まず、このソフトカバー本は文庫本と違い、ハードカバーのように表紙と中のページとの間に段差があります
持ち運ぶならこの段差が折れたり傷が付いたりするかもしれません
装丁は丁寧で安っぽさもなく、保存版としてずっと残しておこうと思えます
ストーリーは昔のハイファンタジーで、
魔法の理論も制約のある古き良きスタイルです
物語では、
追いかけ探しても見つけるのは困難だが、必ずこの先にあるという確信の描写は、まるで内観のように感じました
影とのラストシーンは、魂が震えるような感動でした
私は40過ぎるまで読む機会がありませんでしたが
戻れるならば、中学生位から読んでいたかった本です
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ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版) 単行本(ソフトカバー) – 2006/4/7
並はずれた魔法の力をもつ男ゲドの少年時代
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/4/7
- ISBN-104000280716
- ISBN-13978-4000280716
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2006/4/7)
- 発売日 : 2006/4/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 302ページ
- ISBN-10 : 4000280716
- ISBN-13 : 978-4000280716
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,234位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユング心理療法家でもあり文化庁長官を務めた河合隼雄が勧める名作。何度読んでも心に染みる展開である。他に5作ある。
2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
影がどこまでも追ってきたり、いきなり部屋いっぱいに現われたりするシーンが、いつもまでも頭に残ってます。
影に立ち向かわないと、ずっと大きくなって帰ってくる、というのがテーマになってます。
自分の弱さに攻撃されたり、プライドから失敗したりして、やっと和解していくという古典的な構造になっていて読みやすかったです。
個人的に一番好きなのは、魔法の細かさみたいなものを、精妙に描きこんでるところです。
ちょっとネタバレになっちゃいますけど、「この世界がつくられたときにつけられた古代文字の名前じゃないと、対象を操作できないんだよ」とか、「幻視の魔法とじっさいに物事を動かす魔法は格が違うんだよ」とか、「偉大な魔法使いになるために、ひたすら塔にこもって名前を暗記しまくる」とか、最高な世界観です。
影に立ち向かわないと、ずっと大きくなって帰ってくる、というのがテーマになってます。
自分の弱さに攻撃されたり、プライドから失敗したりして、やっと和解していくという古典的な構造になっていて読みやすかったです。
個人的に一番好きなのは、魔法の細かさみたいなものを、精妙に描きこんでるところです。
ちょっとネタバレになっちゃいますけど、「この世界がつくられたときにつけられた古代文字の名前じゃないと、対象を操作できないんだよ」とか、「幻視の魔法とじっさいに物事を動かす魔法は格が違うんだよ」とか、「偉大な魔法使いになるために、ひたすら塔にこもって名前を暗記しまくる」とか、最高な世界観です。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「イシ」の著者であるシオドーラ・クローバーを母に持つ作者ということで、購入。
ハリーポッターよりも大人向けです。
魔法を使うには、その対象の本当の名前を知らないといけない。その本当の名前は極めて細かく分類されている。よって、魔法で操ることはできるのは極めて限定的であり、かつ深い知識が必要。
魔法を現代技術に置き換えることもできるでしょう。
ファンタジーに見えて、現代に強く警鐘を鳴らすような作品。唸りました。
ベースはファンタジーなので好き嫌いは分かれます。とりあえず、一冊読んでみても損はないかと。ジブリ版よりはだいぶ面白く読めます。
ハリーポッターよりも大人向けです。
魔法を使うには、その対象の本当の名前を知らないといけない。その本当の名前は極めて細かく分類されている。よって、魔法で操ることはできるのは極めて限定的であり、かつ深い知識が必要。
魔法を現代技術に置き換えることもできるでしょう。
ファンタジーに見えて、現代に強く警鐘を鳴らすような作品。唸りました。
ベースはファンタジーなので好き嫌いは分かれます。とりあえず、一冊読んでみても損はないかと。ジブリ版よりはだいぶ面白く読めます。
2014年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
その内容が結構深かったりして、個人的にはスキなのですが、「長い原作がある」という話を聞いて今回購入しました。
魔法使いの物語と言えば、ハリーポッターですが、比較するとゲド戦記の方は大人のファンタジーっていう感じです。ジェットコースターのような
ハラハラする話の展開はあまりなくて、あくまでも静かで、丁寧で、ひっそりと進んでいく・・・そんな世界観でした、個人的には。
面白かったら2も買おうと思っての注文でしたが、早速2も注文しました。
魔法使いの物語と言えば、ハリーポッターですが、比較するとゲド戦記の方は大人のファンタジーっていう感じです。ジェットコースターのような
ハラハラする話の展開はあまりなくて、あくまでも静かで、丁寧で、ひっそりと進んでいく・・・そんな世界観でした、個人的には。
面白かったら2も買おうと思っての注文でしたが、早速2も注文しました。
2013年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒険ファンタジーを求めて読み始めましたが、古典として、きっちりした出来で、読んで損はないとおもいます。
影との戦いというフレーズが気に入ったなら是非。影の正体を突き止めてやってください!
個人的に好きだったのは、師匠オジオンや長老たちの台詞ですね。短くシンプルでも、なかなか重みがあります。さすが児童文学。
影との戦いというフレーズが気に入ったなら是非。影の正体を突き止めてやってください!
個人的に好きだったのは、師匠オジオンや長老たちの台詞ですね。短くシンプルでも、なかなか重みがあります。さすが児童文学。
2009年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジブリ映画「ゲド戦記」を観て、一気に興味が増してきて、原作一巻であるこの「影との戦い」を読んでみたが、正直、普通に読んで・・・、そのまま終わってしまった。
特別、つまらないわけじゃないが、かといってここまで名作扱いされるのが、ちょっとわからない・・・。
宮崎駿監督は、これを常に枕元に置いて、何度この本に救われたか分からないとさえ、語っていた。
とりあえず、三巻までは、読むつもりなので、次の巻に期待したいです。
特別、つまらないわけじゃないが、かといってここまで名作扱いされるのが、ちょっとわからない・・・。
宮崎駿監督は、これを常に枕元に置いて、何度この本に救われたか分からないとさえ、語っていた。
とりあえず、三巻までは、読むつもりなので、次の巻に期待したいです。