中古品:
¥1,780 税込
無料配送5月14日 火曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 本日中にお届け(6 時間 31 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 【帯:無し】【カバー/表紙:スレ、ヨレ、汚れなどによる使用感があります】【小口/天/地:多少の汚れがあります】【本内部:目立つ傷や汚れ等は無く比較的キレイな状態です】◆(ご注意)記載が無い物に関しては付属しておりません◆当商品はAmazon配送センターより迅速発送されます(お急ぎ便の利用可能)◆また発送前に商品一つ一つに対し、傷・汚れ・破損等の事前検査を徹底し、丁寧に梱包しております◆各種決済、お届け日指定などご利用いただけます◆希少品の場合、定価より高額になることがありますが、ご了承ください◆
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

公正としての正義 再説 単行本 – 2004/8/26

4.5 5つ星のうち4.5 29個の評価

理論的全貌と到達点とを簡潔に示す講義録
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2004/8/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/8/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000228463
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000228466
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 29個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
ジョン・ロールズ
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
29グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『正義論』の内容を読者が知っている前提で記述された部分も多く、初めてロールズを読んだ私には直ぐに理解できない表現が多かった。しかしながら、読み進めるにつれて、著者が言いたいことが繰り返されていることが分かってくる。同様の事が訳者解説に記述されていたが、本当だった。とりあえず先に先に読み進めてから戻ってくると、かなり理解が深まると感じた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月18日に日本でレビュー済み
正義論で知られる政治学者のロールズが、その正義論の欠陥を正し、その後の自らの概念を統合して、新たな正義論を提示した書。講義録が元になっているので、比較的読みやすいようになっている。
現代の社会において、いわゆり政治的リベラリズムを語ることはますます難しくなっているように思えるが、ロールズのこの本を読んでいると、それが決して無謀な試みでないことが納得できる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年3月18日に日本でレビュー済み
本書は『正義論』補説である。「公正としての正義」の基本概念を分かりやすく補説しながら解説している。しかし、『正義論』を読んでいない読者は理解困難な論著かもしれない。
①「公正としての正義」を構成する最重要概念は「格差原理」である。正義論の根底にある哲学は、社会契約説と功利主義思想である。前者は人民の代表者で構成される政府は、社会契約としての「公正としての正義」の実現に努め、社会的合意(協働)と人民を拘束するものとしての「格差原理」を認める。後者は、功利(快楽追求)を認め、自由競争社会にすべての人民が参加することを認める。
②ロールズの『正義論』は「社会的平等」や「富の公平な分配」を説く理論ではない。あくまでも所有権の「不平等(格差)」を是正し、市民社会の「自由」を保障するための哲学(倫理学)説である。このような立場から、所得税の累進課税制や社会保障制度の充実を説く政治理論・社会理論ではない。こうした立場からロールズの『正義論』の不備を指摘し、ロールズを批判するのは用意周到であるが、こうした批判はロールズの哲学を根本的に誤解している。
③ロールズの「公正としての正義」概念を構成する基本原理として「格差原理」を定義付けるとすれば、最も恵まれない社会の貧困者が最低限度の収入を保障され、自由競争社会に参加できる権利を保障し、そのために人民にいっていの拘束を課すことを認めることを前提に政府と人民が合意する社会契約説であるということが出来よう。
④政府の出発点をこのような格差原理を認める市民社会とし、人民の能力や努力の差による格差の発生を政治的社会の仕組みとして認める哲学がロールズの『正義論』である。最貧困者への社会保障などの対処の仕方はその都度見直しされて然るべきである。
⑤ロールズ自身が様々な批判に応えるため理論の再考を余儀なくされたことを考慮して本書を読む必要がある。『正義論』の邦訳(紀伊国屋書店)は高額である。元文の英語版をアマゾン電子書籍(英和辞書付)で読めば、安価で通勤中でも読める。こちらを勧めたい。
『正義論』補説としてお勧めの一冊だ。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 パラグラフ形式の論証を延々と積み重ねていく独特のスタイルを持つ本だが、

根気よく読んでいると、はっとするほど純一で強い著者の確信に触れて懐

かしい感じが湧くことが度々あった。愚直に、と言いたいほどロールズはこの

スタイルを貫き通しているが、難解な論理的展開はひとつも無いのに、公正と

しての正義が政治の根底的な、そして唯一の価値だという筋金入りの確信が底

光りを放ち始める様は一読では手におえないような気にさせられた。

 人は自由で平等であり、協働して生きているが、この社会の健全な姿が持続

するためには、公正としての正義が政治的に形成されねばならない。しかしな

がら社会的不平等が現実である以上、公正としての正義を政治的に形成する

努力と工夫は、自由で平等でありたいと願う誰もが背負はねばならない義務

なのである。
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本でも有名なハーバード大学のマイケル・サンデル先生の「これからの正義の話を・・・」を読んで、ジョン・ロールズを読もうと思いました。
哲学的な要素が強いですが、それでも「正義の本質」という問題を政治や経済まで掘り下げて検証しようとする姿勢は、読んでいて“呑まれ”ます。
近年、サラリーマンが教養として読書をするとき、『速読』や『多読』がもてはやされ、良質な『読書』が蔑ろにされているように思える方には、まさに打ってつけの『知的』な一冊だと思います。
質の悪い新書を100冊読むよりも、この一冊を知っているほうが、遥かに知的好奇心を満たされること請け合いです。
55人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月16日に日本でレビュー済み
 法哲学者・井上達夫教授はリベラリズムの本質を正義基底性に求めて「公正」概念を「正義」概念に還元する「正義として公正」論を採用する。ロナルド・ドゥオーキンは手続的正義としての「公正」と実体的正義としての「正義」について,それぞれの概念の独自性を認めて「公正としての正義」論も「正義としての公正」論も排斥する。
 これに対して,ジョン・ロールズは実体的正義としての「正義」と純粋な手続的正義としての「公正」の概念を明確に区分した上で,「公正としての正義」として規範的な正義論を構築している。本書『公正としての正義 再説』は,この「公正としての正義」の比較的重大な欠陥を直すことを主要な目的としている。後期ロールズの法哲学の到達点が,本書にある。

 本書でロールズが行う理論的変更点は大まかに言って三つある。1.正義の二原理の内容・定式面での変更 2.原初状態から正義の二原理を導き出す過程の変更 3.「公正としての正義」を包括的な道徳的教説の一部ではなく,政治的構想として理解する点での変更。
 とりわけ三点目の変更は重大な議論を巻き起こしている。ロールズは自らの正義論に対する批判に応答するために,自らの正義の二原理を政治的構想のレベルにまで撤退・縮小させたが,前期ロールズの考えを維持すべきであったとの見解も強い。
 『公正としての正義』『公正としての正義 再説』を両方読んで,両者の見解を比較・検討すると面白いだろう。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リベラルとは、社会の底辺の福祉を考えた上での、金儲けや不平等はいいんじゃね?ていう思想。
日本みたいな総中間層国家はこれ。

先進国かどうかの基準は、貧困状態の人がいかに少ないかで決まる。
日本が犯罪少なくて平和なのは格差が小さいから。
なんのかんの、かなりいい国だね。

ちなみにネット民はリバタリアンが多い。

※※プロフィールスピノザもカントもルソーもロックもサンデルも理解できましたが、このロールズの書き方だけは理解できませんでした。
法哲学の専門家じゃないなら、他の正義本を読んだほうがいいです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート