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わたしたちの島で (岩波少年文庫) 単行本(ソフトカバー) – 2014/5/17
アストリッド・リンドグレーン
(著),
尾崎 義
(翻訳)
バルト海に浮かぶウミガラス島に、メルケルソン一家がやってきた。子どもみたいな父親と、4人の子どもたちは、海辺の遊びや動物に大はしゃぎ。まるまるとして元気な島の女の子チョルベンと、その忠実な犬の水夫さんともすぐに仲良くなる。生き物の命の輝き、人々の心のあたたかさが鮮やかな印象を残す1冊。
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2014/5/17
- 寸法12 x 2.2 x 17.2 cm
- ISBN-104001142228
- ISBN-13978-4001142228
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2014/5/17)
- 発売日 : 2014/5/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 480ページ
- ISBN-10 : 4001142228
- ISBN-13 : 978-4001142228
- 寸法 : 12 x 2.2 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 772,500位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 591位岩波少年文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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アストリッド・リンドグレーンは1907年に生まれ、スウェーデン南部の農場で育ちました。1944年、児童書の新人賞を獲得した『ブリット‐マリはただいま幸せ』で作家デビュー、1945年に『長くつ下のピッピ』を発表して、一躍人気作家になりました。生涯に34冊の児童文学と41冊の絵本を出版し、発行部数は総計1億7千万部に達し、100以上の言語に翻訳されています。リンドグレーンは2002年に惜しまれながら亡くなりました。
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
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10グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リンドグレーンの本はいつもとても満足感を得られます。自然を愛し、地に足を付けて生きている幸せを感じさせられます。ホントに生活しているという生きていくってどういうことかを考えさせられます。とても愉快で満足、満ち足りた気持ちになります。
2020年4月8日に日本でレビュー済み
こんなに楽しくっていいのかしら?と思うほど読んでいて楽しい本でした。
季節の移ろいやそこに住む人々の様々な日常。
天真爛漫な子供たち。そして愉快なメルケル。
夜寝る前に読んでいたのですが早く続きが読みたくて夜が待ち遠しいほどでした。
映画を観てから読んだので勝手に色々イメージを当てはめて楽しめました。
ことにスチーナは。
季節の移ろいやそこに住む人々の様々な日常。
天真爛漫な子供たち。そして愉快なメルケル。
夜寝る前に読んでいたのですが早く続きが読みたくて夜が待ち遠しいほどでした。
映画を観てから読んだので勝手に色々イメージを当てはめて楽しめました。
ことにスチーナは。
2016年2月9日に日本でレビュー済み
小さいころ読んだリンドグレーン。
あらためて読み返す機会を得た。
なんて魅力的なんだろう。
ただただ、その空間と時間を共有できる幸せを、読者として楽しんだ。
海ガラス島での一つ一つ、1人1人生き生きとしていて、私も島にいて、メルケル一家と一緒にスニッケル荘に住んでいる気分で懐かしくうれしい時間だった。
昔、親しんだ本は、やっぱりいいものだ。
他の本も読みかえそうと思っている。
あらためて読み返す機会を得た。
なんて魅力的なんだろう。
ただただ、その空間と時間を共有できる幸せを、読者として楽しんだ。
海ガラス島での一つ一つ、1人1人生き生きとしていて、私も島にいて、メルケル一家と一緒にスニッケル荘に住んでいる気分で懐かしくうれしい時間だった。
昔、親しんだ本は、やっぱりいいものだ。
他の本も読みかえそうと思っている。
2005年3月29日に日本でレビュー済み
スウェーデンでは、夏に避暑地に行くのは珍しいことではなく、流行作家とは言いがたいメルケルでも、家族を避暑地に連れて行くことは可能。それで選んだのはウミガラス島―青い海に囲まれた小さな島。島の名前が気に入って借りたので、借りる家については見たこともない。「非常識」って思う人がいるかもしれないけど、それがこのメルケルって男なのだ。子供のようにお天気やで、のんきで、そして愛すべき人。
その横で、メルケルの考えのなさに密かにため息をついてるのは、長女のマーリン。マーリンはメルケル家で大切な人だ。小さな弟たちの世話をするのは―マーリン、メルケルの世話を出来るのは―マーリン、料理するのは―マーリン、そう母親を亡くしているこの家では、マーリンがいないと動かないのだ。その上、金髪でかわいらしくて優しいときてる。みんなが大好きなのも不思議じゃない。
ユーハンと二クラスは腕白盛りの男の子だ。もう島での冒険を考えてうずうずしてる。
一番下はペッレ。7歳になるペッレは生き物が大好きだ。動物・鳥・魚・昆虫、ありとあらゆる生物が彼にとってのかわいい動物なのだ。
こんな、メルケル一家を乗せて、船は島に着いた。彼らの過ごす家―スニッケル荘は、雨漏りするのは間違いなしの古い二階建てだった。その上その日は雨が降ってた。
だけど、マーリンは一目でその家を好きになったのだ。家だけじゃない、島そのものも好きになった。この島で幸せな夏が始まる。
家族構成はブリッドマリの話に似てます。やかまし村と同じく、スウェーデンでの四季と家族の話ですが、今回は魅力的なお隣さんまで出てきます。本文だけで401Pもある上に、児童書にしては文字も小さく、大人にとっても読み応えがあり、お得感があります。
大好きな話です、とても大好きな話です。まあ、リンドグレーンの話は大抵どれも好きなんですが、その中でもトップレベルに入ります。有名な話じゃないかもしれませんが、リンドグレーン好きなら絶対、絶対はずせない話です。本当大好きなんですよ。
その横で、メルケルの考えのなさに密かにため息をついてるのは、長女のマーリン。マーリンはメルケル家で大切な人だ。小さな弟たちの世話をするのは―マーリン、メルケルの世話を出来るのは―マーリン、料理するのは―マーリン、そう母親を亡くしているこの家では、マーリンがいないと動かないのだ。その上、金髪でかわいらしくて優しいときてる。みんなが大好きなのも不思議じゃない。
ユーハンと二クラスは腕白盛りの男の子だ。もう島での冒険を考えてうずうずしてる。
一番下はペッレ。7歳になるペッレは生き物が大好きだ。動物・鳥・魚・昆虫、ありとあらゆる生物が彼にとってのかわいい動物なのだ。
こんな、メルケル一家を乗せて、船は島に着いた。彼らの過ごす家―スニッケル荘は、雨漏りするのは間違いなしの古い二階建てだった。その上その日は雨が降ってた。
だけど、マーリンは一目でその家を好きになったのだ。家だけじゃない、島そのものも好きになった。この島で幸せな夏が始まる。
家族構成はブリッドマリの話に似てます。やかまし村と同じく、スウェーデンでの四季と家族の話ですが、今回は魅力的なお隣さんまで出てきます。本文だけで401Pもある上に、児童書にしては文字も小さく、大人にとっても読み応えがあり、お得感があります。
大好きな話です、とても大好きな話です。まあ、リンドグレーンの話は大抵どれも好きなんですが、その中でもトップレベルに入ります。有名な話じゃないかもしれませんが、リンドグレーン好きなら絶対、絶対はずせない話です。本当大好きなんですよ。
2014年6月13日に日本でレビュー済み
メルケルソン一家がウミガラス島へやって来ます。
父メルケルは作家で、母親がいない中、
娘のマーリンがユーハン、ニクラス、ペーレの3人の弟の面倒を見ています。
一家は島に暮らす女の子のチョルベンと犬の水夫さんなどの人たちと親しくなります。
霧でユーハンとニクラスが行方不明になったり、
メルケルがスズメバチに刺されたり、
マーリンの花婿候補が現れたり、
一家に退屈な暇などありません。
そんな中、一家が暮らすスニッケル荘の売却の話が出て、
騒然となり...。
海のかなたのスニッケル荘での日常をゆっくりと
ユーモアたっぷりに追っていきます。
子どもたちが苦境に立たされても
自分たちの力で問題を解くカギを見つけ出し、
幸せを手にする姿は、北欧の空気のように、
すがすがしいです。
父メルケルは作家で、母親がいない中、
娘のマーリンがユーハン、ニクラス、ペーレの3人の弟の面倒を見ています。
一家は島に暮らす女の子のチョルベンと犬の水夫さんなどの人たちと親しくなります。
霧でユーハンとニクラスが行方不明になったり、
メルケルがスズメバチに刺されたり、
マーリンの花婿候補が現れたり、
一家に退屈な暇などありません。
そんな中、一家が暮らすスニッケル荘の売却の話が出て、
騒然となり...。
海のかなたのスニッケル荘での日常をゆっくりと
ユーモアたっぷりに追っていきます。
子どもたちが苦境に立たされても
自分たちの力で問題を解くカギを見つけ出し、
幸せを手にする姿は、北欧の空気のように、
すがすがしいです。
2000年11月25日に日本でレビュー済み
リンドグレーンの作品には、冒険的な物語や、家族の生活のあたたかさを描いたもの、メルヘンチックなものと色々なスタイルのものがありますが、私はこの作品が一番好きです。ちょっとしたことの中にも生活の中の喜びを見出すことのできる人こそが真に幸せになれるのかな、と考えさせられる一冊です。