とてもページが少なく、シンプルな英語で大きな活字で書かれています。
お父さんと子供が新しいお母さんを迎え入れる過程を描いています。
読んでいると、とてもほほえましい光景が目に浮かんできます。そして、サラの住んでいる海のある町の風景、親子の住んでいる丘の風景。まざまざと目に浮かんできます。彼らのやり取りがまるで、両方の町をつないで吹く風のような気がしました。
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Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga #1) ペーパーバック – 1987/9/4
英語版
Patricia MacLachlan
(著)
When Papa's new wife, Sarah, arrives from Maine, the children begin to love her but fear that she will one day leave them.
- 対象読者年齢6 ~ 10 歳
- 本の長さ96ページ
- 言語英語
- 対象1 - 5
- 寸法13 x 0.48 x 19.35 cm
- 出版社HarperCollins
- 発売日1987/9/4
- ISBN-100064402053
- ISBN-13978-0064402057
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商品の説明
商品説明
『Unclaimed Treasures』の著者マクラクランは、子どもたちのために感動的な物語を書いてきた。19世紀終わりごろ、妻を亡くし、ふたりの子ども―― アンナとケイレブ―― を抱えて農業を営んでいた父は、再婚相手を求める広告を出す。やってきたサラは、ふるさとのメーン州、とくにその海原を思ってホームシックにかかっていた。子どもたちは、サラが居ついてくれないのではないかと心配した。サラがひとりで街に出かけていったとき、自分を産むときに母が死んだケイレブは、もう永遠にサラが戻ってこないのではないかという恐怖に襲われた。だが、彼女は色鉛筆を手に帰ってきて、メーンの美しい風景を描いて、そして言った。ふるさとを思うとさびしくなるけれど、「それよりもふるさとであなたのことを思い出すほうがもっとさびしいと思うの」。やさしいタッチで、見捨てられること、失うこと、そして愛を語る物語だ。(Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
●●●あらすじ
アンとキャリブは、「妻およびふたりの子どもの母募集」というパパの新聞広告に応募して来た女性、サラに会うのをドキドキしながら待っていた。メイン州の海の町から、アンたちの住む大草原の小さな家にやって来たサラは、しばらくしてホームシックになっているのに気がついた。そのことに気がついていた子どもたちも、多分サラはもうメインに帰っていくだろう、とあきらめていた。
でも、毎日4人でいっしょに暮らすうちに、サラはこの土地にも、家族にも親しみだした。そして彼女は、どこにいても人はどこかが恋しいもの、メインに帰ったら、きっとこの家族と大草原が恋しくなると悟ったとき、彼女は新しい家族の一員として、大草原のこの家に入ろうと心を決める。そしてサラは、アンとキャリブのママが生前にしていたみたいに歌を歌い、それに合わせてみんなも歌うのだった。新しい家族が誕生したのだ。
●●●この本について
野草(野の花)の英語名が本文のあちらこちらに盛り込まれていて、アメリカのプレーリー(大草原)地帯の風景が思い浮かんでくる物語だ。Paintbrush、clover、prairie violets、woolly ragwort、tumbleweed など下記の関連サイトで調べられる。北米のひとつの典型的植生(vegetation)に親しんでみるのはいかが。
サラの気持ちが変化するきっかけとなる、次のようなフレーズがある。
There is always something to miss、 no matter where you are.
みんなが移民の子孫、アメリカ人にとっては、とくに心にしみる言葉かも知れない。アメリカは、先住民以外の「アメリカ人」にとってもともとは異郷だったわけだから、"old country"をいつもどこかに「しっぽ」のようにぶらさげている。そして、それはとりもなおさず、アイデンティティを探す多くの現代人の心に響くフレーズかもしれない。(え)
Copyright© ペイパーウェイト・ブックス All rights reserved. -- 『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より
アンとキャリブは、「妻およびふたりの子どもの母募集」というパパの新聞広告に応募して来た女性、サラに会うのをドキドキしながら待っていた。メイン州の海の町から、アンたちの住む大草原の小さな家にやって来たサラは、しばらくしてホームシックになっているのに気がついた。そのことに気がついていた子どもたちも、多分サラはもうメインに帰っていくだろう、とあきらめていた。
でも、毎日4人でいっしょに暮らすうちに、サラはこの土地にも、家族にも親しみだした。そして彼女は、どこにいても人はどこかが恋しいもの、メインに帰ったら、きっとこの家族と大草原が恋しくなると悟ったとき、彼女は新しい家族の一員として、大草原のこの家に入ろうと心を決める。そしてサラは、アンとキャリブのママが生前にしていたみたいに歌を歌い、それに合わせてみんなも歌うのだった。新しい家族が誕生したのだ。
●●●この本について
野草(野の花)の英語名が本文のあちらこちらに盛り込まれていて、アメリカのプレーリー(大草原)地帯の風景が思い浮かんでくる物語だ。Paintbrush、clover、prairie violets、woolly ragwort、tumbleweed など下記の関連サイトで調べられる。北米のひとつの典型的植生(vegetation)に親しんでみるのはいかが。
サラの気持ちが変化するきっかけとなる、次のようなフレーズがある。
There is always something to miss、 no matter where you are.
みんなが移民の子孫、アメリカ人にとっては、とくに心にしみる言葉かも知れない。アメリカは、先住民以外の「アメリカ人」にとってもともとは異郷だったわけだから、"old country"をいつもどこかに「しっぽ」のようにぶらさげている。そして、それはとりもなおさず、アイデンティティを探す多くの現代人の心に響くフレーズかもしれない。(え)
Copyright© ペイパーウェイト・ブックス All rights reserved. -- 『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より
著者について
Patricia MacLachlan (1938-2022) was the celebrated author of many timeless books for young readers, including Sarah, Plain and Tall, winner of the Newbery Medal. She was also the author of many beloved picture books, a number of which she cowrote with her daughter, Emily.
登録情報
- 出版社 : HarperCollins; Reprint版 (1987/9/4)
- 発売日 : 1987/9/4
- 言語 : 英語
- ペーパーバック : 96ページ
- ISBN-10 : 0064402053
- ISBN-13 : 978-0064402057
- 対象読者年齢 : 6 ~ 10 歳
- 寸法 : 13 x 0.48 x 19.35 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,476位洋書 (洋書の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年2月27日に日本でレビュー済み
大きな活字で、驚くほど薄い本ですが、ストーリは優しく、暖かく大人の方にお薦めします.弟の生まれた翌日に母が亡くなり、大草原の農家でしずかに父と幼い姉弟は暮してきました.しかし、父が出した”母親求む”の広告に海辺の街に住む一人の女性から返信が届きます.期待と恐れとで新しく母となる人を待つ子どもの心の揺れと、未知の土地で新しく家族となる人々への期待と不安でいっぱいのサラ、両者を暖かく見守る父親.三者三様の心の模様を美しく、また厳しい自然の中で描いています.行間もまたしっとりと楽しめる素敵な一冊です。
2001年4月2日に日本でレビュー済み
アメリカ児童文学なので英語で読むのには易しいが、植物名の単語がよく出てくるのには参った。知名度につられて買ってしまったが、ストーリー的にはかなり地味。幼くして母親を亡くした子どもたちとその父親が、サラに寄せる期待感の描写はかなり良かった。しかし時折、切なくもさせられた。汽車でやって来る彼女が初めに知らせるキーワード、「子どもたちに伝えて下さい。私は“歌を歌います”と。」。この家族にとって、この一言がこんなにも深かったんだなぁ..と読み終えた後で、ジワリジワリとくる作品。
2007年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズの1冊目です。
AnnaとCalebは、お父さんと3人でアメリカの大草原に住んでいました。
お母さんはCalebを生んだ時に死んでしまい、それ以来、お父さんは歌を歌わなくなりました。
お父さんが新聞に載せた花嫁募集の広告に、一通の手紙が届きました。
そして、海沿いの町から大草原の真ん中に、Sarahはやってきました。
海を恋しがるSarahに、なんとか、大草原のなかに同じものを見つけようとする家族。
Annaの視点で淡々と語られる言葉の中に、AnnaとCalebとお父さんの優しさや、不安で不安でしょうがない気持ちがにじんでて、
子どもたちが、Sarahを慕う様子が、切ないです。
大草原の乾いた風のにおいが感じられる話。
AnnaとCalebは、お父さんと3人でアメリカの大草原に住んでいました。
お母さんはCalebを生んだ時に死んでしまい、それ以来、お父さんは歌を歌わなくなりました。
お父さんが新聞に載せた花嫁募集の広告に、一通の手紙が届きました。
そして、海沿いの町から大草原の真ん中に、Sarahはやってきました。
海を恋しがるSarahに、なんとか、大草原のなかに同じものを見つけようとする家族。
Annaの視点で淡々と語られる言葉の中に、AnnaとCalebとお父さんの優しさや、不安で不安でしょうがない気持ちがにじんでて、
子どもたちが、Sarahを慕う様子が、切ないです。
大草原の乾いた風のにおいが感じられる話。
2006年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに心あたたまるお話に出会いました。
始めは手紙のやり取りをしてわくわくしながら待つ子どもたち。
黄色いボンネットで来るといっていたので、サラの黄色いボンネットが
見えたときの子どもたちの喜び。
そして海が恋しいとホームシックになっているサラを心配する子どもたち。
さまざまな思いがあって喜び、哀しみを心行くまで堪能できます。
何度でも読み返したい作品です。
始めは手紙のやり取りをしてわくわくしながら待つ子どもたち。
黄色いボンネットで来るといっていたので、サラの黄色いボンネットが
見えたときの子どもたちの喜び。
そして海が恋しいとホームシックになっているサラを心配する子どもたち。
さまざまな思いがあって喜び、哀しみを心行くまで堪能できます。
何度でも読み返したい作品です。
他の国からのトップレビュー
Bonita
5つ星のうち5.0
It's a lovely book on a Family struggling and getting through on a Farm on the Prairie
2019年11月26日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Saw the film of this book on youtube. Loved it! It's a lovely children's book on how hard it was on the prairie and how some children lost their Mum. Their Father who loved them found a new wife. His Wife had died in Child-birth. This new wife the Children and their Dad got to love very much. She helped them where they struggled with different tasks on the Farm. It really is a good book to read!
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
Must read
2019年2月24日にインドでレビュー済みAmazonで購入
Excellent book for adolescent girls.
Chiara H.
5つ星のうち5.0
Short simple story about love and taking chances
2016年1月1日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
What a sweet story about two children who hope and pray that Sarah will stay with them forever and become their new mother. Written in a very simple style, this book is a fast read. The emotions that the children feel are very clear and all of the characters are well-written. Highly recommend for ages 8+.
Whitney
5つ星のうち5.0
"I will come by train. I will wear a yellow bonnet. I am plain and tall."
2011年8月28日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I watched the Hallmark movies adapted from these stories long before I read the books they were inspired from. In fact, it was not until a few years ago I read this series. As an adult, I can tell you how wonderfully moving these stories are and how incredible, and rare, an author Patricia MacLachlan is. Her words are almost magical, and yet, she tells a full, deep story with simple phrases, short sentences, and common words. She paints beautiful pictures and uses prose in a way I have never seen before, nor since.
Her words are like music.
The story premise is attractive in itself. The characters make the story, though. The movies are also wonderful and family friendly. The books almost act as a script in themselves for the movies as much of the dialogue and scenes are taken directly from Patricia MacLachlan's words in the stories. Thankfully, she wrote the scripts for the movies and was able to capture the magic in her books on screen.
Wonderful stories that are not only enjoyable for children, but for adults, too.
Her words are like music.
The story premise is attractive in itself. The characters make the story, though. The movies are also wonderful and family friendly. The books almost act as a script in themselves for the movies as much of the dialogue and scenes are taken directly from Patricia MacLachlan's words in the stories. Thankfully, she wrote the scripts for the movies and was able to capture the magic in her books on screen.
Wonderful stories that are not only enjoyable for children, but for adults, too.
Mary Anne Piaget
5つ星のうち5.0
Sarah Plain and Tall
2013年1月4日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
It's one of my all time favourite children's books. It's also a book I've used in the EFL classroom. It can be read and then enjoyed in the Hallmark film version. Great acting, great story.