技術士試験に向けた学習として購入しました.
要求工学から品質保証までソフトウェア工学の知識領域を網羅的にわかりやすく解説されていて,とても重宝しています.
特にJSD(Jackson System Development)やモデル検査などは解説された文献が少ないので,助かりました.
UML図の名称については系列図,協調図など一般的な名称ではない(本書以外でこの表現を見たことがない)ので,読み替えが必要な点が注意です.
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ソフトウェア工学の基礎 単行本 – 2004/3/19
玉井 哲雄
(著)
信頼のおけるソフトウェアを創ることは,現代の情報社会における重要課題といえよう.プログラミング言語による表現という個人の作品的な面と多数の手で開発される工業製品という面とを併せ持つソフトウェアをいかに開発,保守していくのか? わかりやすい例をもとに解説する.ソフトウェア開発に携わる方,必読の1冊.
- ISBN-104000056085
- ISBN-13978-4000056083
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/3/19
- 言語日本語
- 本の長さ270ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
著者の企業におけるソフトウェア開発の実際と大学教育の現場での経験をもとに、とくに「モデル化」の基本的な考え方とその個別技術に重点をおき、「ソフトウェア工学」全般を解説する。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/3/19)
- 発売日 : 2004/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4000056085
- ISBN-13 : 978-4000056083
- Amazon 売れ筋ランキング: - 965,677位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,627位工学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月29日に日本でレビュー済み
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2008年9月30日に日本でレビュー済み
日本語のソフトウェア工学の数少ない名著の一つだと思った。
第4章のモデル化技法とUMLでは、状態図、活動図、強調図、系列図と、漢字2文字にしてすっきりと説明している。
系列図が、Sequence chartであることに思いが至らない人がいるかもしれないので、英語表記もあるとよかったかもしれない。
酒屋の在庫問題の紹介は。有用で、情報処理の1984年9号、11号、1985年5号は必読だろう。
また、自販機問題は、野呂さんの得意分野で、自販機メーカとの協同研究の成果でもあると思う。
第10章、形式手法について、Z、VDMだけでなく、CafeOBJについても紹介があるなど、いろいろ細かなところまで詳細な情報を展開している。玉井先生のBに対する見解が聞きたかったのが心残りである。また、CafeOBJの記述例が、他の文献にもあるStackなのは残念でした。もっと異なる応用が可能である例示があると、記述してみようという意欲が沸くかもしれない。
第12章、検証技術では、故障(fault)と障害(failure)を区別しているが、FMEAとFTAの紹介がないのはなぜだろう。
いずれにしても、これだけ幅広で、奥深い日本人による入門書を見たことがない。
最初にこの教科書で教えてもらった人は、幸せだと思う。
第4章のモデル化技法とUMLでは、状態図、活動図、強調図、系列図と、漢字2文字にしてすっきりと説明している。
系列図が、Sequence chartであることに思いが至らない人がいるかもしれないので、英語表記もあるとよかったかもしれない。
酒屋の在庫問題の紹介は。有用で、情報処理の1984年9号、11号、1985年5号は必読だろう。
また、自販機問題は、野呂さんの得意分野で、自販機メーカとの協同研究の成果でもあると思う。
第10章、形式手法について、Z、VDMだけでなく、CafeOBJについても紹介があるなど、いろいろ細かなところまで詳細な情報を展開している。玉井先生のBに対する見解が聞きたかったのが心残りである。また、CafeOBJの記述例が、他の文献にもあるStackなのは残念でした。もっと異なる応用が可能である例示があると、記述してみようという意欲が沸くかもしれない。
第12章、検証技術では、故障(fault)と障害(failure)を区別しているが、FMEAとFTAの紹介がないのはなぜだろう。
いずれにしても、これだけ幅広で、奥深い日本人による入門書を見たことがない。
最初にこの教科書で教えてもらった人は、幸せだと思う。
2006年3月27日に日本でレビュー済み
第10章の、形式手法は、大変刺激的!評者はソフトウェアの専門家ではなく、ハードウェア(LSIの論理設計)を仕事にしている者であるが、「仕様を厳密に記述するとは、どういうことか?」という根源的でかつ実用的な問いに、明解に答えてくれる形式手法に、素直に感動した。169ページの上から8行目、誤記?ransum:(X+>Z)->(X+>Z)->(X+>Z) と書いてありますが、これは、どう読めばいいのか?高階関数としてのransumは、2つの関数(例えばfとg)を入力とするんでしょ?だったら、直積×を使って、 ransum:((X+>Z)×(X+>Z))->(X+>Z)となるのでは?