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獄中記 単行本 – 2006/12/6
佐藤 優
(著)
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- 本の長さ508ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/12/6
- ISBN-104000228706
- ISBN-13978-4000228701
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対象商品: 獄中記
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2006/12/6)
- 発売日 : 2006/12/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 508ページ
- ISBN-10 : 4000228706
- ISBN-13 : 978-4000228701
- Amazon 売れ筋ランキング: - 431,197位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 76,780位ノンフィクション (本)
- - 117,744位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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元外交官で文筆家。ロシア情報収集・解析のエキスパート。魚住昭/ジャーナリスト。ノンフィクションに著作多数。青木理/ジャーナリスト。元共同通信記者。『日本の公安警察』『絞首刑』など著作多数。植草一秀/経済学者。日本経済、金融論が専門。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 誰が日本を支配するのか!?政治とメディアの巻 (ISBN-13:978-4838721566)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書はやはり「国家の罠」と比較すると面白みにかける。もし「国家の罠」を未読の方がいらしたら、本書を読んでからにした方がいいかもしれません。
本書を読んで強く感じるのは、著者の膨大な知識と、文章を書く能力の高さです。彼は物書きの方が官僚よりもはるかに向いているのではないでしょうか、そう感じてしまうぐらい著者の文章は面白い。読んで損はありません。
自民党幹部時代の鈴木宗男はインテリ階級の嫌悪の的でした。いずれ彼のいう国策捜査に巻き込まれることは予見(分析)できなかったのでしょうか?
本書を読んで強く感じるのは、著者の膨大な知識と、文章を書く能力の高さです。彼は物書きの方が官僚よりもはるかに向いているのではないでしょうか、そう感じてしまうぐらい著者の文章は面白い。読んで損はありません。
自民党幹部時代の鈴木宗男はインテリ階級の嫌悪の的でした。いずれ彼のいう国策捜査に巻き込まれることは予見(分析)できなかったのでしょうか?
2019年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読む度に新しい発見があります。文庫を先に発売日前に予約しておいて買って、読んでいたのですが、好きなのでこっちも欲しくなりました。図書館で読んだときと。内容は変わらないのに不思議な違い感覚があり、図書館の時は、社会科学に関して、こうしたものと関わっていると出所した後個人的空間がこうした運動に犯されるかもしれないと犯される、かつ、その中で、本を読み過ぎて己の空間が揺らぎ始める、頭脳そのものと、世界を疑う、存在自体の畏れという、先生の拘禁ストレスと共通してのグラグラ感で、読んでいる己に酔うという経験を味わい(世間に流布する社会科学的なものはインチキで本当ではないということでそもそも本当は何でそうして見分ける場合の佐藤先生の読みまくった哲学自体は社会科学と関係ないのかそこまで社会科学的なものを切ると言うことは普通に流通しているものそのものが言葉そのものが偽物でそれなら最終的佐藤先生のヘーゲルも嘘なのではないのかと言葉ではあるからなども、変な嘔吐に似た変な己の雑感)で、文庫になったら気にならない、どうもその辺は削られたようである(思い込みかもしれぬ)で、これを読む。読むと勉強したくなるミョウナ啓発本に変化している。サイズ的に勉強机で読むのに適している。一万回は読み返す。言及されたものをアマゾンの値段と相談して買えそうなのは何から何まで買い揃えて読む。全くやってる勉強とは関係ないのにドイツ語とか、言及された外国語の勉強を少しずつ始める。そして、初めて図書館で読んだ所の、社会科学に足を取られる危険的な部分はあるのだが。どこでそんな訳のわからない頭がおかしくなるような感覚を覚えたのか何も分からない。インチキな社会科学でインチキな世界に己が足をとられ、私的な領域を奪われる、といつところがあったのだが、当時の脳髄が溶けるような佐藤氏の言及の仕方のそのあの時の自分の変な感想をそのまま思い出し感じることはどうしても出来なかった。しかし読む度に欲しい本が増えるというのは凄い本である。最近さすがに読まなくなっているが。なんにも使う予定もそうした何かの利益に繋がる意味での勉強ではないのだが、ともかく現在も本線の目指す資格の勉強の合間の隙間時間に、多言語学習だけはコツコツ続けている。
2007年3月17日に日本でレビュー済み
獄中記ということですが悲壮感はまったくなく、彼にとっては思索するのに最高な空間での修行記みたいなもののようです。
あまりに思索のレベルが高すぎてついていけないということは数ページで分かりましたが、むしろ理解できないレベルを体感したいという思いで最後まで読んでしまいました。
本書は思索したことをひたすら書きなぐった日記のようなものなので、読み物としては面白みに欠ける面もありますが、その反面、著者のような人物の思索の過程が鮮明に見られることは刺激的でした。
自分の浅はかな思索では一生この境地には辿り着けないだろうなと思い感嘆の溜息が出る、そんな本でした。
あまりに思索のレベルが高すぎてついていけないということは数ページで分かりましたが、むしろ理解できないレベルを体感したいという思いで最後まで読んでしまいました。
本書は思索したことをひたすら書きなぐった日記のようなものなので、読み物としては面白みに欠ける面もありますが、その反面、著者のような人物の思索の過程が鮮明に見られることは刺激的でした。
自分の浅はかな思索では一生この境地には辿り着けないだろうなと思い感嘆の溜息が出る、そんな本でした。
2019年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国との長期にわたる粘り強い闘い、たゆまぬ自己研鑽。中々出来る事ではない。
2011年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日記風なので、会社の昼休みなど短い時間で少しづつ読むにはちょうどいい。
まず、作者が、人間の尊厳を奪われた獄中の中で、人間らしく、かつ機密を守り通したところがすごいと思った。
ぼくなら、自分の身を守るために組織に迷惑や関係者に迷惑をかけてでも無罪を勝ち取ろうと思うのだが、作者は
今までの人間関係を大切にした。
ソ連崩壊での人間模様を観察したとあったが、極限状態で人間性を維持できる人には共通点があると思った。
それは、宗教的な信念だ。
日本では、カルトや全体主義的な色眼鏡でしか見られない宗教だが、極限状態で人間が人間らしく行動するのには
宗教が必要だと思った。
作者に有罪の判決が出て残念でならない。
日本の司法制度がいいかげんなものであると思う。
日本の司法制度よりも、作者のことを支持する。
そして、人生を豊かに生きるのにはどうするべきか、を考えさせられた。
まず、作者が、人間の尊厳を奪われた獄中の中で、人間らしく、かつ機密を守り通したところがすごいと思った。
ぼくなら、自分の身を守るために組織に迷惑や関係者に迷惑をかけてでも無罪を勝ち取ろうと思うのだが、作者は
今までの人間関係を大切にした。
ソ連崩壊での人間模様を観察したとあったが、極限状態で人間性を維持できる人には共通点があると思った。
それは、宗教的な信念だ。
日本では、カルトや全体主義的な色眼鏡でしか見られない宗教だが、極限状態で人間が人間らしく行動するのには
宗教が必要だと思った。
作者に有罪の判決が出て残念でならない。
日本の司法制度がいいかげんなものであると思う。
日本の司法制度よりも、作者のことを支持する。
そして、人生を豊かに生きるのにはどうするべきか、を考えさせられた。
2019年9月13日に日本でレビュー済み
再掲 2007
図書館本
国策捜査のターゲットになった外務省の佐藤さんのまさに獄中日記。
すでに彼の著作で獄中の様子は述べられているのではあるが、より詳細に心象風景も含めて記述されていると思う。
佐藤さんにとっての約500日の勾留は実は落ち着いて勉強出来る時間であったことがよく分かる。付録として読んだ本のリストが掲載されているが、一般国民がほぼ読まないような本ばかりである。国益のための外交であった自負、誰よりも対ロシア外交に対して誠心誠意取り組んだという自信が感じられる。500ページにも及ぶが、日記としてオープンにされていない日も多い。おちゃめなところは、「欲しいリゾート9月号」なんかも見ているところでしょうか。これは数千冊に及ぶ佐藤さんの蔵書を出所後にゆっくりと読める場所を確保するためなのだが。
宗教書、歴史書などを読み込んでいるわけだが、網野善彦やコンラートローレンツ(動物行動学)もしっかり読んでいるのには驚かされる。
控訴審が興味あるところである。
備忘録として
佐藤さんが心がけている事として
1)よきクリスチャンでありたい。
2)よき官僚でありたい。
3)よき知識人でありたい。
中略、この三つの行動原理に対応する価値観は
1)神に対して誠実でありたい。
2)日本国家(国益)に対して誠実でありたい。
3)知に対して誠実でありたい。 p205
小泉総理の軸足は、基本的に傾斜配分、強い者の強化、そして持続的経済成長であると整理してよいと思う。これに対して鈴木さんの軸足は公平分配、草の根からの基礎体力強化、さらに成長の限界を念頭に置いたシステム転換を指向していると整理できる。鈴木さんがODAに熱心なのも、世界規模での公平分配を考えているからである。僕は政治哲学の基本的な枠組みをみた場合、小泉さんや竹中さんが考えているビジョンより小渕さんや鈴木さんのビジョンの方が二十一世紀の日本にとってふさわしいと考えている。 p322
ひねくれたものの見方になる外交官(特に通訳官)が多いのは残念なことだ。ヘーゲルは「従僕の目に英雄なし」という言葉でこのことを説明している。中略 歴史や政治を見る時には、下人(従僕)根性に陥ってしまってはならない。常に高い理想を維持しなければつまらない。検察官は下人根性で人を見ることが仕事なので、彼らに歴史や政治は分からないのである。 p410
図書館本
国策捜査のターゲットになった外務省の佐藤さんのまさに獄中日記。
すでに彼の著作で獄中の様子は述べられているのではあるが、より詳細に心象風景も含めて記述されていると思う。
佐藤さんにとっての約500日の勾留は実は落ち着いて勉強出来る時間であったことがよく分かる。付録として読んだ本のリストが掲載されているが、一般国民がほぼ読まないような本ばかりである。国益のための外交であった自負、誰よりも対ロシア外交に対して誠心誠意取り組んだという自信が感じられる。500ページにも及ぶが、日記としてオープンにされていない日も多い。おちゃめなところは、「欲しいリゾート9月号」なんかも見ているところでしょうか。これは数千冊に及ぶ佐藤さんの蔵書を出所後にゆっくりと読める場所を確保するためなのだが。
宗教書、歴史書などを読み込んでいるわけだが、網野善彦やコンラートローレンツ(動物行動学)もしっかり読んでいるのには驚かされる。
控訴審が興味あるところである。
備忘録として
佐藤さんが心がけている事として
1)よきクリスチャンでありたい。
2)よき官僚でありたい。
3)よき知識人でありたい。
中略、この三つの行動原理に対応する価値観は
1)神に対して誠実でありたい。
2)日本国家(国益)に対して誠実でありたい。
3)知に対して誠実でありたい。 p205
小泉総理の軸足は、基本的に傾斜配分、強い者の強化、そして持続的経済成長であると整理してよいと思う。これに対して鈴木さんの軸足は公平分配、草の根からの基礎体力強化、さらに成長の限界を念頭に置いたシステム転換を指向していると整理できる。鈴木さんがODAに熱心なのも、世界規模での公平分配を考えているからである。僕は政治哲学の基本的な枠組みをみた場合、小泉さんや竹中さんが考えているビジョンより小渕さんや鈴木さんのビジョンの方が二十一世紀の日本にとってふさわしいと考えている。 p322
ひねくれたものの見方になる外交官(特に通訳官)が多いのは残念なことだ。ヘーゲルは「従僕の目に英雄なし」という言葉でこのことを説明している。中略 歴史や政治を見る時には、下人(従僕)根性に陥ってしまってはならない。常に高い理想を維持しなければつまらない。検察官は下人根性で人を見ることが仕事なので、彼らに歴史や政治は分からないのである。 p410