Penguin ReadersのEasystartsレベル（200語レベル）
語数 900 YL 0.8
ある日、PerとそのガールフレンドのNinaは、大きな森の近く
をドライブしていて、少し車を下りて、その森を散策すること
にした。薄暗いその森をしばらく行くと、ふとしたことから、
石が積み上げられた中から美しく輝くカップを見つけた。
大変古く、いかにも高価そうなそのカップには何やら文字が
刻まれていたが、２人はそれをホテルに持ち帰り、翌日には
博物館の館長に見てもらうことにした。
その館長は、文字を読み解き、このカップは亡くなったバイ
キングの人のお墓に備えられていたものであるため、すぐに
森に返すよう２人に話す。
Ninaは、そんな館長の言葉など信じもせず、高値で売ることを
考えていたが、Perには時折バイキングの人影が見えるのであ
った…。そして怯えるPerをよそに、Ninaはそのカップを持って
オスロに向かい、高値で売ろうとしたが…。
ノルウエーを話の舞台にした、不思議なカップをめぐるオリジ
ナルのストーリーである。英語は非常に読みやすく書かれて
おり、写実的な絵も雰囲気を掻き立ててくれる。なお、現在は
Penguin Active Readingシリーズから新版が刊行されている。
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