「食べちゃいたいほどかわいい」の裏に潜む、食と性の関係とは?
食べることは、〈他者〉を受け入れること。口を介して、世界のカケラに触れること。
魅力的で刺激的。
断言調でないからこそ、読み手にも自由で広がりのある視座を与えてくれる壮大な論考です。
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性食考 単行本 – 2017/7/26
赤坂 憲雄
(著)
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「食べちゃいたいほど、可愛い。」このあられもない愛の言葉は、〈内なる野生〉の呼び声なのか。食べる/交わる/殺すことに埋もれた不可思議な繋がりとは何なのか。近代を超え、いのちの根源との遭遇をめざす、しなやかにして大胆な知の試み。神話や物語、祭りや儀礼等を読み解き、学問分野を越境してめぐる、魅惑的な思索の旅。
- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2017/7/26
- 寸法12.9 x 3.1 x 18.8 cm
- ISBN-104000612077
- ISBN-13978-4000612074
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商品の説明
著者について
赤坂憲雄(あかさか のりお)
民俗学・日本文化論。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学教授として東北文化研究センターを設立し、『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞受賞、同書で芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞.『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』(岩波新書)など著書多数。
民俗学・日本文化論。学習院大学教授。福島県立博物館館長。東京大学文学部卒業。東北芸術工科大学教授として東北文化研究センターを設立し、『東北学』を創刊。2007年『岡本太郎の見た日本』(岩波書店)でドゥマゴ文学賞受賞、同書で芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞.『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『東西/南北考』(岩波新書)など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2017/7/26)
- 発売日 : 2017/7/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4000612077
- ISBN-13 : 978-4000612074
- 寸法 : 12.9 x 3.1 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,424位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 64位社会と文化
- - 147位文化人類学・民俗学 (本)
- - 556位社会一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近AIが盛んかつ将来的な人間との関係の問題が叫ばれたりしています。個人的にAIに興味があり、未来において、果たしてAIのアンドロイドが欲望に抗えずに他のAIのアンドロイドから燃料を奪うようなことはあるのだろうか?機械的、数学的、統計学的なデータベースからの効率を考慮した上での行動ではなく、人間のような不条理な欲望そのものを得ることは可能なのだろうか?という点に関心があり、参考にと手に取りました。誰でもどうしようもない飢えを満たすためなら誰かから奪う、という選択肢が沸き上がると思います。それに打ち勝って飢えて死ぬか、負けて暴力をふるうかはその人次第だと思いますが、果たしてAがはそのような葛藤を覚える日が来るのだろうか?というような話です。それなら、まず人間の欲望を学ぶ必要があると思い読ませていただきました。面白かったです。この「面白かったです。」という書き込み自体も私の理性だけではなく私が持つ欲望が含まれているはずです。精神的アプローチの人類学は基本的に答えの出ない分野だと思います。だって私はあなたの事を完璧に理解することなんで出来ないし、それが古代の人の誰かの心であったなら答えなんて出ないでしょう。この人はこのように考えるんだな、という捉え方をするべき世界だと思っています。色々な人のアプローチを知って自分なりに考察できるからこそ面白い分野だと思います。参考になりました。
2017年8月24日に日本でレビュー済み
本屋に行ったとき、この本がなぜ本屋の文芸・小説コーナーに置かれているのか、疑問に思った。
赤坂憲雄の本は、たいてい「民俗学」コーナーなど、本屋の隅っこに置かれているからだ。
その答えは本書を読んでわかった。
この本が「性・食・暴力」にかかわるエッセイだからだ。しかも読書感想文に近いエッセイだ。
そして、表題では述べられていないが「差別や生贄(供儀)・タブー」にかかわるエッセイ集でもある。
本書では、様々な「食と性と暴力」にかかわる論考を紹介している。
しかし結局のところ「(人の外と内の)野生に目を向けることは重要である」「食と性と暴力の根っこは一緒である」以上のことは言っていない。
最初の1〜3章では、それを納得させられるような、野生についての考察と、食と性と暴力の根っこについての考察が、昔話や民話などを用いて行われる。この部分は結構読み応えがあって面白い。
しかし、続く4〜8章では散漫で読みにくい。その理由は、「性・食・暴力」に関する過去の文献の引用が多く(日本神話や、サルトルやフロイト、山内 昶など非常に多い)
しかも著者がそれをあまり消化せずエッセイに盛り込んでいるためだ。それに加え、話がいろんなところに脱線する。
一例として、
5章では下記の二つの話を結びつけている。
「真核単細胞生物はクローンで増えているため死がない→多細胞生物はクローンで増えず死があるため、性を用いて子孫を残す」
「日本神話では、イザナキ・イザナミの結婚が、イザナミの出産時の死をもたらした」
そしてこの結びつきを「この話とこの話って似てるよね。やっぱ性と死は同時に生まれたんだ」という読書感想文レベルの考察で結びつけている。
しかもその結びつきの間に、いきなり「生命を育んだ海とか泥って偉大だよねー」みたいな話を引用混じりで長々と挿入するので、非常に読みにくい。
また、本書の特徴として、「差別や生贄(供儀)・タブー」と絡めた話が非常に多い。それも読みにくい原因の一つになっている。
例えば、4章の「性や食ってタブーになりがちだよね」という話から始まって、6章や7章でも、性と食、生贄とタブーに関する話が盛り込まれている。
内容自体は面白いが(とくに、著者の過去作である「異人論序説」や「排除の現象学」との関連もあって面白いが)、食と性に関する考察としては、
いきなり話の軸がずれるのはいかがなものかと思う。
繰り返しになるが、残念なのは、個々の面白いアイディアや興味深い引用はあるが、それらのまとめ上げ方が散漫になっている点だ。
とくに、後半になるにつれて著者の考察が引用に負けている感じすらある。
しかし、エッセイ集と思って読めば面白い。
ただ、タイトルは「性食考」ではなく、「性・食・タブー考」くらいにしておくべきだったと思う。
また、著者も述べているように、「性と食と暴力」を正面切って論じた考察はほとんどないため、そのチャレンジの一つとして評価されるべきだと思う。
今後のこの分野の進展に期待して、星五個とした。
追記:
著者はレヴィ=ストロースの論をよく引用しているが、著者の勉強不足が目立つ。小田亮など、きちんとしたレヴィ=ストロースの研究者の言うことと、食い違っている部分が多かった。
赤坂憲雄の本は、たいてい「民俗学」コーナーなど、本屋の隅っこに置かれているからだ。
その答えは本書を読んでわかった。
この本が「性・食・暴力」にかかわるエッセイだからだ。しかも読書感想文に近いエッセイだ。
そして、表題では述べられていないが「差別や生贄(供儀)・タブー」にかかわるエッセイ集でもある。
本書では、様々な「食と性と暴力」にかかわる論考を紹介している。
しかし結局のところ「(人の外と内の)野生に目を向けることは重要である」「食と性と暴力の根っこは一緒である」以上のことは言っていない。
最初の1〜3章では、それを納得させられるような、野生についての考察と、食と性と暴力の根っこについての考察が、昔話や民話などを用いて行われる。この部分は結構読み応えがあって面白い。
しかし、続く4〜8章では散漫で読みにくい。その理由は、「性・食・暴力」に関する過去の文献の引用が多く(日本神話や、サルトルやフロイト、山内 昶など非常に多い)
しかも著者がそれをあまり消化せずエッセイに盛り込んでいるためだ。それに加え、話がいろんなところに脱線する。
一例として、
5章では下記の二つの話を結びつけている。
「真核単細胞生物はクローンで増えているため死がない→多細胞生物はクローンで増えず死があるため、性を用いて子孫を残す」
「日本神話では、イザナキ・イザナミの結婚が、イザナミの出産時の死をもたらした」
そしてこの結びつきを「この話とこの話って似てるよね。やっぱ性と死は同時に生まれたんだ」という読書感想文レベルの考察で結びつけている。
しかもその結びつきの間に、いきなり「生命を育んだ海とか泥って偉大だよねー」みたいな話を引用混じりで長々と挿入するので、非常に読みにくい。
また、本書の特徴として、「差別や生贄(供儀)・タブー」と絡めた話が非常に多い。それも読みにくい原因の一つになっている。
例えば、4章の「性や食ってタブーになりがちだよね」という話から始まって、6章や7章でも、性と食、生贄とタブーに関する話が盛り込まれている。
内容自体は面白いが(とくに、著者の過去作である「異人論序説」や「排除の現象学」との関連もあって面白いが)、食と性に関する考察としては、
いきなり話の軸がずれるのはいかがなものかと思う。
繰り返しになるが、残念なのは、個々の面白いアイディアや興味深い引用はあるが、それらのまとめ上げ方が散漫になっている点だ。
とくに、後半になるにつれて著者の考察が引用に負けている感じすらある。
しかし、エッセイ集と思って読めば面白い。
ただ、タイトルは「性食考」ではなく、「性・食・タブー考」くらいにしておくべきだったと思う。
また、著者も述べているように、「性と食と暴力」を正面切って論じた考察はほとんどないため、そのチャレンジの一つとして評価されるべきだと思う。
今後のこの分野の進展に期待して、星五個とした。
追記:
著者はレヴィ=ストロースの論をよく引用しているが、著者の勉強不足が目立つ。小田亮など、きちんとしたレヴィ=ストロースの研究者の言うことと、食い違っている部分が多かった。
2018年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友達のおすすめなんで買ってきました。
内容としては興味深いものばかりですね(思わず 考えすぎだろうっていうところも結構あるけど)
まだ半分しか読んでないけど続けると思います〜
内容としては興味深いものばかりですね(思わず 考えすぎだろうっていうところも結構あるけど)
まだ半分しか読んでないけど続けると思います〜
2019年11月7日に日本でレビュー済み
性と食と暴力は同根だ!という考察を深める材料を、繰り返し説いているのが本書である。
内容は興味深くも、やや冗長で読みづらく、整理して要約版を出せばもっと多く の人に読まれるかもしれない。今後の研究の礎として有用。一般人向けではなく、研究者向け。
内容は興味深くも、やや冗長で読みづらく、整理して要約版を出せばもっと多く の人に読まれるかもしれない。今後の研究の礎として有用。一般人向けではなく、研究者向け。
2017年10月2日に日本でレビュー済み
赤坂さんは、2011年以降、「東北学」の人、として知った人ですが、その前には境界についての著作も出されていた、と今回の発刊を機とした書店のブックフェアなどで知りました。「岩波」のサイトに連載されていたとき何回か読んでいました。異類婚姻譚は、関心のある領域でもあり、面白く読みましたが、まとまった感想を書くためには再読が必要そうです。