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まぼろしの白馬 (岩波少年文庫 142) 単行本 – 2007/1/16

4.3 5つ星のうち4.3 9個の評価
すべての形式と版を表示
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  1. 本の長さ
    330ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    岩波書店
  4. 発売日
    2007/1/16
  5. ISBN-10
    4001141426
  6. ISBN-13
    978-4001141429
  7. すべての詳細を表示
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2007/1/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/1/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 330ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4001141426
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4001141429
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 9個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

ブルーベリー
5つ星のうち5.0 読みたかった！
2023年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のサイトを見ると手を出せない価格でしたが、手を伸ばせる価格設定でしたので有り難かったです。
久々に読んで楽しい時間を過ごさせていただきました
役に立った
 レポート
Aya
5つ星のうち5.0 ファンタジー好き！
2022年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説を実写化した映画をみて
小説を読んでみたくて購入しました！
小説もとても面白く、ファンタジー系が好きな人は好きだと甘います！
役に立った
 レポート
Amazon カスタマー
5つ星のうち1.0 普通の客
2017年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一部のページに濡れた痕跡があり、これが「良い」だとは少し甘すぎる気がします。検品の上、きちんとしたコメントをお願いします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
くまきち
5つ星のうち5.0 きらめく夢と詩情を少女に
2008年11月23日に日本でレビュー済み
Puffinのペーパーバックを購入しました。大変残念ながら挿絵がありませんが、翻訳で省略された細かな情景描写を楽しめます。
むしろ物語が進むにつれてますます鮮やかになる情景描写がこの作品を盛り上げていることがよくわかりました。

フランス革命から20年後の英国...孤児となったマリア・メリウェザーは、本家のメリウェザー卿の元へ引き取られる。快活で愉快な卿、かわいらしい塔の小部屋、すばらしい食事、そして目に見えぬ護り手。しかし領地の外れでは、黒衣の荒くれ男たちが盗みや密猟を繰り返しているという。マリアは先祖の罪をつぐない、領地に平和を取り戻すことができるのか？
万華鏡をのぞくときのように、繰り返し繰り返し、いかにも女の子があこがれそうな、美しい愛らしい光景が展開していく物語です。（「くるみ割り人形」に似ているかも）ただしそこに、感情の行き違いや不幸な運命、必要悪といった陰影が添えられて、単なる夢物語におわらない深みがあるように思われます。

魔法の力といった超自然的な要素を、出来る限り切り詰めて書き、ただ「白い馬」の神秘性ばかりを際立たせる書き方もすばらしいです。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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waka
5つ星のうち4.0 神秘的でロマンティック
2012年3月20日に日本でレビュー済み
　1970年頃、小学校高学年の時、学校の図書室から借りて読みました。大変面白かったので買おうとしたところ、どこの本屋にもなく、小学校を卒業してから読む機会を失ってしまいました。その後、図書館で探しても見つからず、もう二度と読むことはできないのかとあきらめかけていた1997年、岩波少年文庫から出た事を知り、大型書店にとんで行きました。四半世紀ぶりに手にした喜びで、丸二日読みふけりました。
　19世紀半ばのイギリス。親を亡くした13歳の貧乏貴族の娘マリアは、裕福な親戚の館に引き取られます。出だしはミステリー風で、張り巡らされた伏線にわくわくし、次に館の素晴しさや景観の美しさにひきつけられます。そんななか、マリアは先祖の罪で平和そうな村に揉め事があることを知り、自分がそれを解決するために選ばれた人間だと気づきます。マリアは大変利発な少女で、自分の使命を自覚し、勇気を持って行動します。
　景観の美しさがこの物語を引き立てます。羊がまどろむゆるやかな丘陵地帯に、遠くに見える松林と青い海…。最後、松林に現れた数百頭の馬の群れはそれは神秘的でした。
　お膳立てが整いすぎている（ロビンやロルフやザカライア）、偶然が過ぎる（家庭教師と牧師の関係）など、気になる点が幾つかありますが、何度でも読みたくなる神秘的でロマンティックで美しい物語です。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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カナブンとスズメ
5つ星のうち4.0 さりげない神秘性
2007年3月25日に日本でレビュー済み
マリアは両親を亡くし、遠い親戚のもとに引き取られることになります。

その地でレディとしての振舞い方を身につけ、さらに先祖の罪を償うなどマリアの成長が描かれています。

本書は、魔法や化物などは露骨には出てきません。

登場するのは、白馬を除けば、どこにでもいる動物たちです。

しかし、普段見慣れた光景のはずが、どこか神秘的なものがさりげなくまぶしてあり、

エリザベス女史の巧みな筆さばきに感嘆しました。

ただ、後半になると話が急展開に進んでおり、多少乱暴なフィナーレとなっていたのが惜しかったです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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