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アリストテレス全集 7 単行本 – 1968/6/1
- 本の長さ427ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1968/6/1
- ISBN-104000912879
- ISBN-13978-4000912877
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1968/6/1)
- 発売日 : 1968/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 427ページ
- ISBN-10 : 4000912879
- ISBN-13 : 978-4000912877
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,505,165位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 738位古代・中世・ルネサンスの思想
- - 2,897位西洋哲学入門
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月26日に日本でレビュー済み
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古代ギリシャの当時の哲学は、語る者により色々な見方があるのがわかる。「天体論」も同様だが、この「動物誌」はアリストテレスの哲学(知の愛し方)の基盤の一端を見る事のできる貴重な一編だと思う。イオニア流の「自然を観察しそのあり方を知ろうとする」姿勢は「形而上学」にも繋がるものだ。
2023年1月8日に日本でレビュー済み
ニホンウナギの産卵場所が確認されたのは21世紀になってからのことであり、ヨーロッパウナギの産卵場所はまだ調査中らしい。ウナギの産卵が確認できないという事実のために「ウナギは自然発生する」というアリストテレスの珍説が生まれた。ウナギは子を産まないし、卵もうまないとすれば、ウナギは自然発生するしかないではないか。「泥や湿った土」から生じるミミズこそウナギだというのだ。生物が自然発生することはないと証明された現代においては、あり得ない主張だが、古代ギリシアにおいては、「子供を産む」「卵を産む」という他の可能性がすべて否定された以上、どれほど信じがたいとしても、残ったものが真実でなくてはならない。まるでシャーロック・ホームズを想起させるような科学的思考がアリストテレスの珍説の背後に隠れている。
2005年7月27日に日本でレビュー済み
近代科学はアリストレスを超克することを初期の課題とした。これは決して簡単ではなかった。アリストテレスはそれほどに凄いのである。しかし既に彼は克服された。だから今日の学生は彼のいうことをそのまま鵜呑みにしてはいけない。だが、私は今こそ本書を読むべきだと思う。彼の学説には今日的には嘘が多い。嘘は例えば目的論的説明を施そうとしたときに多くなる。生物学では目的論的説明は、今日でも多くの人を引きつける。ギリシア時代にあってこれほど多くのことを正確に記載したアリストテレスほどの学者をして、目的論の罠にはまるとこのような誤謬を犯してしまうということは、今こそ肝に銘じておかないといけない教訓であろう。岩波には動物発生学とかも文庫にして欲しい。