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『思想』の軌跡――1921-2011 単行本 – 2012/2/25

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2012/2/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/2/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 304ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000258303
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000258302
  • カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年3月30日に日本でレビュー済み
 日本で最長寿の思想雑誌「思想」1050号を、つまり約90年の歴史を再検証する座談会の試み。こうした座談会は往々にしてイデオロギー批判の史的分析に偏りがちだが、今回は司会・編集を社会学者でメディア研究の吉見氏が担当している関係で、柔軟で広い視野で商業学術雑誌が果たした役割を現代史の流れを踏まえて、具体的に検証している、二〇一一年三月十一日以降に行われた関係で、東北大震災と関東大震災との関係性を雑誌の営為を踏まえて比較。硬い思想雑誌は、意外にもニュースや時事性を反映させる方針が貫かれているなど、日本の学術ジャーナリズムの特徴を的確に描き出してもいる。
 思想の受容、思想の創見、社会、文化への影響など歴代の編集者や哲学者の営為を掲載論考から引用しながら分析し、立体的な展望の流れを再現しており、日本人の知的特長を描き出しており、日本近代の思想形成を描き出す。云わば岩波文化の原点ともいえる水脈の描写は、思想史研究者が少ないことで成功したいるようにも思え、思想史研究に多様な観点の有効性、特にカルチャラル・スタディズの手法の意義を反映しているのかもしれない。雑誌「思想」活きた評伝である。
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