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The Pillars of the Earth ペーパーバック – 完全版, 2007/4/6
- 本の長さ1104ページ
- 言語英語
- 出版社Pan Books
- 発売日2007/4/6
- 対象読者年齢18 歳以上
- 寸法13 x 4.7 x 19.7 cm
- ISBN-100330450131
- ISBN-13978-0330450133
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商品の説明
レビュー
著者について
登録情報
- 出版社 : Pan Books; Unabridged版 (2007/4/6)
- 発売日 : 2007/4/6
- 言語 : 英語
- ペーパーバック : 1104ページ
- ISBN-10 : 0330450131
- ISBN-13 : 978-0330450133
- 対象読者年齢 : 18 歳以上
- 寸法 : 13 x 4.7 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,338,776位洋書 (洋書の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,070位Historical Fiction
- カスタマーレビュー:
著者について
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を 受賞、ベストセラー作家としての地歩を築いた。その後も『大聖堂』や『レベッカへの鍵』など、発表する作品はすべてベストセラーとなっている。1989年 に発表された『大聖堂』(ソフトバンク文庫)は、全世界で1500万部以上のセールスを記録、著作のなかでもっとも売れた作品となった。本書は、18年後 に発表された『大聖堂』の続編にあたり、初登場で全米ベストセラー第1位を獲得。発売後1年あまりで世界で350万部の売り上げを記録、世界27カ国で出 版が決定するなど大きな話題となっている。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『大聖堂―果てしなき世界 (上)』(ISBN-10:479734623X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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The author researched about the time and setting of this novel so it really feels alive. Highly recommended.
話の筋に興味はおありですか。登場人物をグループに分けると、
1.Tom Builder 家族。Tom 夫(父)、Agnes妻(母)物語の初めですぐ死にます。 Alfred 長男、 Martha長女
2.Prior Philip 良い人
3.Ellen(母)、Jack(息子)森の中で暮らしていた少しミステリアスな人たち。EllenはのちにTomと結婚。
4.Earl Bartholomew の家族。Aliena姉、 Richard弟。Earl であるが、謀反にあって没落。その再興を願う。父Bartholomewは牢獄で死ぬ。
5.Hamleigh 一家。悪い貴族。Bartholomew を落とし入れる。息子WilliamはAlienaに付きまとう。
6.Waleran Bigod 悪いBishop。Philipに悪感情を持ち常に陥れようとする。
と言ったところでしょうか。
こんな羅列では話の内容まではわからないと思いますが、それはともかくとして、ひとつ興味を持ったことは、
Christians can’t charge interest. です。イスラム教は人にお金を貸して利子を取ることが禁じられているので銀行はないと聞きましたが、中世のキリスト教徒も利子を取ることを禁じられていたのですね。まだまだ、キリスト教の思想が残っていたのでしょう。この本の中では、ですからJewが人々にお金を貸しています。だから、Jewが代々金持ちになったのかあ?
もうひとつは、Philipです。フィリップは敬虔なクリスチャンでPriorにまでなります。彼は何の野心もなく、ただ神に仕えます。反対にWaleran BigodはBishopという地位にありながら自分の私利私欲のためにいろいろな策略をめぐらし、もっと高い位置に登りつめようとしますし、また豪華な服装、住まいなどを求めます。
対して、フィリップは「善」そのもの。すべては神のため。物事がうまくいかなくともそれは「神のご意思」、うまくいっても「神の思し召し」。自分の地位とか自分の利益のために何かをしようという考えは全然ないのです。が、その考えが人々を巻き込み人々を不幸にしていくのです。というのは、「神」を人々に押し付けるから。自分がそれを良いことと信じて疑わないから。彼の心は純粋だけど、それがイコール「良いこと」とは成り得ない。人々の生きる目的は「人それぞれ別」だからですよね。わたしの「生きていく」ひとつのポリシーは「人に影響を与えない」と言う事です。いかに自分が良いことと思っていても、それが他の人にとって「良いか悪いか」は謎です。フィリップの場合は彼が「純粋」であるが故にそのことを「理解し得ない」という不幸です。
最終的には、全てが収まるところに収まって、メデタシめでたしと言うところです。悪い奴は全部死んだり、遠くに追いやられたりしてキングスブリッジの町に再び平和が訪れました。メインの登場人物たちは自分たちの夢をかなえ、その子供たちは自分のやりたい道(夢)を突き進み始めました。
お話はいろいろな要素が含まれていますが―――例えば、王家の陰謀、教会の腐敗、ペスト、階級差別あるいは男女差別―――ちょっと盛り込みすぎと言う感が。その一つ一つで一冊の本が書けそうです。つまり、具だくさんで味が薄い感じ。
その中で男女差別について、
その時代の(14世紀のイギリス)男女差別について全然文句を言うつもりはありませんが、その時代の女主人公が今と同じことで悩んでいる(小説だということは重々承知の上です。)とはね。著者も何故このことをメインのストーリーとして取り上げたのかが少々疑問です。つまり、この話にはいろいろなカップルが現れて、それぞれがそれぞれの道を歩んでいく道程が描かれているのですが、一貫して登場するメインのカップルの女性の方が、「なぜ女は結婚して夫の言う事をきき、子供を育てるために自分のやりたいことを我慢しなければいけないのか」という疑問で結婚に踏み切れずにいます。
男の方Merthin は二人が愛し合っていることは確かなのになぜ結婚できないのかと恋人Carisに迫ります。Carisは医者になりたいのですがその時代は男の人しか医者になれません。薬にも携われません。彼女は町の薬剤師Mattieに薬草の知識を教授されますが、そのMattieに魔女の嫌疑がかかり(薬草を扱って人の病気を治していたが故に)出奔してしまいます。Carisはやりたいことはあるのに「女である」ことで望みが叶えられません。
MerthinはCarisに何がしたいのかとききます。Carisは「わからない」と答えます。では、「やりたいことがわからない=無い」のに、何故結婚できないのかとMerthinは彼女に迫ります。
そして彼の夢はイギリスに世界で一番高い塔(カセドラルの)を建てること。Carisは自分のやりたいことがないなら、彼と結婚して彼の夢を支えなければいけないのか。Carisは彼と結婚しても屈辱的に夫の言うことだけを聞く事にはならない――とはわかっています。彼は他の男と違うと。でも、再三再四の彼のプロポーズにも「イエス」と言えません。Merthinは一生彼女の愛人として過ごす訳にはいかないと彼女に伝えます。最後通牒です。結婚できないなら他の人と結婚して子供をもうけると言います。
Carisが結婚してもいいなと思うと何か事件が勃発すると言ったような感じで、この関係が続いていきます。Merthinは奸計に乗せられて他の女の人と結婚しますが、ふたりの愛情は変わりません。
わたしが言いたいことは、
男の人は、どんなに「いい人」でも「女が結婚できない」と言う事を理解できない。男にとっては「結婚=人生」ではない。女にとっては、「結婚=人生」にするしかない。つまり、子供を産み育てなければいけないから。男は自分に夢、やることがなくともお気楽に暮らしていくことができる。女は自分に人生の目的がないなら何故結婚して子供を育てないのかと言われる。
それならば、
何故、女は結婚して子供を産んでも、社会に貢献したと認識されず「生涯の保証を確保できないのか」?人類のサバイバルに貢献したのだから他の「偉大な」仕事を成し遂げたと同様に、その権利はあると思う。これはある意味反フェミニズム思想ではあるが。
で、ひいては男女問わず「人はただこの世に生きているだけで社会に貢献している。」――と、わたしは主張したい。
また、この本を読んでいると「作家は神である」と言う言葉を実感します。作中人物が作者の思惑で操り人形の如く翻弄されていきます。読んでいるこちらとしては、読み進むうちにワクワクドキドキするもののフラストレーションが溜まります。「まだ、引っ張るんかよ~~~」とか「も~お、チャンとみんな幸せにしてあげてよ」とか。とにかく、ワクワク、ドキドキしながらこの長いお話を読み切ることができました。最後の方はもう「根性、根性」という感じでしたが(英語だからです)。
蛇足ながらいろいろな小説を英語で読むと、その小説のジャンルにより学べる単語が違いますよね。今回は、十二世紀前半のイギリスの物語なのでキリスト教関係の言葉をいろいろ知りました。「キリスト教はね~~~、」とか議論する時に役立ちます。私は主に法廷ものとかサスペンス物を英語で読んでいるので、犯罪に関する単語はたくさんファイルできていますよ。英会話教室で最近のニュースとかを話し合う時に「お役立ち」です。でもほんとうに好きな本は、もっとシュールな幻想的な本なのです。ここで学ぶ単語は実生活にはホントに役に立ちませんですネ。
この本には、World Without End という続編もあります。
しかし読んでいくうちににこの小説の持つ魅力に次第に取り付かれていき、そうしたことは全く気にせずに読み進めることができるようになった。
ストーリーについては他の多くのレビュワーの方々がいろいろな側面から述べているのでそちらに譲ることとするが、とにかく面白い。 登場人物の一人ひとりが実に魅力的だ。 陰謀あり、裏切りあり、愛情あり、献身あり、戦いあり、、絶望あり、希望あり。 魅力ある小説に必要なありとあらゆる要素が詰まったK..フォレット最高傑作である。
正直なところ、読み始めは相当に手こずった。 キリスト教独特の呼び名や職階名、教会建築ならではの呼称はほとんどなじみが無いため辞書が離せなかった。 時には読むのをやめようかなぁ、と思うほど。おまけに字が小さくて60を超えた目にはキツイことこの上ない。 結果、最初の200ページを読むのは本当に時間がかかった だが、250ページを過ぎたあたりからがぜん面白くなり始め、500ページあたりからは本当にページを繰る手が止まらなかった。 でも、途中で他の本も何冊か読んだとはいうものの、本書を読み終わるまで5ヶ月近くかかったけどね。
たまたま、12月にCSで「大聖堂」TVシリーズドラマの再放送をやっていた。 映像で観ることができたおかげで人々の生活具合や小説の背景を知ることができ、後追いながらも小説をビジュアライズさせて頭の中で展開させて理解できることができ、よりた深く理解できたように思う。 もっとも、TVシリーズは小説の内容とは相当に変えて脚色してあるので小説とは別物と捉えたほうがいいかも。
昨年から今年にかけて、K.フォレットの「二十世紀三部作」に続き、評判の高い本「大聖堂」を読んだが、これまで読んできたペーパーバックの歴史はこのK.フォレットの一連の本にめぐり合うためにあったのか、と思うほどだった。 どっしりとした実に読み応えのある4冊である。 この出会いに感謝したい。
読み始める前にはぺーパーバックのあまりの分厚さに圧倒され。
(それでずっと積読状態になっており、やっと今頃になって手をつけました・・・)
でも、本当にKen Follettって素晴らしいストーリーテラーですね。
全く中だるみというものがなく話がどんどん展開していき、
そしてそのエピソード一つ一つがとても印象に残るものなので
途中で読むのをしばらく休んでも「あれ?どんな話だっけ?」
と前を読み返さなくてはならないということがありません。
また登場人物一人一人が生き生きと描かれているので
子供のころ親に読んでもらった本の世界のように
それぞれの人物が実際の人物のように動き、話しているのが見えるような感覚。
話の展開もとってつけたような事がなく、とても自然に流れていく一方で
ちゃんと、え?そういう展開になるんだ?!という驚きもあり・・・。
久しぶりに読書にどっぷりつかり、本を読む楽しさを味わいました。
ただ途中、数名の登場人物があまりに非情で残酷な事をくりかえす
のでその場面を読むのがつらくて、最後の方では彼が出てきただけで
読むペースが遅くなったほどでした(苦笑)。
イギリスの配給会社がドラマ化したものを観てからのこちらの購入だったのですが、デレビドラマよりも多くのシーンがあり、お得感満載でした。
各登場人物の描写がとても丁寧で、より深く大聖堂の世界に引き込まれました。
また、
Kindleだと、本の分厚さが気にならず、どんどん読み進められるので、おすすめです。
言葉も、古臭い単語が沢山出てきますが、こちらもKindleなら、ワンタッチで辞書が出るので、難なく読み進められます。
英語の勉強にもなりますので、是非、お試しを!
他の国からのトップレビュー
I saw it at my local library and checked it out in my usual attitude of “Of course I’m gonna read this and the other four books I checked out in the next 3 weeks!” I had a little pocket money, so I ordered it on Amazon when the time came to return the library book and admit for the thousandth time that I don’t have nearly as much time to read as I used to.
Holy $#¡¥ am I glad I did.
This book is tremendous. The detail, the readability, the huge time arc of the plot, and, most importantly , the characters.
The characters drive the story. I know that’s a cliche , but I don’t care; the characters in this story are brilliant. Tom Builder, Prior Phillip, William Hamleigh, Aliena, Jack, Ellen, Martha, and more. Even the supporting characters are interesting and clearly have their own motivations, even if Follett swings between thumbnail sketch and staying mum about those motivations.
I won’t wax too much about this book. It would take too many words, and Pillars of the Earth is already full of them. 973 pages in the paperback edition to be precise. I know that most people aren’t necessarily interested in a book that gives Lord of the Rings a run for its money in the length department, and I, as a fan of long books, am hardly unbiased. But it is worth it. You’ll miss meals reading this thing.
Two points I want to make:
1) This book avoids (mostly) one of the major pitfalls of historical fiction. The people in the story seem like they are actually from the Middle Ages, rather than being moral and philosophical transplants from the modern age. This is the Achilles heel of writers like Bernard Cornwell (whom I’ve read and enjoyed) and (I’m told) Phillips Gregory. The story may be fun or compelling, the detail may be solid and accurate, but the characters don’t seem like they are actually from the period. Scratch the surface, and they turn out to be a 20th/21st century citizen mentally, rather than a person from that “foreign country” called the past.
Follett doesn’t do that. Or, at the very least, by the time he may have around page 600, I didn’t care.
2) A warning: dovetailing with point number 1, there are parts of this book that are VERY difficult to read. When it comes to fiction, I’m a fan of sex and a fan of violence. But the unfortunate reality of the Middle Ages (and history and life in general) was that the two were often combined. Those of us that are lucky have never had to deal with this. But, even more so in innumerable areas of the past, this is a reality, and Follett does not shy away from it. One instance early in the book had me put it down and walk away. I came back, because, again, it is a spectacularly written and told story, but there are parts that will make your stomach turn. You have been warned.
All told, this book is incredible. The building of the fictional Kingsbridge cathedral reflects the sheer amount of effort, ingenuity, and, most importantly, time it took to build these structures.
Don’t believe me? Look up Salisbury cathedral on an image search and ask yourself: “How, seriously HOW, was this built back then?” This novel will tell you a story about that.
For some people, this book sounds like a soap opera, but for me, the details in each description from a place to a person, are amazing.
I enjoyed it much, but I have to admit it was a little difficult to hook up at first. As the pages changed and the characters began to appear, I loved how all stories floated around Kingsbridge town and the cathedral.
I do recommend reading this but in English, especially if you are not a native speaker. It has a lot of rich vocabulary.
The plot, the story, characters, political intrigue, love, betrayal, lust for power, it’s all there, and it’s all happening. A surprisingly fast read, which could still take a while to read, given it’s over a thousand pages. And still leaves you wanting more.
If you’re apprehensive about starting a series, don’t worry, this can easily be read as a standalone. The next book is set in a later time period, so you can stop here and get a complete story. And what a tale Ken Follett has written. A work of fiction with very real characters you will end up caring deeply for.