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弁護士、闘う: 宇都宮健児の事件帖 単行本 – 2009/8/26
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一家総出で開墾に勤しんだ貧しいけれども心豊かだった少年時代、一二年間で二回のクビに泣いたイソ弁時代からはじまって、サラ金、ヤミ金融といった高利貸し、豊田商事をはじめとした悪徳商法やその背後の権力や暴力団、そしてオウム真理教を相手にした被害者救済のための死に物狂いの闘いが臨場感たっぷりに語りおろされる。
一貫して弱者のために闘い続け、今、最大の敵「貧困」に敢然と立ち向かうその姿は、貴重な社会勉強の糧となり、また、いまの社会に暮らす誰もに生きる勇気を与えるに違いない。
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2009/8/26
- ISBN-104000247115
- ISBN-13978-4000247115
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商品の説明
著者について
著書に岩波新書『消費者金融 実態と救済』,『派遣村』(共著,岩波書店),『多重債務の正しい解決法----解決できない借金問題はない』(花伝社),『反貧困の学校----貧困をどう伝えるか,どう学ぶか』『もうガマンできない! 広がる貧困----人間らしい生活の再生を求めて』(共著,明石書店)など
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2009/8/26)
- 発売日 : 2009/8/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 313ページ
- ISBN-10 : 4000247115
- ISBN-13 : 978-4000247115
- Amazon 売れ筋ランキング: - 530,032位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 66,899位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
宇都宮健児(うつのみや けんじ)
1946年生まれ。東京大学法学部中退。弁護士。 日弁連多重債務対策本部本部長代行、日弁連消費者問題対策委員会委員長、東京弁護士会副会長、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、「反貧困ネットワーク」代表、「年越し派遣村」名誉村長などを務める。 著書に、『反貧困』(花伝社)『消費者金融 実態と救済』(岩波書店)『多重債務の正しい解決法』(花伝社)『ヤミ金融撃退マニュアル』(花伝社)『弁護士、闘う』(岩波書店)『大丈夫、人生はやり直せる』(新日本出版社)『わるいやつら』(集英社新書)など多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「弁護士,闘う」という書名のとおり,
先生の「闘い」の記録である。
まず,先生の企画力,圧倒的な行動力に感動した。
山口絵理子さんの「裸でも生きる」の読後感と共通の,心が揺さぶられる感動,秋晴れの朝のような,突き抜ける爽快感を感じた。
今まで様々な法律家の方の著書を読んできたが,次から次に語られる事件,志の実践に,これほどの迫力を感じたことはなかったと思う。
また,1980年代以降,30年間にわたる「消費者問題」の深刻化,宇都宮先生の「闘い」の歴史。消費者問題を理解するにも,ベストの文献だと思う。消費者問題(クレ・サラ問題,悪徳商法の跋扈等)の背景には,弁護士不足,法教育の貧困,これらを含めた「法の支配」の不存在,機能不全があるということがよく理解できる。
「人は,自分のためにはなかなか頑張ることができないものです。しかし,本当に困っている他者のためなら,なりふり構わず頑張ることができるのです。」
「逆に,困っている人に会っても,見て見ぬ振りをする者が少なくないのも事実です。見て見ぬ振りは,高齢の失業者やネットカフェ難民,障害者やシングルマザーをはじめとする社会的弱者を見捨てるのみではありません。悲惨な実態を黙認する当人に,密かにせよ,自らへの不信感を抱かせます。見て見ぬ振りは,自らの人間性を疎外するのです。」
「見て見ぬ振り」は自己をも疎外する。。。
全ての法律家,法律家を志す者の必読書であると思う。
ところで,宇都宮先生は,従前から,「司法改革の評価は,社会的・経済的弱者の味方となる弁護士が増加するか否かにかかっていると思っています。」と仰っており,本書にもその旨記載されている。
私自身,必ずしもそうは思っていなかったが,本書を読んで,そもそも「司法の存在理由=少数者の人権保護」であることからも,宇都宮先生の言われるとおりであり,それ以外に司法改革の成否の判断基準はありようがないのではないか,と思うに至った。
ご両親への想い、弁護士という仕事への自信喪失、いままで闘ってきた事件の数々、整理屋と結託して債務者を食い物にする提携弁護士・司法書士との闘い、貧困が最終的に行き着く所など考えさせられながらも少年時代に開拓で培ったパワーが感じられる一冊です。
ぜひ読んでいただきたい本です。
本の最終章の気になったところを抜き出しておきます。
人は、自分のためにはなかなか頑張ることができないものです。しかし、本当に困っている他者のためなら、なりふり構わず頑張ることができるのです。(p303)
反貧困運動は、当事者を救うのみならず、自分自身を助け、そして世の中を良くするための運動です。困っている人に手を差し伸べることが当たり前の振る舞いになっている社会は、すべての人にとって生きやすい社会です。私たちは、そうした社会の実現を目指しているのです。(p307)
こういう正義の弁護士が増えればいいですね。