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われらの悲しみを平和への一歩に: 9・11犠牲者家族の記録 単行本 – 2004/3/19
9.11同時多発テロで肉親を失った100以上の家族によって構成されている「ピースフル・トゥモロウズ」.彼らは,報復や戦争ではなく平和的な解決を模索・提案する.思想的背景も,年齢も家族構成も異なる多様な人びとが,困難な状況下,時に迷い,論争し,また資金難にあえぎながらも,いかにグループを結成し,どのような活動をしていったか,その最初の1年半の試行錯誤を克明に綴った希望のドキュメンタリー.
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/3/19
- ISBN-104000026488
- ISBN-13978-4000026482
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
9・11同時多発テロで愛する肉親を奪われながら、報復と戦争に反対し、平和な解決を求める米国のNPO「ピースフル・トゥモロウズ」。彼らはいかにグループを結成し、どのような活動をしていったのか。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/3/19)
- 発売日 : 2004/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 286ページ
- ISBN-10 : 4000026488
- ISBN-13 : 978-4000026482
- Amazon 売れ筋ランキング: - 654,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ中枢同時多発テロで家族を失った人たちが、キング牧師の演説の中の言葉、「ピースフル トウモロー」を団体の名称に選び平和活動を繰り広げています。キングの意志を受け継いだのは、彼らのような白人たちでもありました。彼らの活動から、キングが40年も前に唱えた理想は、決してただの理想ではなく、現実的なものであったと勇気付けられます。
2005年11月2日に日本でレビュー済み
NPO「ピースフル・トゥモロウズ」のメンバーが9・11で受けた
悲しみを中心にNPO結成に至る経緯からはじまり、イラク攻撃を阻止
するべく展開した活動が時間を追って、客観的な一種の記録として
記述されています。
中心メンバーの著者自身を含め、メンバーの発言や手記を通して、
「ピースフル・トゥモロウズ」の方向付けや主張が状況に応じて
変わっていく様子を十分に描いていると思います。
私が注目したいのは、各章の終わりに会のHPへ届いた閲覧者からの
Eメールです。どのメールを見ても圧倒的に自分の意見が正しいことを
信じており、賛同や反対、非難の仕方が非常にアメリカ的に見えます。
それから、やはり宗教対立を十分に意識した文章構成となっているので、
9・11のような緊急事態に置かれた状態を通して、自然とアメリカ人の
思想の根底を垣間見ることができたように思います。
悲しみを中心にNPO結成に至る経緯からはじまり、イラク攻撃を阻止
するべく展開した活動が時間を追って、客観的な一種の記録として
記述されています。
中心メンバーの著者自身を含め、メンバーの発言や手記を通して、
「ピースフル・トゥモロウズ」の方向付けや主張が状況に応じて
変わっていく様子を十分に描いていると思います。
私が注目したいのは、各章の終わりに会のHPへ届いた閲覧者からの
Eメールです。どのメールを見ても圧倒的に自分の意見が正しいことを
信じており、賛同や反対、非難の仕方が非常にアメリカ的に見えます。
それから、やはり宗教対立を十分に意識した文章構成となっているので、
9・11のような緊急事態に置かれた状態を通して、自然とアメリカ人の
思想の根底を垣間見ることができたように思います。
2004年9月17日に日本でレビュー済み
テロによって突然家族を失った悲しみが伝わってきます。しかし悲しみの中から平和のために立ち上がり、平和のための団体を作っただけでなく、イラクへ行き、アメリカの爆撃によって家族を失った人達と悲しみを共有できるなんて、本当にすごいパワーだと思います。また、キングの演説から彼らの団体の名前をとった、つまりキングの意志を受けついたのは白人の団体だったというのも興味深いところです。
2004年3月30日に日本でレビュー済み
~ アメリカでおこった同時多発テロは、その後の世界をすっかり変えていった。相次ぐテロ事件と、戦争へまきこまれていくめまぐるしい世相はまさに「いま現在そのもの」である。
~~
この作品は、9月11日の犠牲者家族の記録で、平和への祈りであり、運動でもある。編者の構成の緻密さと、その過程は、こなれた翻訳で最後まで一気に読み進むことができる。彼らの手記や、平和運動、日本の原爆被害者との関わりなど非常にわかり易く書かれている。多くのEメールのメッセージも、賛同のみならず、怒りの罵倒なども盛り込まれていて、彼らの平~~和運動が並大抵でないことが伝わってくる。多くの人に読んでもらいたい最近まれに見る一冊である。~
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この作品は、9月11日の犠牲者家族の記録で、平和への祈りであり、運動でもある。編者の構成の緻密さと、その過程は、こなれた翻訳で最後まで一気に読み進むことができる。彼らの手記や、平和運動、日本の原爆被害者との関わりなど非常にわかり易く書かれている。多くのEメールのメッセージも、賛同のみならず、怒りの罵倒なども盛り込まれていて、彼らの平~~和運動が並大抵でないことが伝わってくる。多くの人に読んでもらいたい最近まれに見る一冊である。~