もう20年近く前、中学の頃に図書館で見つけて読んだと記憶しています。もっと大人向けの本も読めるようになった頃、あまり立ち寄る生徒もいない児童書の本棚で見つけました。多分新刊だったんですね。何故惹かれたのかわかりませんが。。読んでみて、こんな世界があったのかと、次々読んでみたくなりました。
何より著名な方の読書体験が良いですね。本が好きでしたから、戦争で本がなかったとか、読めなくてもどかしいとか、感じたことがなかった。そんな、本当にようやく良い児童書に巡り会えた時の感動を、一緒に体験した気になります。
いま、子供が産まれてもう1度児童書を読み返したり、もっと大きくなったらどれを勧めようかと思い、この本も読み返しています。
もう絶版だったなんて。残念。とても良い本です。是非今の子供から大人まで読んで欲しい本です。
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なつかしい本の記憶: 岩波少年文庫の50年 (岩波少年文庫 別冊) 単行本 – 2000/6/16
岩波書店編集部
(著)
ユニークなきょうだい対談(中川李枝子・山脇百合子,池内紀・池内了,岸田衿子・岸田今日子),斎藤惇夫講演「岩波少年文庫とわたし」ほか,雑誌のエッセイ等を収録.楽しい読書案内.
- 本の長さ249ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2000/6/16
- ISBN-10400114901X
- ISBN-13978-4001149012
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ユニークな三組のきょうだい対談(中川李枝子・山脇百合子、池内紀・池内了、岸田衿子・岸田今日子)、斎藤惇夫の講演、雑誌のエッセイ等を収録した、子どもと大人のための個性あふれる楽しい読書案内。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2000/6/16)
- 発売日 : 2000/6/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 249ページ
- ISBN-10 : 400114901X
- ISBN-13 : 978-4001149012
- Amazon 売れ筋ランキング: - 731,887位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しかし、昔中学の図書室で借りて読んだ本が何だったかを思い出だすことができた。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
まず、巻頭の3組の兄弟・姉妹の対談がいい。岸田衿子&今日子や中川李枝子・山脇百合子、池内紀・了といった魅力的な大人たちがこんな本を、こんな読み方をして育ってきたんだ、というのがよくわかる。そしてその記憶の細かさ、感性の鋭さに圧倒される。
話に出てきた本一冊ずつ、メモをとって読みたくなってしまうほど。
児童文学というのは読者の年齢対象を限ったものではなく、ひとつのジャンルなのだと思う。そして、それを愛する人たちが(年齢を問わず)こんなにいるんだということがうれしくなる。石井桃子さんの言葉「個人的になって恐縮だが、私は八十歳をこえ、いまだに子どもの本を大人の本と同時に心の御馳走として、たいくつを知らない。」には単に「老後の楽しみ」なんて言葉を越えた優雅さを感じる。年を経て読み次がれてきたものの凄さをわたしも老後までゆっくり時間をかけて味わいたい。
話に出てきた本一冊ずつ、メモをとって読みたくなってしまうほど。
児童文学というのは読者の年齢対象を限ったものではなく、ひとつのジャンルなのだと思う。そして、それを愛する人たちが(年齢を問わず)こんなにいるんだということがうれしくなる。石井桃子さんの言葉「個人的になって恐縮だが、私は八十歳をこえ、いまだに子どもの本を大人の本と同時に心の御馳走として、たいくつを知らない。」には単に「老後の楽しみ」なんて言葉を越えた優雅さを感じる。年を経て読み次がれてきたものの凄さをわたしも老後までゆっくり時間をかけて味わいたい。