クリスマス生まれの私にとって、英文学のゼミで卒論のテーマにこの本を選ぶのは、とても自然なことでした。
クリスマス・キャロル―この言葉は日本人にもとても馴染みのある言葉です。
が、きっと邦楽のあのフレーズが頭の中に流れる方がほとんどでしょう。
しかし、クリスマス・キャロルという本はあの歌のイメージとはまるで違います。
少し暗い、というか、人の心の暗い部分を描いていると思える部分もあります。
また、欧米のクリスマスの情景が細かく描かれている部分も魅力の一つです。
私もこの本を読むまで、「Pudding」と呼ばれるケーキがあるだなんて知りもしなかったです。
また、時代背景を知ってから読むとさらに深い。深いです。
最近映画も出たようですが、皆様に一度ぜひ読んでいただきたい本です。
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