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現場発 スローな働き方と出会う 単行本(ソフトカバー) – 2004/3/5


倒産やリストラ,就職難….先行きの見えない不況の中で多くの人が会社のため,利益のために,過重・過密な働き方を続けることに疑問を持ちはじめた.自分自身や家族,地域の人々のための働き方を求めて「スロー」な働き方を模索,農山村の女性たち,労働者事業体,スロータウンの試みなどの詳しい取材をもとにその考え方や実際の進め方を紹介する.
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商品の説明

著者からのコメント

スローフード、スローライフ、スロータウン、スローラブ、スローシティ、スロービジネス、そしてスローワーク……。ここのところ、私たちの身のまわりには「スロー」を掲げた言葉がずいぶん登場するようになりました。なぜ「スロー」がこれだけ流布しているのか。その「スローブーム」は私たちをどこに誘うのか。とりわけ「スピードが勝負」といわれてきた現代、特に市場社会の中で、「スロー」を正面切って掲げることが、どこまで可能なのか。それも「商品」としてもてはやされる「スロー」ではなく……。
 本書は、「人間らしい暮らし方・働き方」を研究テーマとしつつ、地方都市の大学で学生たちとともにフィールドワークを行う等の教育活動に携わってきた田中夏子と、自らワーカーズコープ形式で編集・出版事業を手がける杉村和美との共著となっています。田中は学生たちと地域を歩く中でさまざまな「仕事文化の創造」とめぐりあう一方、ここ数年、卒業生たちの心身の消耗度が極めて深刻な状態になっていることを痛感していました。それは営利的な企業のみならず、非営利的な職場でも同様のことでした。杉村は、勤めていた会社の倒産後、自分たちで立ち上げた事業の存続を賭けて、ハードワークの毎日を送っていました。
 二人とも「人間らしい働き方」を求めて実践なり研究なりを進めてきましたが、しかし、そのプロセスに「スロー」の価値を意識的には組み込んでいなかったというのが正直なところです。むしろ、困難な条件が加わる職場にあって、なんとかそれに懸命に立ち向かうことで、課題を克服しようともがいてきたように思います。
 ですから、本書での「スロー」をキーワードに仕事と社会の関係を再考するという試みには、自分たちの経験をふまえて、どうしたら「人間らしい働き方」に近づくことができるのか……そんな問いかけが常に底流にありました。
 取材を進めていくと、かけ声としての「スロー」論ではなく、働く現場にしみこんだ「ゆっくり」の価値を、いろいろな形で感じ取ることができたように思います。あえて「現場発」としたのも、そんな思いからです。
 私たちは本書を、営利企業で働く人と非営利的な職場で働く人とを問わず、「人間らしい働き方」を模索する方々にお読みいただきたいと思っています。

内容(「MARC」データベースより)

先行きの見えない不況の中で、過重・過密な働き方を続けることに多くの人が疑問を持ち始めている。各地の現場の丹念な取材をもとに、人間が大事にされる働き方を求めて、その考え方や実現のしかた、難しさも含めて紹介する。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2004/3/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/3/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000010719
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000010719

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