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世界を語るということ―「言葉と物」の系譜学 (双書 哲学塾) 単行本 – 2008/1/8

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2008/1/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 161ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000281585
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000281584
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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清水 哲郎
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年1月14日に日本でレビュー済み
おおよそギリシャ哲学から中世キリスト教哲学のあいだに展開された「ロゴス」(「なぜ」「どうして」という問いに対して答える言葉・理屈)の諸説について、一応、わかりやすく解説した本。
一応、というのは本書の一つの核となる中世哲学がやたらと難解で、しかもこれまでプラトン・アリストテレスの古代哲学やデカルトが切り開いていった近代哲学にくらべるとろくに紹介されてこなかったがゆえに、人名や用語がなじみにくいから、どうがんぱってもわかりやすくなりようがないからである。著者も講義調の文章をできるだけ工夫して読みやすくしようと努力しているように思われたが、ポップな印象を与えようとする試みが失礼だが非常にスベッており痛々しく、これならひたすら硬派な説明に徹していた方がよかったのではと感じてしまった。
だが、聖書の思想の意味や、キリスト教の「三位一体」説とギリシャ思想との関係性についての議論など得心するところが大きく、また近年の研究成果をふまえた「普遍論争」の本義の解説は要点がすぱっとまとめられていて勉強になった。
眼の前の猫を猫と認識するのは、その猫の個体においてかそれともそれを猫たらしめている「猫」性においてか、またその「猫」であることとは超越的な本質規定においてかそれを呼ぶ音声=言葉においてかそれともその概念=言葉においてか、等々、深遠かつちょっと不可思議な哲理が命がけで論じられていた時代の雰囲気が、おぼろげながら伝わってきて独特の読書感があった。
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