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第九軍団のワシ (岩波の愛蔵版 29) ペーパーバック – 1972/7/10

4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価

ローマ軍団の百人隊長マーカスは,ブリトン人との戦闘で戦車の下じきになり,栄光あるローマ軍人としての生涯を断念した.傷心のマーカスは,行方不明の軍団の象徴〈ワシ〉を求めて旅に出る.
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1972/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1972/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 379ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4001108291
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4001108293
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 35個の評価

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ローズマリ・サトクリフ
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月9日に日本でレビュー済み
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サトクリフの『ともしびをかかげて』に感動し、こちらも購入。大昔のお話なのに目の前に情景が現れて登場人物とともに冒険し、苦しみ、ハラハラドキドキ。 信頼すること、思い切ること、自分の使命を果たすこと。生きていく勇気を感じます。足が不自由であまり外を駆け回ることもなかった(であろう)作者の作家としての力量に驚きます。
2021年3月7日に日本でレビュー済み
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ハドリアヌスの長城築城以後のブリタニアの衰退期という史実を背景に、架空のローマ軍人、アクイラ一族の数百年に亘る苦難と戦いを描いたシリーズ作。

興味深いのは、初代アクイラから徐々に主人公の視点がブリテン寄りになっていき、「ともしび」では、完全に自身をブリトン人と意識していること。
当たり前と言えば当たり前であるが、ケルト人はnativeの蛮族として、サクソン族は外来の侵略者として描かれており、アングロサクソンの末裔でもあるイギリス人、とりわけアングロサクソンの本拠地であるイングランド出身のサトクリフであっても、ローマ人が土着化して生まれたブリトン人の末裔であることを意識し、誇りに感じていたフシが窺われる。

全くの見当違いかもしれないが、これはウェールズ人やスコットランド人に対して、現代のイングランド人の多くが、心のどこかで優越性を感じている理由の一つになっているような気がする。要は自分たちは、単なる蛮族の末裔ではなく、ローマ・ギリシア文化の正統を継ぐ者たちであると。

それはともかくとして、これら3部作は、ややご都合主義的な偶然の出会いが多すぎるところを除けば、ブリタニア時代のイギリスの在り様が、非常にリアルに(見てきたかのように)描かれている点が優れているし、優れた児童小説の条件である(むしろ児童小説の前提かもしれないが)様々な冒険や事件、試練を通じての主人公の成長が良く描かれており、サトクリフが20世紀イギリスを代表する児童作家との評価を得ていることも納得である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月28日に日本でレビュー済み
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子供がSFを読みたいというので、名作として評価の高い作品を選びました。
とても面白いようで、購入して良かったと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年2月11日に日本でレビュー済み
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少年文庫ですが、ローマ帝国支配下のブリテンを緻密な調査、正確な風景描写、人物描写で書いている。登場人物が文化の違いを超えて、理解を深める過程を丁寧に描いていて現在の世界にも通じてほしいと感じさせる。ローマ帝国と辺境の地に関心のある者にはとても分かりやすい本でした。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年12月8日に日本でレビュー済み
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だらだら文章が続き、面白くなかった。訳が悪いのか、原作が悪いのか。映画の方が良いと思うのは初めての経験である。
2010年1月30日に日本でレビュー済み
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紀元117年頃、ローマのヒスパナ軍団が北に向けて進軍し、
その後霧の中に消えるように消息を絶った、という事件は実際にあったことで史実なのだそう。

まず四千人以上もの軍団が消えたというのが不思議で、
事件の真相が語られるシーンは特に興味深く読みました。

またローマンブリテン時代の知識がなくとも、
読み終わるころにはこの時代のブリテンの事が分かる(と思ってしまう)くらいに
風俗や習慣がリアルに分かりやすく描かれています。
ローマの支配が及ばない防壁の北側と、
支配はされているが完全にはローマ化してない南側、
時々出没して民衆の蜂起を煽るドルイド僧……など、この時代のブリテンの情勢も読むうちに分かります。
北の氏族が敵ではあっても悪者ではない所も良いです。

2011年に映画が公開されるそうで、ちょっと楽しみです。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月18日に日本でレビュー済み
新任の百人隊長であるマーカス・フラビウス・アクイラは、ローマ軍人としての経歴を始めるにあたり、やはり軍人であった亡き父親が没したブリトンの地を選んだ。
ハドリアヌスの壁以北のバレンシア州やカレドニア州はローマの支配を退けていたが、マーカスと彼の部下が駐屯する南方は概ね住民達のローマ化に成功していた。
平穏な日々が続く中、マーカスが地元のブリトン人とも親交を暖めるようになった折、その襲撃は起こった。
ドルイド僧によって扇動された町の住民たちが、マーカス達の砦に狂信的な攻撃を仕掛けてきたのだ。
この島特有の雨がちな天候の隙をついて上げた狼煙に気付いて駆けつけた援軍の助けを得て、叛乱を鎮圧することは出来たものの、部下を救うために戦車に立ち向かったマーカスは足に大きな痛手を負い、赴任後1年と立たずに軍人としての経歴を終わらせることになってしまった。
ブリトンの南部、カレバ・アレバートゥムに暮らす退役軍人アクイラ叔父の元に身を寄せたマーカスは、叔父の友人である第六軍団総司令官クローディウスから意外な話を聞かされる。
彼の父が指揮していた第九軍団の象徴である<ワシ>が、北方の地で目撃されたというのだ。
第九軍団は北方の遠征に赴いたまま戻らず、壊滅したものと思われていたが、<ワシ>が見つかれば彼らの、更には自分の父親の消息をしることが出来るかも知れない。
そう考えたマーカスは、解放奴隷のブリトン人エスカと共に、危険な探索の旅に出発するのだが・・・

2世紀初頭、ブリテン島北部に向けて遠征の途についた第九軍団は、4千人もの兵員を擁していたにも関わらず丸ごと消息を絶ってしまったという。
更に20世紀になって、その軍団の象徴であった<ワシ>が、彼らが駐屯していた中部でも、失踪した北部でもなく、南部のシルチェスター(旧カレバ・アレバートゥム)で羽の部分が欠落した状態で発掘された。
この歴史的なミステリーを解く一つの答えとして、一人のローマ人青年を主人公とした探求の物語が展開されていく。
ストーリーそのものは架空であるが、歴史的な背景や史書に遺る古代の文化・風俗はとてもリアルで、更にローマ人、ローマ化した南部ブリトン人、ローマ化を拒んだ北部のブリトン人それぞれの心情に深く思いをはせて造形された登場人物達が実に活き活きと描かれているのが特徴で、惹き込まれずにはいられなかった。
主人公マーカスと彼が開放するブリトン人奴隷エスカとの間の絆は、物語の中で重要な役割を果たしている。
子供の頃から当たり前のように奴隷を使役していたであろうマーカスが、奴隷であるエスカに対して特別の友情を感じ、開放という異例の行いをするのはローマ人らしからぬという印象があるが、剣闘に敗北したエスカを救おうと、大多数の観衆が親指を下に向ける中、一人必至に親指を立て続ける姿は感動的だ。
エピローグとして描かれている口笛を吹くエスカの様子一つを取っても、この物語が単に歴史の隙間を想像で補っただけではなく、現代にも通じるメッセージ性を持っていることが判る。
多く登場するローマの軍人達の気質は、おそらく海軍軍人であった著者の父親から得たものと思われ、足に不自由を囲う主人公マーカスの不屈さは自身を重ねたものだろう。
歴史に関する知識のみならず、著者の全てをぶつけた渾身の力作と言える。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年12月14日に日本でレビュー済み
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私がもっとも好きな作家である上橋菜穂子が
「天と地の守り人」の第三部の終わりに載っていた鼎談で
影響を受けた作家としてサトクリフの名前を挙げていたので、
サトクリフの代表作の1つである本書を手に取った。

長い。世界がきっちりと描かれているが、それだけの作品だった。

ローマ軍団の百人隊長のマーカスは、足を負傷して軍を退いた。
親友のエスカとともに、
突如として消えた父の軍団である第九軍団の謎を解き、
第九軍団の象徴だった<ワシ>を探す旅の話だ。

しかし、旅に出るまで200ページもかかる!
<ワシ>をめぐる攻防は楽しいが、300ページからだ!!

とても忍耐力を要する作品で、
当然断然、上橋作品の方が面白かった。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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