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アリストテレス全集4─天体論・生成消滅論 単行本 – 1968/8/1

2.7 5つ星のうち2.7 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1968/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1968/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 446ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000912844
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000912846
  • カスタマーレビュー:
    2.7 5つ星のうち2.7 2個の評価

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アリストテレス
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年2月19日に日本でレビュー済み
『それでは、或るものは明らかに円環的な生成をしてゐるのに(例へば雨と空気はこのやうに生成してゐるので在って、雲が生ずることになれば、最終的に雨が降るし。雨降るべきであれば雲がまたなければならない)。しかるに人間や動物の場合は、それ自身にめぐり還って再び同一のものが生ずるといふことがない。何故なら父親が生じたからと云って子供が生ずる必然性はないが、しかし子供が生まれるべきであるなら、父親が生じてゐることは必然的。この関係は円環的ではないが直線的に思はれるのは一体どのやうな理由によるのであらうか?
改めてこの新しい問題を探求するに当たり、その出発点となるのは次の問ひである。すなはち、果たして一切のものが同じやうな仕方でそれ自身にめぐり還るのであるか、それとも凡ての場合に同一の仕方であるのではなくて、或るものは数的な意味(arithmo)でもとに巡り還るが、或るものはただ種的・形相的
な意味で(eidei)回帰するに過ぎないのか。それの実体が運動しては居ても不滅であるやうなものは、種的な意味でさうであるのは勿論のこと。数的な意味でも同一なものとして生じて来るだらう。何故なら運動の性質は運動してるその実体に対応して決まるから。しかしその実体が不滅ではなくて消滅するやうなものは、それ自身巡り還ると言っても、それ数的な意味ではなく種的な意味でさうなのでなければならぬ。これらのものも数的な意味で同一なものに立ち返るのだとしても、このことは、エンペドクレスのやうなその実体が生成はするが、しかしあらぬことも可能な性質のものであるものどもについては当てはまらない
アルクマイオンの説では『人間が消滅してしまふのは始めを終りに結合することが出来ないため』。
同一個体は再生するのではなく、同一の種、或いは形相が生じたといふことに過ぎない。
生成消滅論3巻11章)
ギリシア語の引用で説明しているのが殆どで原文が手許にないと分かりにくい。
天体論の方が古代人の発想が分かり面白さうだ。
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