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ドイツ・1936年: 名取洋之助写真集 大型本 – 2006/12/15
名取 洋之助
(著)
- 本の長さ119ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/12/15
- ISBN-104000080830
- ISBN-13978-4000080835
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2006/12/15)
- 発売日 : 2006/12/15
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 119ページ
- ISBN-10 : 4000080830
- ISBN-13 : 978-4000080835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,158,778位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半がベルリン・オリンピックでの日本選手中心の写真集、後半がドイツ紀行の写真集。ベルリンオリンピックの雰囲気も、日本選手達の表情もよくとらえられているとは思うが、練習、競技前、競技後の写真が多く、決定的瞬間の写真が少ない(たぶん、前畑のゴールのみ)のが、今日的視点からは物足りない。沿道にカギ十字の並ぶ中、マラソンの孫基禎が走っている写真はインパクトがある。なお、後半のドイツ紀行は平凡な写真が多く、作者の意図もよくわからず、心に響くものがない。
2012年11月20日に日本でレビュー済み
当時渡欧とは現在のそれとは意味合いが違う。それがこの写真から伝わってくる。限られた、ごく限られた者が知りえた現実。選りすぐりの豆から抽出された上質のコーヒーのように違いが分かる通のための存在としての写真、写真機。そんな道楽気分と1930年代の浮かれきったドイツ国民の情緒が妙な一致を遂げているのがいい。単にフォトジャーナリズムや報道ではないこの写真の地味だがツボを押さえた具合がなんとも絶妙だ。出来ればこのときの撮影全てのネガを観て見たい。おそらくミスショットでもそうは見えないだろうこの高揚感、この本のレイアウトもなかなか素晴らしい。亡き父の生まれた年、ドイツはこうだった。それだけでも観る価値があった。推薦本です。