター発表しに行ったとき、同世代の大学院生と知り合い、初対面ながらサシ飲みをすることになった。聞けば、彼女もまた研究だけでなく教育に携わりたいとのこと。「そうなると、研究中心大学ではなく、むしろ地方私立大学のような、教育ニーズが高い学校の教員になったほうがいいのではないか」という話で盛り上がった。ところが、そうした大学は大学教員の割には給料が安いし、下手をすると潰れる可能性がある。そもそも、そういう大学にしたってある程度の研究業績を積まないと採用すらされない。それならいっそのこと、高校教員になった方が手っ取り早いのでは―そう思うようになっていった。

大学教員には教員免許は要らないが、高校までの教員となるとそうはいかない。私はその時点で教員免許を取っていなかったが、あれこれやりくりすれば、大学院生でありながら免許を取れることが判明した。本来なら研究に割くべき時間を教職単位取得の時間にあて、さらに博士課程在学中に教育実習に行くという暴挙に出て、高校理科の専修免許状を取得した*12


2013年10月、博士2年の秋に、3度目の学振DC不採用通知が届く。これをもって、私は研究職に就くのを断念し、本格的に就活を始めた。一度は思い描いた夢を絶つのはそれなりに辛く、競争に敗れたことが純粋に悔しかったが、自分に本当に合った職を見つけるのだと意気込んだ。教員免許も取ったことだし、教員採用試験にも応募する一方、色々な職業の可能性を探った。すでに就職していた同級生から、「自分が本当にやりたいことをやるべきだ」というアドバイスをもらったので、結構真剣に考えてみたところ、

「確かな知識を提供するコンテンツを作り、それをできる限りたくさんの人に届けたい」

と思い至った。

振り返ってみれば、私は人生の半分をクイズゲーム制作に費やした。数あるゲームジャンルの中でクイズを選んだのは、一番プログラミングが簡単そうだからだったからかもしれないが、やがて、自分の作ったクイズゲームを通して、知識を楽しく学ぶ機会を多くの人に届けられている実感を持つようになってきた。そうは言っても同人ゲームなので、届けられる範囲は限られている。でも、企業の力があればどうだろうか?すでに販路が確立されたメディアだったらどうだろうか?そこにこそ、自分が興味を持ち続けられる、活躍の場があるんじゃないだろうか。

結果として、博士3年の春に、自分が納得のいく職場から内定をもらったので、教員採用試験を受ける前に就活を終えた。その後、取れるに越したことは無いと思って博士論文作成に取り掛かったが、人生そんなに甘くはなく、論文作成に着手できないまま大学院を辞めた。「博士課程満期退学」である。博士号は取れなかったが、自分が筆頭著者の査読付き論文は1本出せたので、研究者として最小限の痕跡は残せたと踏ん切りがついている。


就職することが決まったあと、実家に帰省した。大学教員を目指して長らく大学に通わせてもらったが、結局就職することにしたとを告げると、母から、

「あなたは『選べる人』だから、自分が良いと思う道を選べばいい」

と言われた。

私はこれまでの人生で、大抵のことは自分で選び、選んだ通りの道を歩んできた。高校受験、大学受験、大学院受験、就職。あるいは世界一周や同人ゲーム制作。そういう意味では確かに『選べる人』なのかもしれない。CURIOSISTとして生きるということは、自分の好奇心に素直になるということ。自分が本当にやりたいことを臆せずやり遂げるということ。

私の実家の学習机には、毛筆で『努力』と書かれた色紙が飾ってある。私の座右の銘のひとつだ。なんやかんやで色々なことに努力してきたという自負があるし、その結果として今の自分があると思う。けれども、私が幼いころから努力を続けてこられて、進路を選び取ってこられたのは、自分の周りの人の支えがあったからだし、つまるところ、運が良かったからだと思っている。

おそらく世の中には、私と同じかそれ以上の能力があったとしても、『選べない人』が大勢いる。

私は大学院時代から研究そっちのけで進学校Map作成に心血を注いだ。その中で気づいたことは、同じ日本という国の中でも、住んでいる場所によって得られる教育機会の質と量に大きな格差があることだった。これは進学校に限らず、それ以外の学校だったり、学校以外の教育産業、すべてにおいて言える。都会に生まれ育ち、かつ親に十分なお金を出してもらえるなら、いくつもの学校の中から好きな校風の学校を選べるかもしれない。一方、田舎では、学力レベルでほとんど自動的に進学先が決まり、高校の選択の余地はない。下手すると、自分の学力レベルに合った高校が通える場所に存在しないことも珍しくない。こうした地域による事情の違いが世間であまり知られていないままに、成果だけを見て「ここは素晴らしい」「あそこはダメだ」と評価される。悔しくてならない。


『選べる人』を増やそう。母の話を聞き、私はそう決心した。もし『選べる人』になりたくて、なれるはずなのに、環境がそれを許さないなら、それを変えていこう。その第一歩として、確かな知を提供するコンテンツを多くの人に届けよう。それによって、一人でも多くの人の人生の選択肢を増やしていこう。

仕事にせよ同人活動にせよ、それこそが私のライフワークだ。




知識の力で、一人でも多くの人を幸せにする。

それがCURIOSISTである私の、社会への挑戦であり、恩返しです。

*1:さすがに最近は、工学部あるいはその上の大学院出身の部下が増えてきたのか、違いが分かってきたようだが

*2:返済義務のある学資金を本来は奨学金=Scholarshipと呼んではいけないので、あえてカッコ付けで表記した

*3:世界一周するルートであらかじめ予約した航空券の束。私の場合はワンワールド加盟の航空会社が使える世界一周航空券を買った

*4沖縄県を除く46都道府県を電車で回る旅。詳しくは日本一周に、行ってきました。を参照

*5:こっちは返済義務のない本当の奨学金

*6:最盛期は週1で。交通費がかさみ、もう東京に住んだ方が安いのでは思っていたが、東京の家賃の高さはその幻想を軽く打ち砕いた

*7:裏を返せば、東京の人は田舎県の人よりも教育に多額の出費を強いられているし、そのせいで困っている人が大勢いるのも承知しているが

*8:年齢は明かさないが、私が4人きょうだいの長子、下の妹が末っ子なので、相応に離れている

*9:こうした制度が現状で十分と言っているわけではない。私たちの家族は制度に加えて親戚の協力や周囲の理解もあってなんとかうまくやれていると思うが、うまくいってない人も多いことを知っている

*10:国が優秀な博士課程学生を特別研究員に選抜し研究費とお給料を与える制度。お給料は高くないが、特別研究員に選ばれること自体が、同世代のエリート研究者というステータスになる

*11:すぐに別れてしまったが

*12:中学理科の免許は時間がなくて取れなかった。教育実習の期間がさらに長くなることに加え、必要な単位が増えて研究室のゼミに出られなくなるためだった

2017-01-08 積読も多数発掘

[][]歴代マイベストブック

突然ですが、この記事ではマイベストブック、すなわち私の人生に特に影響を及ぼした本を紹介します。

私の記憶がさかのぼれる範囲で、

・マンガ

・マンガ以外の本

に分けて、各年1冊ずつまで挙げることとします。


マンガマンガ以外
1999年少女少年
やぶうち優作品の虜になると同時に、性に対する見方を形作った。
2000年
(中学校入学
ブッタとシッタカブッタ
思春期特有の不安定な精神を受け止めてもらった。
2001年SALAD DAYS
⇒本格的にラブコメマンガに目覚めた。
2002年エイケン
⇒三船伝助がカッコよくなってくのが見てて楽しかった。
2003年
(高校入学)
最終兵器彼女
⇒この世で正しいことは何一つないし、間違っていることも何一つないことを知った。
2004年いちご100%
⇒向井こずえ派だった。
ファインマン物理学
⇒大学物理かじってる俺カッケーしたかった。
2005年いでじゅう!
⇒僕らの青春がそこにはあったし、中山朔美が愛おしかった。
WORLD JOURNEY
世界一周するという目標を得た。
2006年
(大学入学)
KAGETORA
⇒ラブコメの教科書とはこういうことかと思い知った。
研究者という職業
⇒研究者を目指しているときのバイブルだったが、書かれていることは研究者以外にも役立つ仕事の心得だと思った。
2007年ないしょのつぼみ
⇒やぶうち優の時代への適応力に驚嘆した。
世界一周航空券 Perfect Book
⇒世界一周のプランニングに大いに役立った。
2008年ひだまりスケッチ
オタクに目覚め、同人活動にのめりこむきっかけとなった。
オナニーマスター黒沢
長岡がカッコよすぎたし、Web小説の可能性を見た。
2009年はじめてのあく
⇒緑川を応援せずにはいられなかった。
クイズ文化の社会学
⇒クイズを作るモチベーションの理論的支柱となった。
2010年
大学院入学)
Understanding Comics
⇒マンガを科学する可能性を見出した。
どんとこい、貧困
⇒わが国の格差是正に注目する決定打となった。
2011年AKB49〜恋愛禁止条例〜
⇒有栖莉空が可愛すぎたし、吉永寛子からクイズアイドルという発想を得た。
完全教祖マニュアル
宗教に対する冷静な視点を得た。
2012年ニセコイ
⇒小野寺春推しだった。
中二病でも恋がしたい!
⇒タイトルをいい意味で裏切った誠実な恋愛小説だった。
2013年僕らはみんな河合荘
⇒河合律とお付き合いしたい人生だった。
ドキュメント 高校中退
⇒わが国の教育に対する問題意識を形作った。
2014年食戟のソーマ
⇒田所恵の成長譚に何度もむせび泣いた。
夜の経済学
⇒データは見せ方次第で人の心をいかにように操れることを思い知った。
2015年
(就職)
僕のヒーローアカデミア
⇒ラブコメばかりでなく熱い少年マンガにも目を向けようと思い立った。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
いろはすかわいいよいろはす。
2016年この美術部には問題がある!
⇒宇佐美みずきを愛でるために28年間生きてきたのだと思った。
NEW HORIZON
⇒中学校英語教科書がいかほど進化しているかを思い知った。


ラブコメ多いな!!!

それぞれの本に一言コメント付けてみましたが、このあたりになってくると一言では語りつくせない、いや言葉では言い表せない魅力があるので、逆に陳腐な感じになってしまったかもしれません。すみません。


今年も素晴らしい本に出会えますように。

2017-01-07 睡眠時間を確保したい!

2017年の抱負。

明けましておめでとうございます。

今年最初の記事は、恒例の「今年の抱負」です。

まずは去年の抱負を振り返ったのち、今年の抱負を発表いたします。


2016年の抱負を振り返り。

全体スローガン持続可能な同人活動の確立


「ゲーム制作」:新作クイズゲームプロジェクト第1弾の完成

なんとかできました。新作クイズゲームプロジェクト「キュードル!」は、夏に第1弾、冬に第2弾を発表。RPGツクールMVという新しい道具に四苦八苦しながらも、引き続きゲームを作り続けられる体制を築けたのは大きいです。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」に関わる形に残る成果物を発表

できませんでした。ゲーム制作や教育データバンクへのコミットが予想以上に多く、時間がかけられなかったのが大きな要因です。1年を経て書くべきことはさらに増え……早くしないと手の付けようがない状態になってしまいます。


「教育データバンク」:進学校Map書籍化作業の完遂と進学校Mapの更新

ある程度はできました。進学校Map書籍化(同人誌化)は2016年のうちにvol.5まで完了し、2017年2月に最終号となるvol.6を出す予定です。進学校Mapの更新は、2017年春の大学合格実績が出揃った後に着手する予定です。



2017年の抱負!

全体スローガン:アウトプットに裏付けられたブランディング


昨年に引き続き、CURIOSISTは「ゲーム制作」「日本オタク文化」「教育データバンク」の三本柱を推進することで、社会に広く楽しみと役立ちをお届けする同人サークルを目指します。

本業との両立、健康の維持は前提として、より多くの人にCURIOSISTのコンテンツに触れてもらえる機会を形にしていきます。具体的には……


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース

⇒「キュードル!」をスマホで遊べるようにします。RPGツクールMVに乗り換えたのもこれが主目的ですし。プレイヤーを増やすためスマホ対応しなきゃしなきゃと言い続けて4年ほどたち、今から始めても遅いくらいですが、いい加減成し遂げなければ。そして、キュードル!の続編、すなわち第3弾、第4弾……は、昨年と同様、コミケ合わせで制作していく予定です。キャラやストーリーだけでなく、クイズそのものの作成にも力を入れなきゃですね!


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」を1章分以上発表

⇒「教科書 日本オタク文化」は、戦後日本で発展した日本オタク文化の歴史と現況をつづろうとするプロジェクトですが、そのうちの“歴史”、つまり過去の部分だけでも、同人誌などの形で発表します。現況は日に日に変わっていくのに対し、過去の部分は調べればどうにかなるので……。それでも、現況に合わせて全体の章立ては改めて考えなければいけませんが。


「教育データバンク」:「大学のセキララ」の完成

⇒進学校Mapにリソースを注いできた教育データバンク活動ですが、高校だけでなく大学でも有意な情報を提供すべく「大学のセキララ」プロジェクトを始めます(去年から少しだけ始めています)。これは、日本全国にある大学の定員充足率と経常収支差額比率を比較することで、大学の経営状況を探る企画で、偏差値だけでは分からない、日本の大学の安全性を一望できる場を作るのが目的です。こうした情報って一応公開されていて、大学を評価する上でかなり役立つ情報のはずなのに、なぜか世間ではあまりスポットが当たらないんですよね。そこには業界の色々なしがらみがあることは承知していますが、こっちはあくまで趣味なので、赤裸々に暴露していきたいと思います。業界で干されない程度に。


全体スローガンにも掲げたように、今年は一層成果物を世に出すということにこだわっていきたいです。そうすることでこそ、私が関わっているそれぞれの界隈でCURIOSISTの存在感は増していくと思いますし、同人サークルならではの、社会に対するインパクトを与えられると信じています。


20代最後の年を全力で楽しもう!


今年もよろしくお願いします!

2016-12-24 見切り発車!

[]C91サークル参加情報

こんばんは。

同人サークル『CURIOSIST』は、コミックマーケット91にサークル参加します。

配置は1日目西ほ35b

同人ソフトジャンルでは珍しく1日目の参加となり、いつもより2日早く制作をしなければならないのでかなりしんどいです。

例によって新作はまだ完成していないのですが、そろそろサークルチェックをされる方も多いでしょうから、先におしながきを作っておきました。

f:id:asamorihisaya:20161224172045p:image

新作は『キュードル! Right Answers』

全年齢対象のPCゲームで1枚500円

C90に出した『キュードル! Fresh Q-dol festival』に続き、アイドル育成クイズゲームの第2弾です。

Fresh Q-dol festival(FQF)が、新人キュードルである二上華視点の物語なのに対し、Right Answers(RA)は、キュードルたちをプロデュースする英知興業の新人マネージャー視点の物語になっています。世界観は繋がっていますが、それぞれ独立で遊べるようになっています。

そのほか、FQFとRAの違いを挙げますと、次のようになっています。

FQFRA
シナリオ1本道のメインストーリー1本道のメインストーリー&キュードルごとの個別ストーリー
クイズステージ数1014
CPU対戦(対バンありなし
プロデュースダブりカードを重ねるアイテムを使う
スカウトなしあり(FQFのキュードルをスカウト可能)

FQFでは、巷のソシャゲカードゲームっぽく、同じキャラのカードが何枚も手に入る仕様にしていたのですが、よく考えたらガチャで儲けるつもりはないので、RAでは1キャラにつき1枚のカードだけゲットできる仕様にしました。

また、CURIOSISTのゲームは原則としてROM版とフリー版をそれぞれリリースしています。ROM版が即売会等で頒布する有料版、フリー版がWebで公開する無料版ですが、RAのROM版を買っていただいた方への限定特典として、外伝的ストーリーが読める追加パッチを2017年冬に公開予定です。


旧作で当日頒布予定のものは次の通りです。

【ゲーム】

・キュードル! Fresh Q-dol festival(C90新作)

国立オタク学院(C88新作)

・おざわのやぼう弐(C85新作)

・CURIOSIST ザ・ベスト(C85新作)

・恋には落ちても、受験には落ちないんだからねっ!(真の完成版)(Comic1☆7初出)

・くいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜(C81初出)

同人誌

・日本オタク文化検定2015(C89新作)

・くいけん!アンソロジー(C82初出)

進学校Map vol.5 [北陸甲信越山陰編](ガタケット148初出)

・進学校Map vol.4 [東海山陽編](コミックライブin名古屋 オータムスペシャル2016初出)

・進学校Map vol.3 [関西編](こみっく★トレジャー27初出)

・進学校Map vol.2 [四国九州編](コミックシティ福岡39初出)

・進学校Map vol.1 [北海道東北北関東編](コミティア112初出)


頒布価格は、進学校Mapシリーズは1部300円、ほかはすべて1部500円です。

なお、コミケにだけいらっしゃっている方にとっては、新作『キュードル!RA』だけでなく、進学校Map vol.2〜5の4冊も初の頒布となります。


あと、大昔に制作した『フェアリーメイカー 〜知はチカラなり!〜』と『ヒトナツの聖地巡礼』の残部が発掘されまして、それぞれ3枚ずつくらいしかないですが、1枚200円でお売りします。

これらの作品は『CURIOSIST ザ・ベスト』に4作まとめて入って500円で売っているので、ザ・ベストを買った方がお買い得だと思いますが、もしパッケージが欲しいという奇特な方がいればスペースで朝森に直接おっしゃってください。陳列はしません(置く場所がないので)。


あとあと、CURIOSISTの過去作でスタッフ参加した方には完成作を1部差し上げていますので、まだ受け取っていない方はこの機会にスペースまでお越しください。


12月29日に皆様と笑顔でお会いできることを心から楽しみにしています。

2016-08-17 C90御礼とお詫び

[]C90新作「キュードル!」データご確認のお願い

 皆さま、コミックマーケット90お疲れ様でした。

CURIOSISTは例によって、ギリギリで新作クイズゲームキュードル!」をマスターアップさせ、3日目「e16a」にて頒布させていただきました。いただいたのですが……。


 現時点で複数の方から、CD-Rから「キュードル!」のデータをコピーできないというお問い合わせをいただいています。

 状況を鑑みるに、皆様に頒布させていただいたCD-Rの中に、データをうまく焼けなかった(コピーできなかった)ものがあると考えています。


 もし、コミックマーケット90当日に「キュードル!」をお買い上げいただいた方の中に、ゲームデータをCD-Rからうまくコピーできないという方がいらっしゃいましたら、朝森久弥までご連絡いただけないでしょうか。個別に、ゲームデータをお送りさせていただきます。

ご連絡は、「キュードル!」のパッケージの裏面に載っているメールアドレスか、私のツイッターアカウント(@asamorihisaya)までお送りいただければ、比較的迅速に対応させていただくことができます。


 CURIOSISTでは制作したゲームのデータをCD-Rにコピーする際、エラーが出たものは当然取り除くようにしているのですが、それが徹底されておらず、このような事態を招いてしまいました。私の不注意でご迷惑おかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。