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ミルン自伝 今からでは遅すぎる 単行本 – 2003/12/13
イギリスの諷刺雑誌「パンチ」で活躍した劇作家A.A.ミルン.幸福な幼少期,数学を専攻しつつ作家を志した学生時代,駆け出し作家の頃…名作『クマのプーさん』の作者が独特のユーモアを交えながら前半生を語る.待望の新訳.
- 本の長さ584ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2003/12/13
- ISBN-104000221361
- ISBN-13978-4000221368
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
イギリスの風刺雑誌『パンチ』で活躍した劇作家A.A.ミルン。幸福な幼少期、数学を専攻しつつ作家を志した学生時代、駆け出し作家の頃…。名作「くまのプーさん」の作者が独特のユーモアを交えながら前半生を語る。
著者について
A.A.ミルン(1882-1956) 私立学校を経営していたジョン・ヴァイン・ミルンの三男として,ロンドンに生まれる.ウェストミンスター校からケンブリッジ大学に進み,数学を専攻.1906年,諷刺雑誌「パンチ」の編集助手となり,1913年,ドロシー・ド・セリンコートと結婚.第一次世界大戦中は軍務に服する.以後,劇作家として活躍.1920年,息子クリストファー・ロビン誕生.1924年,童謡詩集『ぼくたちがとても小さかったころ』が英米で大評判となり,1926年『クマのプーさん』を誕生させるきっかけとなった.1927年,童謡詩集『ぼくたちは六歳』,1928年『プー横丁にたった家』.1939年に自伝を出版,翌40年にロンドンを引き払い,サセックス州コッチフォード・ファームへ移り住む.
[訳者]
石井桃子(いしい ももこ)
1907年,埼玉県浦和生まれ.日本女子大学を卒業後,文藝春秋社を経て,新潮社『日本少国民文庫』の編集に携わる.戦後まもなく出版した『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞を受賞.1950-54年,「岩波少年文庫」「岩波の子どもの本」の企画編集.1958年,自宅で「かつら文庫」を開く.著書に『幼ものがたり』『児童文学の旅』『幻の朱い実』(読売文学賞),翻訳書は,バートン『ちいさいおうち』,グレーアム『たのしい川べ』,ファージョン『ムギと王さま』,ポター「ピーターラビット」シリーズほか,多数.
[訳者]
石井桃子(いしい ももこ)
1907年,埼玉県浦和生まれ.日本女子大学を卒業後,文藝春秋社を経て,新潮社『日本少国民文庫』の編集に携わる.戦後まもなく出版した『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞を受賞.1950-54年,「岩波少年文庫」「岩波の子どもの本」の企画編集.1958年,自宅で「かつら文庫」を開く.著書に『幼ものがたり』『児童文学の旅』『幻の朱い実』(読売文学賞),翻訳書は,バートン『ちいさいおうち』,グレーアム『たのしい川べ』,ファージョン『ムギと王さま』,ポター「ピーターラビット」シリーズほか,多数.
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2003/12/13)
- 発売日 : 2003/12/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 584ページ
- ISBN-10 : 4000221361
- ISBN-13 : 978-4000221368
- Amazon 売れ筋ランキング: - 853,903位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,676位英米文学研究
- - 127,829位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我が家に大きなぬいぐるみのプーさんがいます。右手を枕にリラックス。余りにも身近なせいで、私は作者の方のことを考えたことは無かったのです。此の本に出会え本当に良かった。まだ最初のページ数しか読むことが出来ていません。読み終わる頃、私の心には大切な想いが生まれていると信じています。
2004年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のすべては、表紙を開いてすぐに書かれている「かわいそうなケン」への献辞ではないでしょうか。最後まで読むとそんな気がします。このえらく分厚い自伝を前に「プーの秘密が分かるのでは?」と、手に取ってしまったプーファンのあなたはガッカリすることになります。「プーの作家」になって以降の記述はほんのわずかですから。ここには3人兄弟の末っ子アランがどんな幼少期を経て進学し、就職し、結婚し、作家として大成したかが書かれています。一人の人間の半生でもあり、兄ケンへの愛情と贖罪の入り混じった複雑な自伝と言えるでしょう。
結婚して、息子(クリストファー・ロビン)が生まれた頃の記述も少しだけありますが、命名理由などに深い意味は無いことを強調するのみでサラッと通り過ぎてしまいます。ミルン家の親子関係については、息子クリストファーの著書『クマのプーさんと魔法の森』『クリストファー・ロビンの本屋』を参照されたほうが詳しく書かれています。
この自伝を読み終わった頃には奇妙な感慨が襲ってきます。幼少期の記憶の中で、アランにとって主役だった兄ケンが、この自伝を読んだ私にとってもすっかり主役になっていることに気付かされます。読み手にとってケンが主役になってしまうことを、ミルンは計算してこの自伝を書いたのでしょうか?今では誰にも分かりません。
結婚して、息子(クリストファー・ロビン)が生まれた頃の記述も少しだけありますが、命名理由などに深い意味は無いことを強調するのみでサラッと通り過ぎてしまいます。ミルン家の親子関係については、息子クリストファーの著書『クマのプーさんと魔法の森』『クリストファー・ロビンの本屋』を参照されたほうが詳しく書かれています。
この自伝を読み終わった頃には奇妙な感慨が襲ってきます。幼少期の記憶の中で、アランにとって主役だった兄ケンが、この自伝を読んだ私にとってもすっかり主役になっていることに気付かされます。読み手にとってケンが主役になってしまうことを、ミルンは計算してこの自伝を書いたのでしょうか?今では誰にも分かりません。