例題を載せたりやキワードを太字にしたり、教科書として、学習しやすいように配慮されている。高校レベルの日本史の知識がない人でも、この本を読めば大学レベルの日本外交史の中級までいけるだろう。
ただし、なにせ論争の多い日本近代史であるために、どの本でもそうだが、一冊だけで近代日本外交史の知識を得ようとすると危険である。したがって他の著者の日本外交史の本と併用することが望ましい。(例 入江昭「日本の外交」「新・日本の外交」中公新書など)
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日本外交史講義 (岩波テキストブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2003/9/12
井上 寿一
(著)
150年前の開国から現在に至るまで,「国民国家」としての日本は,それぞれの局面において,国内政治と相互に影響しあいながら,いくつもの選択肢の中からある外交政策を選択し実行してきた.なぜその選択がなされ,結果として現在があるのか.日本外交の軌跡を検証するとともに,そこから見えてくる今後の外交の姿を示す.
- ISBN-104000280325
- ISBN-13978-4000280327
- 出版社岩波書店
- 発売日2003/9/12
- 言語日本語
- 本の長さ264ページ
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商品の説明
著者からのコメント
日本外交の過去・現在・未来がわかります。
私たち日本人は、ふだんの生活のなかで、〈歴史〉を意識することは、ほとんどありません。ところが一歩でも海外へ出てみると、いやおうなしに〈歴史〉を 意識することになります。
私たち日本人は、ふだんの生活のなかで、〈歴史〉を意識することは、ほとんどありません。ところが一歩でも海外へ出てみると、いやおうなしに〈歴史〉を 意識することになります。
海外では、ひとりの日本人であっても、日本人・日本全体を代表しているかのように扱われ、日本とはどのような国であるかを、〈歴史〉を 踏まえて説明する必要に迫られるからです。
この意味で、私たち一人ひとりが「外交官」なのです。私たち民間外交官の役割は、外国の人たちとの間で、真の国際対話を促進 することです。そのためにはどうすればよいのでしょうか?
この問題をめぐって、大学の講義のなかで、受講生とともに考えたことをまとめてみました。
「過去をみつめながら、未来を描く」。この観点か!ら、近現代の日本外交の歴史を追跡します。
内容(「MARC」データベースより)
150年前の開国から現在まで、日本はいくつもの選択肢の中で、国内政治と相互に影響しあいながら、ある外交政策を実行してきた。なぜ、その選択がなされ、今があるのか。日本外交の軌跡を検証し、あるべき外交の姿を示す。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2003/9/12)
- 発売日 : 2003/9/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4000280325
- ISBN-13 : 978-4000280327
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,078,934位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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