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シロアリ――女王様、その手がありましたか! (岩波科学ライブラリー 〈生きもの〉) 単行本(ソフトカバー) – 2013/2/7

4.6 5つ星のうち4.6 103個の評価

ここにはもうひとつの世界がある――シロアリの地下帝国に魅入られた少年は、長じてその繁栄の謎に挑む。同性カップルで子づくり? 水中で一週間!? 次々と明らかになる仰天の生態。そして体力と知力を尽くしてつきとめた、したたかな女王の「奥の手」とは……。〈かわいすぎる〉イラストとともに送る、ため息の出るような自然の驚異。〔カラー版〕
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2013/2/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/2/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 128ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000296027
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000296021
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 103個の評価

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松浦 健二
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シロアリの生態が易しい語り口で書かれていて、理科好きな子供から楽しめる内容になっています。科学好きな大人が読んでもむむっと膝打つ面白さが詰まっています。写真も全て綺麗で、著者のテクニックの高さとこだわりが伺えます。読後、誰かに「シロアリってね…」とうんちくを語りたくなるような本です。
最後の3行が泣けました。「人は優しい。自然は厳しい。」こんな教えを受けた著者だからこそ、こんなに愛の溢れる本が書けるのだと思います。全編通して、自然への謙虚さ、人への感謝が伝わってくる科学読本でした。科学の本はこうあって欲しい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家の大敵シロアリ。まず守るには、敵を知らなければと思い購入しました。
結論から言うと家を守るための方法、手段はでてきません。が、

シロアリ、奧が深いです。今まで害虫のイメージしかなかったですが、生物としてこんなに面白いヤツだったとは...夢中になって読んでしまいました。
良書です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年3月12日に日本でレビュー済み
著者は、シロアリを生態学の側面から研究している人物。いま分かりつつ最先端を紹介してくれた一冊だ。
 アリとシロアリは似たようなものだと思っているひとが多いかもしれない。どちらかというと、アリの生活については、よく知られているのではないか。しかし、真社会性昆虫といっても、シロアリの社会がアリとはまったく異なることに驚かされる。女王やワーカーたちの役割や発生過程も違うし、用いている化学物質も異なる。なんでこんなものを使うようになったのか、とても不思議だ。
 しかも、そういったことが現在進行形の研究というかたちで語られていくから、ワクワクさせられる。
 多数の図や写真入り。
 シロアリなんか気持ち悪い、と食わず嫌いのひとも、ぜひ挑戦してみてほしい。
2018年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シロアリがこんなに面白いとは思いませんでしたよ。
シロアリの驚きの生態と、科学的知見の発見の数々がスリリングに描かれている。
理系ではあるが、研究とは無縁の素人の私に面白く読ませる筆力が素晴らしい!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あっと驚く、面白い世界。シロアリってすごい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 岩波科学ライブラリーはこれまでもさまざまなマイナー生物の本を出してきた(クマムシ、フジツボ、ヒドラなどなど)。そこに新たに加わったシロアリの本である。シロアリといえばハエ、ゴキブリに続くぐらいの害虫の代表である。そんなものの本を読んでなにがおもしろいのか。

 これがおもしろいのだ。

 そもそもシロアリは成員のほとんどが、幼虫なのだ。幼虫だから、あのように白く弱々しい体であり、紫外線に弱く陽の光の下ではすぐに死んでしまう。いわばネオテニー社会(用語としては正しくないけど)だ。これが同じ真社会性生物であるアリとは決定的に違う。
 幼虫はいずれ成虫になる。成虫は羽アリとなって巣を飛び出し、配偶者を見つけて、新たな巣を作る。その過程はアリとよく似ているが、その生存戦略はまったく異なる。アリは一度の交尾で女王は一生分の精子を蓄え、あとは巣の中でただひたすら卵を生み続ける機械となる。だが、本書の研究テーマであるヤマトシロアリはまったく違う。王アリがいて、何百匹という女王アリたちがハーレムを形成するのだ。しかもその女王アリは初代女王アリが単為生殖をおこなって作りだした、自分の分身たちである。
 しかも、分身たちは完全なクローンではなく、遺伝子が微妙に違っている!
 これによってシロアリは遺伝子の多様性を確保し、産み増えつづけ、ひたすら朽ちた木を食べ、それを土に還元する大きな環境の流れに寄与しつづけるのである。

 他にもシロアリは水中でも数日間なら生きていけるとか、シロアリの巣独特のカビがあるとか、まさにシロアリワールドの驚異に満ちている。

 また文章も平易であり、イラストや写真も多数挿入されているので、とても読みやすいシロアリ入門書といえよう。
 
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人から聞いてすぐ注文いたしました。何度も何度も読み返し好きな書物の一つになりました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
固定レイアウトの方が見やすいです。
紙の本と同じレイアウトで読みたいです。