新型インフルエンザH5N1、症状も結果も全くことなるこの病気に、誰もが一度は罹
患した経験がある『インフルエンザという』名前が付いていることが間違いのような気
がする。
発祥から48時間以内の死亡率100% (鳥の場合、人間の感染例の最悪例として、
インドネシアでの例では 患者135名中・死亡者110名 死亡率散る81%)
呼吸器、消化管は言うに及ばず、脳、全身に感染し、死に至る。
今この病気がの世界的発生は、”いつ”かという状況だといわれている。
本書はその病気について、歴史、メカニズム、対策などについて詳しく述べられている。
特に、日本においてはそれほど知られてい無い事実などが豊富で、このような深刻な事態を知りながら、なぜ日本はまだこんなにのんびりしているのだろうと思った。
少しでも発症を押さえるないしは症状を抑えるための数少ない対策についても、その有効性、使い方、長所短所についてまとまっており非常に良い本である。
一部、不安をあおるだけの、無用の書という意見もあるようだが、人間同士の感染経路が確保されれば、現在の人類にこの病気と闘う手段がないことが良くわかるのに、恐怖から目をそらしている人間のたわごとにしか聞こえない。
¥1,000¥1,000 税込
配送料 ¥250 6月5日 水曜日にお届け
発送元: (株)ショップ・オール 販売者: (株)ショップ・オール
¥1,000¥1,000 税込
配送料 ¥250 6月5日 水曜日にお届け
発送元: (株)ショップ・オール
販売者: (株)ショップ・オール
¥1¥1 税込
配送料 ¥310 6月4日-6日にお届け
発送元: ブックパーク 販売者: ブックパーク
¥1¥1 税込
配送料 ¥310 6月4日-6日にお届け
発送元: ブックパーク
販売者: ブックパーク
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
新型インフルエンザH5N1 (岩波科学ライブラリー 139) 単行本 – 2007/12/20
岡田 晴恵
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,000","priceAmount":1000.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,000","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"EZJUkgafNgnG%2BZ%2BYLGge%2BY%2BLXKLh4ecAtDI2ccolunDvfh17lRD74anLprOarnxneXeLPDzNsHBnCYiY8XrxZfaJ0fpKVVirJUwfFJS1psNo4Et26kDlpUAE8mCIHCStp50I3qh%2BtmI8X94AeiJ%2BlLIlqTfcxLvKEIAyheCoXEZk43Ab3F2VmyAYnxkVWiP9","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"EZJUkgafNgnG%2BZ%2BYLGge%2BY%2BLXKLh4ecA72w%2BoTxCroh7JrVb4EF61FN%2FTxo92v9svQ88GA98XY4aQFddNR1SSaO2DT83EPmK6mMKhCIRfM1tVoI%2BhRVIUP0cY5Td4b6ce634rg46zmfuqYRCl%2FIiw2V%2FnTvxuc4an%2FebpR4e0IN0vI%2F%2FemgfXA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
知識が最強のワクチン.まずは敵を知れ!
- 本の長さ117ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/12/20
- ISBN-104000074792
- ISBN-13978-4000074797
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2007/12/20)
- 発売日 : 2007/12/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 117ページ
- ISBN-10 : 4000074792
- ISBN-13 : 978-4000074797
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,281,092位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 153,231位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
共立薬科大学薬学部大学院修士課程修了。順天堂大学医学部大学院博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学。国立感染症研究所ウ イルス第三部研究員を経て、現在、21世紀政策研究所シニア・アソシエイト。医学博士。専門は感染免疫学、ワクチン学、ウイルス学(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『病気の魔女と薬の魔女 ローズと魔法の地図』(ISBN-10:405203354X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年1月3日に日本でレビュー済み
東南アジアを中心に広がりを見せるH5N1型鳥インフルエンザと、人への感染事例。本著は、この鳥ウイルスが変異して出現するであろうと予測される人型のインフルエンザの危険性を、著者だからこそ知り得る鳥ウイルスの最新の科学的知見を通して、訴える書である。この本の教えるサイエンスをたどれば、来るべきH5N1新型インフルエンザの強毒性、とくに全身感染や免疫過剰反応といった、通常のインフルエンザとは全く異なる病気の全貌を、否応なく納得させられるとともに、人型ウイルスに一歩一歩近づいている鳥ウイルスの変化に背筋が寒くなる。科学は嘘をつかないと言われる。我々はこのサイエンスが予測する恐怖から眼を背けてはいけない。著者らが本書で訴えるプレ・パンデミック・ワクチンの全国民接種を是非実現して欲しい。医療に少しでも携わる人には必読書と言える。
2008年2月3日に日本でレビュー済み
本書の著者、岡田晴恵氏はユーミンのアルバム(新曲か?)よろしく、年末になるとこの手の本を著してはインフルエンザはコワイだの人類滅亡説(大袈裟か)を唱えては経済的、社会的に甚大な被害が及ぶと警告している。
映画、「アウトブレイク」のように本当にインフルエンザが突然に変異して猛烈な増殖を繰り返すというパンデミック(全人類に猛威を振るう)が起きるのだろうか?(ちなみに一部地域や散発的に起きる流行をエピデミックという)
感染者6億人、死者4000〜5000万人をだしたスペイン風邪(インフルエンザ)が猛威を振るったのは1918年〜1919年の一世紀近くも昔のことである。また永久凍土から温暖化の影響で封じ込められたウィルスが出現したとしても今の医療技術とそのころの医療体制や技術などとは比べ物にならないし、対症療法の技術にしても格段に進んでいる。
一番いけないのは、映画「アウトブレイク」でもそうだったが、初期対応に問題があったということだ。
おそらく殆どの日本人は「風邪」と「インフルエンザ」の違いを理解していないだろう。知識ではわかっていても実際に自分自身のなかで起る体調変化にこれは「風邪」これは「インフルエンザ」と見分けがつかないだろうと思う。
見分け方は「急激な症状の悪化」と「全身症状」だ。これだけを意識しているだけで他人への感染を多少は防ぐことができる。また無闇に人混みへ近付かないことも肝要だ。
「北が攻めてくる」とひたすら国防の必要性を説く輩がいるが、同じように詭弁に聞こえてくるほどにことさら大惨事を煽るといまにオオカミ少年になりかねない。
映画、「アウトブレイク」のように本当にインフルエンザが突然に変異して猛烈な増殖を繰り返すというパンデミック(全人類に猛威を振るう)が起きるのだろうか?(ちなみに一部地域や散発的に起きる流行をエピデミックという)
感染者6億人、死者4000〜5000万人をだしたスペイン風邪(インフルエンザ)が猛威を振るったのは1918年〜1919年の一世紀近くも昔のことである。また永久凍土から温暖化の影響で封じ込められたウィルスが出現したとしても今の医療技術とそのころの医療体制や技術などとは比べ物にならないし、対症療法の技術にしても格段に進んでいる。
一番いけないのは、映画「アウトブレイク」でもそうだったが、初期対応に問題があったということだ。
おそらく殆どの日本人は「風邪」と「インフルエンザ」の違いを理解していないだろう。知識ではわかっていても実際に自分自身のなかで起る体調変化にこれは「風邪」これは「インフルエンザ」と見分けがつかないだろうと思う。
見分け方は「急激な症状の悪化」と「全身症状」だ。これだけを意識しているだけで他人への感染を多少は防ぐことができる。また無闇に人混みへ近付かないことも肝要だ。
「北が攻めてくる」とひたすら国防の必要性を説く輩がいるが、同じように詭弁に聞こえてくるほどにことさら大惨事を煽るといまにオオカミ少年になりかねない。
2008年2月9日に日本でレビュー済み
世間一般には「鳥インフルエンザ」と呼ばれる「H5N1型インフルエンザ」について
最近の世界各地で発生している感染事例などを含めて、このウイルスについて
全貌を解き明かすための研究結果とそこから導き出される結論として、私たちや
政府がすべき準備・行動について解説した書です。
未だに国内では、「インフルエンザ」と「風邪」が親戚であるかのごとく認識している
方も多く、更に同様に本書で言っているように「鳥インフルエンザ」が例年冬季に
流行する「インフルエンザ」と同類であるかのように扱われることには問題を
感じてしまいます。
この2種はインフルエンザウイルスという括りでは同類ですが、感染部位、症状などは
マスコミで触れられている「スペインかぜ」と同類で扱われている解説との乖離を
含め、広く明らかにすべき情報と思います。
以前より著者はこの分野について、研究の進展や世界情勢を考慮してタイミングよく
関連書籍を著していますが、本書は科学ライブラリーというジャンルから考えて、
科学的解説が広くされていますが、ウイルスなどになじみの無い人にとっては、
理解できない部分も多く含まれているように感じます。
ウイルスが持つ複雑な増殖、感染、発症システムを明解に説くことは非常に難しいとは
思いますが、そのような労力なしには世間で危機感を共有することは期待できないと
思います。
但し、反証も含めて科学的見地に基づいて持論を展開する、著者の姿勢は特に問題を
感じられず、「最悪の事態を考慮して準備を進めよ」という警告は経済的事情などで
ワクチンを備蓄できないなどの世界各地での格差問題などを含めて一考に価すると
思います。
最近の世界各地で発生している感染事例などを含めて、このウイルスについて
全貌を解き明かすための研究結果とそこから導き出される結論として、私たちや
政府がすべき準備・行動について解説した書です。
未だに国内では、「インフルエンザ」と「風邪」が親戚であるかのごとく認識している
方も多く、更に同様に本書で言っているように「鳥インフルエンザ」が例年冬季に
流行する「インフルエンザ」と同類であるかのように扱われることには問題を
感じてしまいます。
この2種はインフルエンザウイルスという括りでは同類ですが、感染部位、症状などは
マスコミで触れられている「スペインかぜ」と同類で扱われている解説との乖離を
含め、広く明らかにすべき情報と思います。
以前より著者はこの分野について、研究の進展や世界情勢を考慮してタイミングよく
関連書籍を著していますが、本書は科学ライブラリーというジャンルから考えて、
科学的解説が広くされていますが、ウイルスなどになじみの無い人にとっては、
理解できない部分も多く含まれているように感じます。
ウイルスが持つ複雑な増殖、感染、発症システムを明解に説くことは非常に難しいとは
思いますが、そのような労力なしには世間で危機感を共有することは期待できないと
思います。
但し、反証も含めて科学的見地に基づいて持論を展開する、著者の姿勢は特に問題を
感じられず、「最悪の事態を考慮して準備を進めよ」という警告は経済的事情などで
ワクチンを備蓄できないなどの世界各地での格差問題などを含めて一考に価すると
思います。
2008年2月18日に日本でレビュー済み
2007年12月時点での国連、WHOおよび主要国保健当局の共通認識に忠実に準拠した内容となっています。また、分子機構の機序部分がやや複雑・詳細に書かれていることを除けば、おおむね初学者にも大体ついていけるくらいの簡潔かつ直感的に分かりやすい内容となっています。個人的には、クレードと株の異同に関する解説、M1蛋白阻害も含めた抗ウイルス剤の解説にはもっと踏み込んでも良かったのではないかと思いましたが、それがなくても自分の頭の整理には十分に役立ちました。良著です。