第1章から第12章まで農業の様々な側面を捉えて数式やグラフを交え説明していますが、
大抵の内容は農業高校の教科書に書いてあることです(つまり基本的なこと)。
ページ数を増やしたいがためにグラフや数式を多様したのなら納得できますが、
そうでないのであればもっと簡単にわかりやすく説明することはできます。
グラフや退屈な数式を多様したことにより「何か難しいこと」を説明しているように感じてしまいます。
章末の課題に他の書物を参照するように書かれていますが、
それらの書物から上手く引用して説明するのが入門書の役割なので、入門書としても不完全です。
本書を読むことで農業経済の基礎を知ることはできますが、
農業経済の基礎を知りたいのであれば農業高校で使用している教科書(Amazonでも購入可能)と、インターネットで関連省庁の情報を閲覧することをお薦めします。
ただ、経済学を学んでいて農業経済学を「軽くかじる」程度であれば本書だけで十分だと思います。
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農業経済学 第3版 (岩波テキストブックス) 単行本 – 2008/9/19
荏開津 典生
(著)
- ISBN-104000289020
- ISBN-13978-4000289023
- 版第3
- 出版社岩波書店
- 発売日2008/9/19
- 言語日本語
- 本の長さ236ページ
登録情報
- 出版社 : 岩波書店; 第3版 (2008/9/19)
- 発売日 : 2008/9/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4000289020
- ISBN-13 : 978-4000289023
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