障がいをもった子ども達が、自分たちの大事な命、誇りを守るために、とっても大事な性教育。
そのために現場の先生達が創意工夫し、研究し、親達と一緒に何年もかかって作り上げてきた教材を
暴力的に持ち去られ、マスコミに偏った報道をされてしまった。
その上、熱心に取り組んでいた先生たちが大量処分されてしまった事件の裁判について書かれています。
もちろん、そんなおかしなことが通るわけはなく、裁判は1審も2審も勝訴。
だけど、いまだ教材は返してもらっていないそうです。
その裁判にいたる経過とその後が書かれています。
とても淡々とした文章ですが、作者(弁護士さん)の障がいを持った子どもを大事に思う気持ちはひしひしと
伝わってきます。
そして、大量処分されてしまった先生たちが、自分たちの仕事に誇りをもって、
生徒を真に自由に安全に育つように、一生懸命仕事をしていたことが分かります。
何かとバッシングされる先生という職業ですが、少なくとも、この本に出てくる先生たちは
本当のいい先生なんだと感じました。
子を持つ母として、そういう先生がいること自体が嬉しいです。
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性教育裁判: 七生養護学校事件が残したもの (岩波ブックレット NO. 765) 単行本 – 2009/9/8
児玉 勇二
(著)
- ISBN-104000094653
- ISBN-13978-4000094658
- 出版社岩波書店
- 発売日2009/9/8
- 言語日本語
- 本の長さ63ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2009/9/8)
- 発売日 : 2009/9/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 63ページ
- ISBN-10 : 4000094653
- ISBN-13 : 978-4000094658
- Amazon 売れ筋ランキング: - 140,300位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2011年10月26日に日本でレビュー済み
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2015年10月1日に日本でレビュー済み
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性は生命の根源であり、まさに性教育はこころとからだの科学です。
それを卑猥な言葉で冒涜して子ども達の教材を奪った東京都議や都教は絶対に許されません。
高裁でも原告勝訴になると確信します。
それを卑猥な言葉で冒涜して子ども達の教材を奪った東京都議や都教は絶対に許されません。
高裁でも原告勝訴になると確信します。
2015年2月10日に日本でレビュー済み
性教育をどのようにするかということはタブー視されがちな問題です。
特に支援学校での教育は抽象的な考え方を理解できない学生もいる中でいかに伝えるか、現場は想像を絶する努力をされたのだと思います。
その努力の成果を湾曲して都議会で取り上げた点は許されない行為です。
裁判の内容を簡潔に記録としてとどめている点については申し分ない内容ですが、考察があまりなくほかの事例に展開するのはむつかしいという点で星4つとしました。
特に支援学校での教育は抽象的な考え方を理解できない学生もいる中でいかに伝えるか、現場は想像を絶する努力をされたのだと思います。
その努力の成果を湾曲して都議会で取り上げた点は許されない行為です。
裁判の内容を簡潔に記録としてとどめている点については申し分ない内容ですが、考察があまりなくほかの事例に展開するのはむつかしいという点で星4つとしました。