自分の中では、The Cold Moon以来の面白さだった。
主人公はCorte。政府組織に勤務し、犯罪者に狙われた人物(ある人(やら組織)にとって不都合な情報を得た人物)を警護することを職業としている。敵は、Henry Loving。仕事は、依頼者からの依頼を受け、ターゲットを仕留めること。Lovingはターゲットに迫る際、edgeを利かせる。つまり、ターゲットが親なら子供すら責めるのだ。そして、Corteは数年前、師をLovingに殺されていた。
『Edge』は、話のテーマとディーヴァーお得意の「どんでん返し」がうまいことマッチした作品だと思う。久々に、巻措く能わず、といった調子で最後まで読んだ。
シリーズものの場合、読者にはキャラクターに関する既存知識、予備知識があるので、ある意味安心してページをめくることができる。ディーヴァーのようにライムもの(やダンスもの)といった定番があればなおさら。しかし、この小説のようなスタンド・アローン小説の場合、作者は読者に対し、一気に勝負を仕掛けるほかない。そして、その勝負は吉と出た、と読後感じた。
なお、本書ではゲーム理論(囚人のジレンマ等)関する記述の他、いわゆるゲーム(チェスや碁、といったものから、昔日本でもはやった戦争もののシミュレーション・ゲーム、さらにはカタンやアグリコーラといった最近のボードゲーム)に関する著者の蘊蓄の一端が披露されており、ゲーム好きにはまた別の意味で楽しめる内容になっている。
お勧めです。
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Edge ペーパーバック
英語版
- 言語英語
- 寸法11.9 x 3.6 x 17.8 cm
- ISBN-101444704478
- ISBN-13978-1444704471
登録情報
- 言語 : 英語
- ISBN-10 : 1444704478
- ISBN-13 : 978-1444704471
- 寸法 : 11.9 x 3.6 x 17.8 cm
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
警官のkessler一家が、凶悪な誘拐犯から狙われる。理由は? 脅迫班をやっとった黒幕は?
家族を守る主人公と犯人の、だましあい、探り合いが次々と展開する。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、息もつけない。あまりに多すぎて、ちょっと疲れた。
そして、最後のどんでん返しには、アングリ。
でも、やっぱり面白かった。
家族を守る主人公と犯人の、だましあい、探り合いが次々と展開する。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、息もつけない。あまりに多すぎて、ちょっと疲れた。
そして、最後のどんでん返しには、アングリ。
でも、やっぱり面白かった。
2013年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Jeffery Deaverの作品は日本語訳のものはすべて読破していますが、私の記憶に間違いがなければ本書は2013.1.23現在、まだ翻訳されていないと思います。定評ある池田真紀子氏の翻訳で恐らく本書も出版されると思われますが、待ちきれず購入しました。本文の口語的な表現は電子辞書の助けを借りて拙い英語力しかない私でも時を忘れて読んでしまいます。個人的にJeffery Deaverの作品で個人的に最も好きなものはThe Cold Moon(邦題「ウォッチメイカー」)です。こちらのペイパーバックもはずみで買ってしまいました。
2013年7月27日に日本でレビュー済み
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スピーディなストーリー展開と意外性は他の作品同様、素晴らしい。Lifterと呼ばれる犯罪者の背後関係とLifterに狙われる原因を探るストーリ展開が読者の予想をはるかに超える展開で、読者をどんどんひきつけていく。Jeffery Deaverの作品の中には、たかだか12時間程度のストーリーを600ページ程度にスピーディーに意外性をふんだんにもりこみ仕上げてられるのものがあるが、この作品もそんなストーリーの一つで、Lincoln Rhymeシリーズとはまたちょっと違った素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
2014年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品を読み始めて、すぐに感じました。主人公にプロファィラー的要素を持たせ、犯人を心理的側面からあぶり出していこううと言う試みが?
仕草・目の動き・服装・言動・ボデーラングウィジに見られる深層心理を暴くことによるストリー展開。効ご期待です!
道半ばにして期待外れと解り疲れました。著者のこの試みでは、残念にも私自身は堪能できませんでした。この試みでのストリー展開では、結局は真犯人到達にはならず、Deaverもそれを悟ったのでしょう、後半の2割ぐらいの部分で、いつもの彼らしく登場人物を、主人公を知的ジェームスボンド的配役に変えてハードボイルドタッチで何とかつじつま合わせを試みたのでしょう、と言うのが私の印象です。Deaverのこの、後半部分の辻褄合わせのテクニックと言うか、手に汗握るドキドキ感の執筆才能には言葉をはさむ余地はございませんが前半の8割の読書時間を損した気分です。ひさしぶりのDeaver 批判ですいません。
仕草・目の動き・服装・言動・ボデーラングウィジに見られる深層心理を暴くことによるストリー展開。効ご期待です!
道半ばにして期待外れと解り疲れました。著者のこの試みでは、残念にも私自身は堪能できませんでした。この試みでのストリー展開では、結局は真犯人到達にはならず、Deaverもそれを悟ったのでしょう、後半の2割ぐらいの部分で、いつもの彼らしく登場人物を、主人公を知的ジェームスボンド的配役に変えてハードボイルドタッチで何とかつじつま合わせを試みたのでしょう、と言うのが私の印象です。Deaverのこの、後半部分の辻褄合わせのテクニックと言うか、手に汗握るドキドキ感の執筆才能には言葉をはさむ余地はございませんが前半の8割の読書時間を損した気分です。ひさしぶりのDeaver 批判ですいません。
他の国からのトップレビュー
Chloedoe
5つ星のうち5.0
fantastic story
2024年4月6日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
So many turns and twists, I was compelled to keep reading. Loved the game theme throughout the book, board game strategy, as well as economic game theory like the prisoner’s dilemma. This book really engaged me.
Mary Schaefer
5つ星のうち5.0
quite a ride
2022年10月6日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Excellent mystery, detail, suspense, characters well built, surprise ending…..it has it all, sit down and enjoy! Make sure you will not be interrupted for a while ….Great book…
Mary Palmer
5つ星のうち5.0
Great read
2017年4月25日にオーストラリアでレビュー済みAmazonで購入
Really enjoyed the story line and twists - couldn't put it down. Characters were all well developed and really liked Corte.
aston_muc
5つ星のうち5.0
Rhyme has ended - Corte is there!
2011年7月15日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
This all-new novel is by FAR the best I've ever read from Deaver. And I've read basically all by Deaver.
With this new style of writing he's arrived at the Olympus of crime-writers.
He's there where Baldacci or Sandford once were with their thrillers.
The Rhyme novels were sophisticated but lacking real thrill.
This novel is real thrill from the first to the last page and I have been saving unread pages to keep the thrill up for as long as I could.
I finally gave in, since I couldn't hold it any more.
With this new style of writing he's arrived at the Olympus of crime-writers.
He's there where Baldacci or Sandford once were with their thrillers.
The Rhyme novels were sophisticated but lacking real thrill.
This novel is real thrill from the first to the last page and I have been saving unread pages to keep the thrill up for as long as I could.
I finally gave in, since I couldn't hold it any more.