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コミティア100【そ38a】(2012/05/05)

2009-03-19 続・青年帰省中……

進研ゼミDMを15年近く読み続けた男の話。

 この時期のDMはもうすぐ新学期ということで、新中学生に対し

「新入生テストがある!」

と脅迫するのは長年変わっていない常套手段。実家がある地区の中学校は新入生テストは無いんですけどねー。


 で、あと2ヶ月くらい経ったらどうせ

「初めての期末テストがある!」

 と煽るのは目に見えています。「この時期に始めないと間に合わない」などと言って。


 さらに、そのさらに3ヶ月後には、

「1年2学期のテストが勝敗を分ける!今ならまだ間に合う!」

 などと述べたDMを送りつけてくるんだろーなーと思うと、ベネッセがいかに商魂逞しいかがよく分かります。

 それにしても、1学期には「いま始めないと間に合わない!」と脅しておいて、2学期には「まだ間に合う!」という都合の良さは一体何なんだろう、と長年思っています。



 まぁ、「都合が良い」と言えば、進研ゼミのDMに必ず付いてくるマンガほど、それに当てはまるものはないでしょうね。

 主人公は、学校のお勉強に悩みを持つ、ごくごく普通の少年少女。

ただし大抵の場合、主人公の成績は中乃至中の上程度であり、DM読者の約半数には反感を買っていると思われる。

 主人公は、学業成績をうpしたいけれど、部活も頑張りたいし、あわよくば友情or恋愛(主人公の年齢によって異なる)もうまくやりたいと思っている。

 ある時、主人公は近しい人(友達や先輩etc)にゼミを熱心に勧められる。

 この時、ゼミの主なアピールポイントは、

・(塾と比べて)自分のペースで出来る

・(塾と比べて)時間がかからない

・(塾と比べて)金銭的にお得(←主に低年齢のお子さんを持つお母さんに対してのアピール

・(塾に負けないくらい)サポート体制が整っている

が挙げられる。ここ数年は大多数の少年少女が塾に行っているため、特に(  )内のアピールを表に出すようになった。また、主人公が実は昔ゼミをやっていたが溜めてやめてしまったという例もしばしば見られるが、勧誘者は「ゼミは変わった!」と主張しその心配を解消させる流れとなっている。


 かくして「ゼミならイケる!」とすっかり洗脳された主人公は、親(殆どの場合母親)を説き伏せてゼミを始めることになる。

 しばらくしてゼミの教材が届き、主人公はわくわくしてその箱を開ける。早速それらを手にした主人公は、セールストークを口走りながら勉強に励む。


 間もなく、主人公は勉強に自信が付き、授業での理解力が高まり、定期テストでも好成績をマーク。

 「好成績」がどの程度かは主人公の年齢によって決まるが、100点満点のテストを基準にすると、

・小学生の場合:100点満点

・中学生の場合:90点以上

・高校生の場合:80点以上

が目安となっている。いずれにせよ、全児童・生徒の2割程度しか達成できないレベルであり、原理上ゼミ生の大半が到達できないことは明らかだ。


 それからと言うもの、主人公の身に次々と善いことが起こる。勉強に限らず、部活でも大活躍。さらに友人関係・恋愛でも上手く行くようになり、リア充への仲間入りを果たす。

 主人公は感謝する。

「ありがとう進研ゼミ!おかげでハッピーなスクールライフだよ!!」

 と。

 そして「さぁ君も始めよう!」述べ、終幕。


 以上が長年変わらない、進研ゼミマンガのストーリーです。


 また、このようなストーリーを補強する為、主人公には大抵親友とライバルが居ます。

親友:主人公より勉強も部活も出来る。主人公は憧れの念を抱いている。実は進研ゼミ生。主人公にもハッピーになって欲しいからなどと言って、ゼミを布教してくる。

ライバル:スペックは主人公と変わらないor少し上なことが多い。勉強は自学自習で頑張るが、最近は塾通いすることが増えた。しかし進研ゼミという味方をつけた主人公には敵わず、学業成績は伸び悩む。最終的には、リア充と化した主人公に絆されて自分もゼミを始めることになる。


 何と言うご都合主義

 塾から訴えられないかと心配していた時期もありました……。


 ―進研ゼミのDMのマンガ―

 それは個人情報保護に疎かった時代が生んだ奇跡の産物。

 考察できる話題は多々ありますが、今回はこれくらいで筆をおこうと思います。


 ちなみに、朝森はゼミ生になったことはただの一度もありません。さらに言えば塾・家庭教師の類にお世話になったことも一切無いことを申し添えておきます。



 本日のWeb拍手はこちらです。

 いつもありがとうございますm(_ _)m


 それでは。

名無し名無し 2009/03/22 18:12 そうそうw、親友は必ず進研ゼミやってんだ。
なつかしい。
中学生になったら漫画でも友達が英語喋れる
奴が出てきて、主人公は出来ないとかw

名無し名無し 2009/03/24 00:56 これを読むために高校卒業までゼミには入りませんでしたw
男主人公の場合は、作品によって親友のポジションには
"部活も勉強も順風満帆の幼馴染の女の子(実はゼミ生)"がいますよね
"主人公のことが好きだから、うじうじしてる姿は見たくない!"みたいな
後は、"T大学"や"K大学"に通う先輩でしょうか
「これ、進研ゼミで解いたことある!」はもはやお決まりですね

名無し名無し 2009/03/26 19:06 時々ライバルはゼミの存在を教えられずにそのまま悲しい末路を辿る事もがありますよw
本当に可哀想に思えてくる・・。

hhhh 2009/03/28 12:58 売り文句はどうかと思うけど、進学校なら当たり前のように入学後の実力試験があるよ。
というか、テストがないから勉強しないというのがおかしいというのを主張しようよ。
これじゃただの馬鹿だよ。
こんなつまらない事を考えていないで勉強したらどうかな。

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