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言葉にこだわるイギリス社会 単行本 – 2003/11/15

3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

“正しい”発音でしゃべれなければ就職もできない.TVキャスターの地方訛りにはたちまちクレームの嵐.発音しだいで政治家の人気にも明暗が…….イギリス社会は言葉,とりわけ発音にじつにやかましい.生まれ育った言葉の違いで人生が左右されてしまうのだ.著者はメディアの世界から政界や芸能界,さらに王室に至るまで,豊富な実例をもとに,他人の言葉づかいに過剰なまでのきびしさを示すイギリス社会の姿を描きだす.長年タブー視されてきた問題に真正面から挑み,大きな反響を巻きおこした話題の書.
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

発音が悪ければ就職もできない、TVキャスターの地方訛りにはクレームの嵐、政治家の命運も発音次第…。生まれ育った言葉の違いで人生が大きく左右されるイギリス。タブー視されてきた社会現実を言語学者が真正面から描く。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2003/11/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/11/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 279ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000228390
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000228398
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

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ジョン・ハニー
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上位レビュー、対象国: 日本

2004年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イギリスで社会的にのし上がるためには標準的発音を身につけることが必要であるということは、英語の発音の専門家であれば多かれ少なかれ知っていることである。そして、その標準的発音を使いこなしている人は全人口の5%程度であるということも。そもそも、音声学がイギリスを中心に発達したのは、まさにそのような社会状況があったからである。
この本は、そのような社会状況に至った歴史的経緯や現状を、様々なエピソードを主体にして明らかにしている。そして、現在イギリスの学校の多くでは、標準的発音については野放し状態であるのだが、みんなにそれを知る機会を与えるべきだということを主張している。私としては、むしろ多様性を認めるべきだという現在の世界の流れに逆らった主張をするこのような本が出てきたことに少々驚きを覚えたが、厳しい現実はそのような建前とは別に存在しているのだ、ということも事実だろう。
しかし、イギリスのような階級方言が存在せず、地域方言があってもアナウンサーのような職業につくのでない限り特にハンディにはならない日本において、この本が読まれることの意義についてはちょっと首を傾げてしまう。もちろん、イギリスそのものに関心のある人は少なくないので、そのような人々にイギリス社会の重要な一側面を知らせるという意味では、この訳書にも存在意義はあるとは思うが…。
一つ難を言えば、原著者の音声学的知識の怪しさが所々に露呈しているのが残念である。しかし、訳文は非常にこなれていて読みやすい。
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