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始まっている未来 新しい経済学は可能か 単行本 – 2009/10/15

4.2 5つ星のうち4.2 43個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2009/10/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/10/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000244507
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000244503
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 1.3 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 43個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本は、政治経済、に関して語る機会が少ない。それは、正確な政治経済に関する情報をマスコミが提供していない、提供出来ない仕組みがる。その根本にあるのが、パックス・アメリカーナとそれに付随する政治家と関係者。そこにこの書籍はメスを入れている所に宇沢弘文さんと内橋克人さんの情熱を感じ取れる。内容は、淡々と現状の問題とこれからを語っていてとても気持ちよく読み込めます。日本のこれからを考える上でとても重要な書籍だと思います。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10年以上も前、東北大震災以前に語られた内容だが、経済が何を目指すべきかを真摯に追求してきたお二人のやりとりは、まるで目の前で聞いているかのように引き込まれる(全箇所ではないが)。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あらためて年末年始に再読した本の1つだ。

2015年で13刷となり、初版の2009年からかなり読まれ続けている書の1つであろう。世界的経済学者である宇沢弘文氏と良識ある豊かな感性にもとづくジャーナリストとして幅広く持論を発信し続ける内橋克人氏。二人の対談は10年後の2019年のいまなお深く考え直すべき数多くの論点、知見、洞察、そして広い問題提起に満ちている。内橋さんの率直な見解を宇沢氏が誠実に受け止め、宇沢自身の凄みある体験をもとに、今後の経済学、日本経済そして世界経済の秩序のあり方をめぐって真剣な議論が交わされる。

論点の1つは、反ケインズ主義の急先鋒として70年代後半以降、学界のみならず、先進資本主義諸国の政策基調となったフリードマンの「新自由主義(ないしは市場原理主義)」とどう対峙すべきかということ。2008年のリーマン・ショックを事前に回避できなかった経済学ないしは経済学者の責任をふくめ、社会的規制から解放された市場的競争原理にもとづく経済は、個人や企業の自由の遂行を貫徹させることでかえって逆説的ながら、働く人びとの生活に深刻な不安と不安定さを与え続け、一部の富裕層と貧困層とのあいだの格差(現代的には分断)が拡がり、今日の世界経済は不透明さをさらに増している。新自由主義が想定する理念と現実の結果には大きな乖離が生じたのであり、その矛盾の根源を総括し、学問的・実践的にのりこえるべく新たな経済思想が要請されている。

宇沢が長年唱え続けてきた「社会的共通資本」にもとづく経済学はいかなる意義や有効性をもちうるのか。そしてまた宇沢自身が世界の頂点にいたときの主流派の新古典派経済学にいかなる反省を迫るものか、十分な解答は出ていない。

宇沢は2014年に他界したが、彼の「宇宙」的な雄大な経済学の構想は今後も何十年とかかって、あらためてゆっくりとその真意を把握しながら定着していくのではないだろうか。「心は新古典派にあらず」という弟子の一人である岩井克人氏のいう「宇沢問題」への取り組みも行われるであろう。コンパクトな書ながらきわめて密度の濃い作品。刊行から10年、「新たな経済学は可能か」という本書副題への多面的な営みがより活性化することを切に期待したい。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良書です。こういう本こそ現代人は読むべきでしょう。閉塞日本人の魂を解放してくれるかもしれません。読了したら心が軽くなりました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済の知識がほとんどない私でも一気に読めました。とても面白かったので再読しました。ノーベル経済学賞を貰ったフリードマンが如何に嫌な人間かということを知りました。竹中平蔵さんもね。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アイルランド、ギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペインとカトリック圏の
欧州各国の経済危機が取りざたされる一方で、米国、英国、ドイツ、韓国など
プロテスタント各国は新自由主義の旗の下で攻勢著しく、さすがの宇沢先生も
旗色が悪いです。
次はカトリック経済の総本山フランスがターゲットでしょうか?

カトリック経済圏に近い社会システムを持つ日本も苦しいところです。
閉塞感で息苦しい日本では、新自由主義の標榜する規制撤廃による
自由の謳歌は大いに魅力的に見えますが、こういう時こそバランス感覚が
問われると思います。

社会福祉は国家による泥棒により成り立っている、との新自由主義からの指摘
を無視することはできませんが、冷静さを失うと取り返しがつかないことにも
なりかねません。
それでも日本の老人向け福祉は過剰であり、新自由主義勢力からつけ込まれて
も仕方ない部分があると思いますが・・。

だからといって、宇沢先生の説く共通社会資本はやはり大切な概念だと思います。
特に、本書のなかの農業に関する鼎談は多くの人に読まれるべきものです。

新自由主義勢力から様々なプロパガンダや故意に歪曲された情報が溢れています。
TPPへの参加にしても隠ぺいされた問題が多く、宇沢先生やノーム・チョムスキー
教授などが指摘している事項から論考をスタートしないと「こんな筈ではなかった」
と臍をかむことになりかねません。

ダブルスタンダードを平然と行う米国と対等な交渉ができるかどうか、チョムスキー
教授の「メディアコントロール」などと合わせて読んでからTPPについて考える
必要があります。

それにしても本書の中で指摘されている米国が日本に600兆円の非生産的な投資
を無理強いしたというのは正直驚きです。日本全国に建設された施設がよりにも
よって新自由主義の王様による指示とは・・。

宇沢先生には長生きしてもらわねばなりません。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
始まっている未来 新しい経済学は可能か 内橋 克人 、素晴らしい本です。多くの人に読んで欲しい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿部さんにも読んでもらいたい本です。共生という考え方はなかなか現在の権力者には受け入れられないのでしょうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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